楊双子の作品一覧
「楊双子」の「台湾漫遊鉄道のふたり」「四維街一号に暮らす五人」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「楊双子」の「台湾漫遊鉄道のふたり」「四維街一号に暮らす五人」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
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Posted by ブクログ
千鶴子と千鶴の関係性を拡大解釈すると、友好的な台湾との関係について、日本側から観ている台湾と、台湾側から観た日本とでは、微妙なズレがある事にも気付かされた。
日本は50年もの間、植民地として台湾を占領していたという事を忘れてはいけないし、日本が建築した建物や水路などが現在まで活躍して使用されてる事を、台湾の方達はどのように感じているのか?日本人の技術の誇りのように感じがちだけど、それは傲慢かも、と感じさせられた。
千鶴が最後に涙を浮かべて向き合うシーンで千鶴の心情に感情移入して号泣。
理解し合うことは難しいけど、それでも友達でいることの尊さを感じた。
また、素直に心を開いて話す事の一方的な過ち
Posted by ブクログ
台湾料理が食べたくなること、間違いなし!
とにかく、これでもかというほど台湾料理が出てくる。台湾料理は全然食べたことがないので味や見た目は想像するしかないのだけど、めちゃくちゃそそられる。
行ったことないけど、最初から最後まで千鶴子たちと台湾を旅している気分になれる物語。
侵略する側とされる側の友情もテーマの一つ。
立場が真逆でも友だちになれるのか。
『独りよがりな善意ほど、はた迷惑なものはない』
強い言葉、でも本質をついている。
台湾人作家が日本人作家の視点から書いているのが興味深い。こうも日本人の身勝手さを生々しく書けるものなのか。日本人ですら気づかない日本人らしさ。
逆に日本人では
Posted by ブクログ
1938年、日本統治下の台湾。日本人作家の青山千鶴子と、台湾人通訳の王千鶴が鉄道で各地を巡る。
失われてしまった台湾の美しい風景、おいしそうな料理、そして二人の友情。そんな楽しい旅行記なのかな?と思って読み始めたら、それだけではなかった。
統治する側と、統治される側。千鶴子は、植民地に対する帝国の偏見も、女性に対する男性の偏見も批判してきたつもりだった。だからこそ、自分はわかっている側だと思っていたのだろう。
けれど、ふとした言葉からこぼれ落ちる、自分でも気づいていない傲慢さや偏見。人と話していて、何気ない一言から、この人は本当はこう思っていたんだと気づく瞬間がある。あの感じが、読んでいて