ダロンアセモグルの作品一覧
「ダロンアセモグル」の「技術革新と不平等の1000年史」「国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ダロンアセモグル」の「技術革新と不平等の1000年史」「国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
自由と国家を国家の力と社会の力の均衡で説明しようとする試みの下巻。
上巻はより分かりやすいモデル。
過去の典型的な事例や、過去から引き継いでモデルが説明しやすい事例だったが、下巻はより複雑な状況について、モデルを適用して説明しようと試みる。
本書の半ばくらいまでは、政治経済に不具合が生じたまま解消に至らなかった事例を様々にモデルを使って説明するが、中盤以降は、回廊の外から回廊内に入り持続できている例(日本はこのモデルで説明された)や、社会福祉の観点から最も成功した北欧諸国がどうやってそれを成し遂げたかを説明している。
そして最後の例を引き合いに、現在の社会たちはこの後、何に気を付けて社会を構
Posted by ブクログ
ノーベル経済学賞を受賞した二人の著書。ギルガメッシュ問題が導入。強い国家がなければ、人は自由を得られない。強い国家と、これを不断に制限していく社会があってこその自由であり、その過程は狭い回廊である、というのがこの本の結論。ここにたどり着くまでの歴史的考察が厚いコンテンツだ。
自由は上からは降ってこない。一般の人々、社会によって獲得するもの。アリスの物語に出てくる赤の女王の「長い間、とても早く走ることで同じ場所にとどまることができる」という言葉を比喩的に使い、「赤の女王効果」と呼んで自由を維持する社会の努力と重ねている。
社会の力と国家の力の間に「狭い回廊」があり、その中で自由が生まれる。ある
Posted by ブクログ
ノーベル経済学賞を受賞した著者が読み解く「国家のかたち」に関する書籍。
今、世界を見渡しても実に様々な国がある、そしてあった。
ある国家の国民は自由で豊かで幸福を追求することが当然と思う一方で、とある国は多大な人口を抱えながらも、国家の監視の目に絶えずさらされ、隣人さえ信用できず、熾烈な競争の中を生き残ることに人生を終始してしまう。
なぜ、その国はそうなったのか(だったのか)?
を俯瞰的に考察する本。
小難しい話ばかりが並ぶのかと思いきや、過去に起きた事件を生々しく描いているので、これはなぜこれが起きたのかを知らなければ!と時折、モチベーションを上げてくれる。
かなり重たい本ではあるもの