武田惇志のレビュー一覧

  • ある行旅死亡人の物語

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    面白かった。
    たまたま見かけた官報をたどり、なくなった人がどういった人物かが明らかになっていく。それは謎だらけだったその人の謎が全て明らかになることとは違うけど、でも「人」としての厚みが増していくこと。
    誰かを調べるのにこんないろいろな方法があるのか…と驚いた。でもやっぱりその中でも人の記憶っておもしろいなぁと思う。記録だけじゃなくて感情も伴ったもの。

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    2026年07月15日
  • ある行旅死亡人の物語

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    audibleにて。

    これほんとにノンフィクションか?と思うような種類の面白さがあり、途中までサスペンスドラマを見ているような感覚だった。

    こういう世界があるんだなあと知識を得る気持ちよさも良かった。

    最期まで詳細が分からない部分もちゃんとあり、最終的に「ノンフィクション」に引き戻され、不思議な気持ちになった。なのになんだか収まりがよくてスッキリした読後感なのは書き手の妙ってやつなんでしょうか。すごいなあと思いました。

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    2026年06月15日
  • ある行旅死亡人の物語

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    現金3400万円を残して孤独死した身元不明の女性の素性を2人の記者が解明に奮闘する話。ネタバレ防止のため、内容には言及しませんが、手と足を使って何とか手がかりを引き寄せようとする記者魂に注目。調査を通じてつながった人との縁から、人生は人と人のつながりをもって紡がれるものであることを感じた一冊。

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    2026年05月10日
  • ある行旅死亡人の物語

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    とにかく凄い本だった。

    最初はミステリーのように謎を追っていくのがメインだった。

    だんだん、この行旅死亡人はどんな思いで生きて来たのか、何に巻き込まれ、何を思い生きていたのか。

    どんな秘密を抱え込んで暮らしていたのか…

    想像すると胸が締め付けられるような思いだった。

    この人が実際に生きていたと言う軌跡を辿るお話

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    2026年04月13日
  • ある行旅死亡人の物語

    匿名

    購入済み

    引き込まれました

    物語の先が気になり一気に読んでしまいました。
    ニュース記事見てとても気になっていたので購入して読んでみましたが人生について考えさせられ、死んでもなお、生きた証がのこされていることが素晴らしく感じました。

    #深い

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    2025年05月07日
  • ある行旅死亡人の物語

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    ネタバレ

    尼崎で女性が3482万円を残して孤独死した。年金手帳には田中千津子と書かれているが本籍が見つからない。右指が全て欠損しているにもかかわらず、労災の受け取りを中止しているうえ、保険証を持っていないため自費で歯医者に通っていた。公示でこの女性の死を知った新聞記者が、女性の身元を探っていく。

    警察にも分からなかった身元を遺品の印鑑と写真をヒントに聞き取りをし、割り出してゆく作業。面白くて一気読みしました。推理小説よりも推理小説っぽかったです。武田氏の真っすぐで熱い文と、伊藤氏の人の心に入ってくる文。この違いも良かったし、協力してくれた人々の優しさがとても伝わって、身元の判明にはホッとして涙しそうに

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    2026年06月09日
  • ある行旅死亡人の物語

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    興味深く一瞬で読み終えてしまった
    仕事柄行旅死亡人を取り扱うこともあったのでネットニュースに掲載された時から気になっていた

    記者としては当たり前のことかもしれないが取材の仕方に執念を感じた
    最初ただの官報の一掲載だったのものが、記者の取材を通して血の通ったものになり女性の生き様を感じることができた
    行旅死亡人や身寄りのない方の葬祭は事務的に処理されてしまうものであるが、その一人一人には語り尽くせないほどの物語があり、その方々に関わってきた人々の物語もある

    あくまでも女性の出自、人生を追っていくルポだったので仕方ないがただ欲張ると男性についてもっと深く知りたかった

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    2026年07月19日
  • ある行旅死亡人の物語

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    官報でであった身元不明人の記事から、地域コミュニティの縁、沖宗姓を名乗る系図を追いかける人、さまざまな縁が結びつけられ、「身元不明」でなくなった人の前半生が描き出されていく。伴侶だった人の人物像や多額の死亡時所持金の由来など、たどり着けなかった不明点も多々あるが、ヒントをひとつひとつ手繰っていく取材工程は大変面白く、ドキュメンタリーとして楽しめた。孤立化が進む日本社会の中で、御縁がつなぐ人間関係が生き続けていくことを祈りたい。

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    2026年07月12日
  • ある行旅死亡人の物語

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    行旅死亡人とは身元不明で引き取り手のない遺体を指す法律用語。年間600~700人ほどが官報で公表されるそうだ。行旅死亡人のデータベース上の一つの情報が共同通信の記者である著者の目を引いた。「死亡時の所持金3400万円」。著者は本書で、警察や担当弁護士にも身元が分からなかった死亡人の背景を、かすかな手がかりをたどって明らかにしていく。事実は小説よりも奇とは言えど、本書はミステリー小説ではなく、謎が最後にすべて明らかになるわけではない。それにしても、記者の取材能力とは高いものだと感心する。

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    2026年07月12日
  • ある行旅死亡人の物語

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    最初は興味津々で読み始めたけと、だんだん読み飛ばしちゃって、最後ちゃんと読めてないから、ゆっくり読み直したい。

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    2026年06月24日
  • ある行旅死亡人の物語

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    先が気になって、一気に読み進めてしまった本。
    大金を残し、孤独死した田中千津子さん。

    最初は事件?犯罪の匂いがして恐る恐るページをめくっていたが、いつのまにか1人隠れるようにして生きた女性の生き様を食い入るように見ていて、
    ただただ報われて欲しいという気持ちで読み進めた。

    これがノンフィクションとは。
    手がかりが少ないなか身元を知るため、一つ一つ地道に丁寧に謎を紐解いていった記者達の熱意に感服する。素晴らしかった。

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    2026年06月23日
  • ある行旅死亡人の物語

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    わたしもいつか死ぬ。改めて思った。

    前にネット記事で読んだ事があった内容で、
    その時は興味本位で何となく
    亡くなった本人にバレてはいけない
    悪い事情があるようなイメージでいた。

    少しずつ沖宗千津子さんが生きてきた片鱗が見えてくる中で、すごく失礼な思いでいた事を申し訳なく思った。

    人は生きていると必ず痕跡を残していて、
    今のわたしもそうなんだと思う。
    それができれば少しで良いから
    誰かの心の優しい方の思い出に
    関われていたらなーと思った。

    勝手なイメージで記者さんの仕事には
    正直言ってあまり良い印象が無かったけど、
    人の死を丁寧に扱って、
    それにたくさんの時間を割いて、
    関わった人たちを

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    2026年06月20日
  • ある行旅死亡人の物語

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    驚きの展開で、読んでいるこちら側も「エッ?!」って声が出かけるシーンがいくつかあった。先が気になって、ページをめくる手が止まらず、あっという間に読み終えてしまった。

    ただ、読み終わって強く残ったのは行旅死亡人の真相よりも、記者の取材に向き合う姿勢だった。

    てっきり、柚木麻子『BUTTER』のように伊藤さんが取材対象へ深くのめり込んでいく話になるのかと思った。でも本書の取材対象は、すでにこの世にいない。

    亡くなった人が生きていた時代へタイムスリップするような取材が印象的だったし、その過程で記者がどんな瞬間に心を動かされたのかが最後に書かれていて、自分の過去の経験も思い出した。

    社会には、

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    2026年06月09日
  • ある行旅死亡人の物語

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    読み始めと読み終わりの感情の振れ幅がめちゃ激しくなる一冊でした。

    現金3400万円と数少ない所持品を残して亡くなってしまった、ある身元不明の女性の半生を二人の記者が執念で追う。
    まるでミステリー小説のような展開とノンフィクションという圧倒的なリアリティにより、前半は不謹慎であるがワクワクして読んでいました。
    しかし、徐々に明かされてくる女性の半生。
    完全解明とは程遠いがこの終わり方で良かったと思うし、人との繋がりというものはこれ程までに大事であり強固なものなんだなぁと思わせてくれた作品でした。

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    2026年05月26日
  • ある行旅死亡人の物語

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    人が生きた証を追う。

    取材を続けていく描写の中でいつのまにか記者達に感情移入し、あっという間に読み切ってしまった。
    誰かの記憶に自分も存在する。自分の死、または死後のことを考えずにはいられない話だった。

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    2026年05月16日
  • ある行旅死亡人の物語

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    2021年に3400万の現金を残し、孤独死された身元不明の田中千津子さんの身元を探る記者のノンフィクション

    気になる要素がありすぎて、読むのが止まらなかった。
    まず、この案件気になる要素が盛りだくさん。

    千津子さんの住民票の登録がない
    田中竜次名義で借りられていたアパートだが、田中竜次さんの住民票もないし、消息不明
    田中竜次はおそらく内縁の夫
    勤務先の缶詰め工場で右の指を無くしてしまい、障害年金の対象になるも、住民票がないため受取拒否。年金も受け取り拒否。
    歯の治療も,保険証がないため闇医者で治療。
    住民票がないと本籍地が不明のため、身元が特定できない
    このような状況の為、家族との連絡を絶

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    2026年05月15日
  • ある行旅死亡人の物語

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    行旅死亡人とは、病気や行き倒れ、自殺等で亡くなり、名前や住所など身元が判明せず、引き取り人不明の死者を表す法律用語。(カバー裏より)

    ある高齢女性が部屋の玄関で亡くなっているのを発見される。物語はここから始まる。自宅で亡くなっているのにも関わらず、本人確認が取れないのである。彼女が所持していた3,400万もの現金、さらには右手の指が全て欠損していて・・・謎だらけなのである。彼女は誰なのか・・・読む手が止まらなかった。

    ひとはたったひとりでは生きられない。なにかしら痕跡を残しながら生きている。そんな小さなカケラを筆者たちはすくい集めて、彼女の正体を探っていく。その取材の過程が丁寧に描かれて、

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    2026年05月06日
  • ある行旅死亡人の物語

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    これは面白かったな〜。

    身元が判明、身内が見つかってからの方が追跡(取材)が大変になるっていうのが意外だがなるほど!って感じだった。

    記者の取材術についての本でもある。記者が取材した素材がいかにして記事になるか。記事の元になる情報とならない情報。
    半世紀以上足跡が辿れない人間に辿り着こうとする執念。記者魂。蜃気楼を追いかけるような作業だ。

    何千万という現金を残したまま身元不明者として亡くなった老女。果たして彼女は何者だったのか?まるでミステリー小説のような展開。ラストはノンフィクションならでは、と感じる読み味だった。

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    2026年05月05日
  • ある行旅死亡人の物語

    Posted by ブクログ

    とても読み応えのあるルポタージュだった。田中千鶴子さんの幾つかの謎は謎のままだが、身元が分かり先祖の墓に入れたことは良かった。今後謎が解明できることを望みます。

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    2026年04月23日
  • ある行旅死亡人の物語

    購入済み

    うーん

    死人に口なしと言うが、自分の痕跡を極力残さずに逝った彼女の心情を今となっては知る術がない。どんな人間にも歴史がある。誰にも告げなかったことは当人しか知らずにこの世から消えていく。明日は我が身だろう。

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    2025年04月11日