武田惇志のレビュー一覧
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匿名
購入済み引き込まれました
物語の先が気になり一気に読んでしまいました。
ニュース記事見てとても気になっていたので購入して読んでみましたが人生について考えさせられ、死んでもなお、生きた証がのこされていることが素晴らしく感じました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ尼崎で女性が3482万円を残して孤独死した。年金手帳には田中千津子と書かれているが本籍が見つからない。右指が全て欠損しているにもかかわらず、労災の受け取りを中止しているうえ、保険証を持っていないため自費で歯医者に通っていた。公示でこの女性の死を知った新聞記者が、女性の身元を探っていく。
警察にも分からなかった身元を遺品の印鑑と写真をヒントに聞き取りをし、割り出してゆく作業。面白くて一気読みしました。推理小説よりも推理小説っぽかったです。武田氏の真っすぐで熱い文と、伊藤氏の人の心に入ってくる文。この違いも良かったし、協力してくれた人々の優しさがとても伝わって、身元の判明にはホッとして涙しそうに -
Posted by ブクログ
興味深く一瞬で読み終えてしまった
仕事柄行旅死亡人を取り扱うこともあったのでネットニュースに掲載された時から気になっていた
記者としては当たり前のことかもしれないが取材の仕方に執念を感じた
最初ただの官報の一掲載だったのものが、記者の取材を通して血の通ったものになり女性の生き様を感じることができた
行旅死亡人や身寄りのない方の葬祭は事務的に処理されてしまうものであるが、その一人一人には語り尽くせないほどの物語があり、その方々に関わってきた人々の物語もある
あくまでも女性の出自、人生を追っていくルポだったので仕方ないがただ欲張ると男性についてもっと深く知りたかった -
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Posted by ブクログ
わたしもいつか死ぬ。改めて思った。
前にネット記事で読んだ事があった内容で、
その時は興味本位で何となく
亡くなった本人にバレてはいけない
悪い事情があるようなイメージでいた。
少しずつ沖宗千津子さんが生きてきた片鱗が見えてくる中で、すごく失礼な思いでいた事を申し訳なく思った。
人は生きていると必ず痕跡を残していて、
今のわたしもそうなんだと思う。
それができれば少しで良いから
誰かの心の優しい方の思い出に
関われていたらなーと思った。
勝手なイメージで記者さんの仕事には
正直言ってあまり良い印象が無かったけど、
人の死を丁寧に扱って、
それにたくさんの時間を割いて、
関わった人たちを -
Posted by ブクログ
驚きの展開で、読んでいるこちら側も「エッ?!」って声が出かけるシーンがいくつかあった。先が気になって、ページをめくる手が止まらず、あっという間に読み終えてしまった。
ただ、読み終わって強く残ったのは行旅死亡人の真相よりも、記者の取材に向き合う姿勢だった。
てっきり、柚木麻子『BUTTER』のように伊藤さんが取材対象へ深くのめり込んでいく話になるのかと思った。でも本書の取材対象は、すでにこの世にいない。
亡くなった人が生きていた時代へタイムスリップするような取材が印象的だったし、その過程で記者がどんな瞬間に心を動かされたのかが最後に書かれていて、自分の過去の経験も思い出した。
社会には、 -
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Posted by ブクログ
2021年に3400万の現金を残し、孤独死された身元不明の田中千津子さんの身元を探る記者のノンフィクション
気になる要素がありすぎて、読むのが止まらなかった。
まず、この案件気になる要素が盛りだくさん。
千津子さんの住民票の登録がない
田中竜次名義で借りられていたアパートだが、田中竜次さんの住民票もないし、消息不明
田中竜次はおそらく内縁の夫
勤務先の缶詰め工場で右の指を無くしてしまい、障害年金の対象になるも、住民票がないため受取拒否。年金も受け取り拒否。
歯の治療も,保険証がないため闇医者で治療。
住民票がないと本籍地が不明のため、身元が特定できない
このような状況の為、家族との連絡を絶 -
Posted by ブクログ
行旅死亡人とは、病気や行き倒れ、自殺等で亡くなり、名前や住所など身元が判明せず、引き取り人不明の死者を表す法律用語。(カバー裏より)
ある高齢女性が部屋の玄関で亡くなっているのを発見される。物語はここから始まる。自宅で亡くなっているのにも関わらず、本人確認が取れないのである。彼女が所持していた3,400万もの現金、さらには右手の指が全て欠損していて・・・謎だらけなのである。彼女は誰なのか・・・読む手が止まらなかった。
ひとはたったひとりでは生きられない。なにかしら痕跡を残しながら生きている。そんな小さなカケラを筆者たちはすくい集めて、彼女の正体を探っていく。その取材の過程が丁寧に描かれて、 -
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購入済み
うーん
死人に口なしと言うが、自分の痕跡を極力残さずに逝った彼女の心情を今となっては知る術がない。どんな人間にも歴史がある。誰にも告げなかったことは当人しか知らずにこの世から消えていく。明日は我が身だろう。