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  • ある行旅死亡人の物語
    3.9
    はじまりは、たった数行の死亡記事だった。警察も探偵もたどり着けなかった真実へ――。 「名もなき人」の半生を追った、記者たちの執念のルポルタージュ。ウェブ配信後たちまち1200万PVを獲得した話題の記事がついに書籍化! 2020年4月。兵庫県尼崎市のとあるアパートで、女性が孤独死した。現金3400万円、星形マークのペンダント、数十枚の写真、珍しい姓を刻んだ印鑑鑑......。記者二人が、残されたわずかな手がかりをもとに、身元調査に乗り出す。舞台は尼崎から広島へ。たどり着いた地で記者たちが見つけた「千津子さん」の真実とは? 「行旅死亡人」が本当の名前と半生を取り戻すまでを描いた圧倒的ノンフィクション。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください

ユーザーレビュー

  • ある行旅死亡人の物語

    Posted by ブクログ

    ルポルタージュ的な本を読むのは初めてでしたが、知りたい部分があえて追求しきられていない(または描かれていない)ところに、小説にはない新鮮な感覚を覚えました。

    記者の思いが最後の一行に詰まっており、胸に残る(いい意味で)気持ちのまま読み終えることができました。

    0
    2025年11月26日
  • ある行旅死亡人の物語

    Posted by ブクログ

    警察も探偵もわからなかった行旅死亡人の身元を探していく二人の記者に感動しました。
    フィクションではないので数々の謎を残したままになりますが、ひとまず身元がわかったことは良かったと思います。

    0
    2025年10月06日
  • ある行旅死亡人の物語

    Posted by ブクログ

    知らないことばかり!
    『エレベーターのボタンを全部押さないで…』にチラッと出てくるこの本に興味があったので読んでみた。
    大正解!
    なんて本だ!!

    ミステリーよりミステリー
    まず実話だからの読者の共感性がとても高くなるのか?また分からないことを探求していく記者の発想力や行動力にも脱帽、そしてわかった真実
    またそこからの想像がもし本当ならとんでもないことに!いゃ〜読めてよかった。もっと広く知られていい本かと…

    行旅死亡人こうりょしぼうにん
    病気や行き倒れ、自殺などで亡くなり、身元不明の引き取り人不明の死者を表す法律用語。
    行旅病人及行旅死亡人取扱法により、死亡場所を管轄する自治体が火葬。身体的

    0
    2025年09月17日
  • ある行旅死亡人の物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    背表紙に引き込まれたのと、YouTubeで誰かが紹介してたのを思い出して購入した。
    ノンフィクションは初めてで、記者の人の書く文章を本でしっかり読むのも初めてだったけれど、こんなにも面白くて引き込まれるものなの?と驚いた。
    最後はやっぱり小説ほどうまく伏線回収はされないのか、、と残念だったけれど。

    筆者の推測に過ぎないものは書かれていないけれど、筆者もあの謎の男は工作員だと思ってるっていう認識で大丈夫なのかな?笑
    それと息子はどこに行った?

    0
    2025年09月05日
  • ある行旅死亡人の物語

    Posted by ブクログ

    友達からおすすめされたので読んでみた!

    記者だよ!官報見てたら気になった人について調べてみるぜ!な作品。
    ノンフィクションだからミステリーじゃないのに謎が多くてミステリーみたいだし、事実は小説よりも奇なりって感じ。

    きちんとわからないことはわからないと明言されているのも、主役である故人の尊厳を想像で冒涜しないのもよかった。
    色んな場所に足を運んで直接人から話を聞かせてもらう。熱意や誠意が伝わって教えてくれる人、親切心で他の人に繋げてくれる人。
    いい意味で「人」を感じられる作品だった。

    お友達だったおばあちゃんや、心配していたおばあちゃん。人は誰しも本当の1人ではないんだな〜と思った。読ん

    0
    2025年08月18日

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