武田惇志のレビュー一覧

  • ある行旅死亡人の物語

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    現金3400万円を残して孤独死した身元不明の女性の素性を2人の記者が解明に奮闘する話。ネタバレ防止のため、内容には言及しませんが、手と足を使って何とか手がかりを引き寄せようとする記者魂に注目。調査を通じてつながった人との縁から、人生は人と人のつながりをもって紡がれるものであることを感じた一冊。

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    2026年05月10日
  • ある行旅死亡人の物語

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    とにかく凄い本だった。

    最初はミステリーのように謎を追っていくのがメインだった。

    だんだん、この行旅死亡人はどんな思いで生きて来たのか、何に巻き込まれ、何を思い生きていたのか。

    どんな秘密を抱え込んで暮らしていたのか…

    想像すると胸が締め付けられるような思いだった。

    この人が実際に生きていたと言う軌跡を辿るお話

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    2026年04月13日
  • ある行旅死亡人の物語

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    ミステリみたいな話に思ってしまうけど、これが現実に起こった話で、しかも行旅死亡人は年間数百人はいて決して珍しくないという事実が胸にきた。
    あと、記者ってこんなに地道な調査をして記事を書いているんだという少し裏側が見られて面白かった。亡くなった方が、安らかにいれるといいなあ。
    同時に、自分が死んだ後ってどのように処理されるんだろうと気になったりもした笑

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    2026年03月05日
  • ある行旅死亡人の物語

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    尼崎で孤独に亡くなった1人の女性の人生を2人の記者が追いかけていくノンフィクション。 巨額の現金と手に障害があったため色々な憶測があったけど調べていったら、、、やっぱりミステリアス! 「墓場まで持っていく」という意味がよくわかりました。最後は孤独だったけど、記者の方が丹念に歴史を追われたこと自体が女性の追悼になったと感じます。人と人とのつながりの大事さを改めて気づかせてくれた一冊となりました。なんとなーく付き合っていた同級生、仲良かったけど会社を辞めちゃった人、 小学校や中学校の時に一緒に部活やってた人たち、、、全員が気の合う人じゃなかった だからこそ今ここで繋がってくれている人に改めて感謝し

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    2026年02月22日
  • ある行旅死亡人の物語

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    ネタバレ

    まさに、一気読みした。
    面白かった。

    本書の最初に複数の謎が提起されていた。
    本書を読んでいて、全て(ほとんど)の謎が解かれるのかと思いきや、死人であるのだから当たり前ではあるのだろうが、解かれる謎は一部だった。
    この一部の謎を解くために、(すべての謎を解こうとしていたはずだが)二人の記者は駆けずり回っていた訳である。
    結果が伴うか分からない2人の取材行動は、記者職という仕事の大変さをまさに体現しており、畏敬の念を心から抱く。(死者への尊崇の念を抱いているのも、また、好感である)
    また、調査結果を誇張せず、わかった内容までを読者に伝えるのもまた良い。結局死者を扱っているのだから、全てが判明す

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    2026年02月15日
  • ある行旅死亡人の物語

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    ある身元不明の遺体の告知をもとに、その人物がどのような人物であったかを調査する内容。
    警察、家庭裁判所、弁護士、役所、探偵と、日本における正攻法での探し方をしたが対象者は絞り込めず、マスコミであった著者の方が特殊な苗字の判子に目を付け、草の根的に情報を集めていく内容になっている。

    この本のすごい所は実話であることに尽きる。
    故人の情報のカケラを持つ人物たちを探し出し、集めた情報をつなぎ合わせ、人物の情報を補完、特定していく辺りは最高にエンタメしている。
    確実に運もあったとは思うが、本では省かれている大量の調査があったんだろうなというのを感じた。

    人間一人が社会で生きるというのは膨大な情報を

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    2026年01月29日
  • ある行旅死亡人の物語

    匿名

    購入済み

    引き込まれました

    物語の先が気になり一気に読んでしまいました。
    ニュース記事見てとても気になっていたので購入して読んでみましたが人生について考えさせられ、死んでもなお、生きた証がのこされていることが素晴らしく感じました。

    #深い

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    2025年05月07日
  • ある行旅死亡人の物語

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    人が生きた証を追う。

    取材を続けていく描写の中でいつのまにか記者達に感情移入し、あっという間に読み切ってしまった。
    誰かの記憶に自分も存在する。自分の死、または死後のことを考えずにはいられない話だった。

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    2026年05月16日
  • ある行旅死亡人の物語

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    2021年に3400万の現金を残し、孤独死された身元不明の田中千津子さんの身元を探る記者のノンフィクション

    気になる要素がありすぎて、読むのが止まらなかった。
    まず、この案件気になる要素が盛りだくさん。

    千津子さんの住民票の登録がない
    田中竜次名義で借りられていたアパートだが、田中竜次さんの住民票もないし、消息不明
    田中竜次はおそらく内縁の夫
    勤務先の缶詰め工場で右の指を無くしてしまい、障害年金の対象になるも、住民票がないため受取拒否。年金も受け取り拒否。
    歯の治療も,保険証がないため闇医者で治療。
    住民票がないと本籍地が不明のため、身元が特定できない
    このような状況の為、家族との連絡を絶

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    2026年05月15日
  • ある行旅死亡人の物語

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    行旅死亡人とは、病気や行き倒れ、自殺等で亡くなり、名前や住所など身元が判明せず、引き取り人不明の死者を表す法律用語。(カバー裏より)

    ある高齢女性が部屋の玄関で亡くなっているのを発見される。物語はここから始まる。自宅で亡くなっているのにも関わらず、本人確認が取れないのである。彼女が所持していた3,400万もの現金、さらには右手の指が全て欠損していて・・・謎だらけなのである。彼女は誰なのか・・・読む手が止まらなかった。

    ひとはたったひとりでは生きられない。なにかしら痕跡を残しながら生きている。そんな小さなカケラを筆者たちはすくい集めて、彼女の正体を探っていく。その取材の過程が丁寧に描かれて、

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    2026年05月06日
  • ある行旅死亡人の物語

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    これは面白かったな〜。

    身元が判明、身内が見つかってからの方が追跡(取材)が大変になるっていうのが意外だがなるほど!って感じだった。

    記者の取材術についての本でもある。記者が取材した素材がいかにして記事になるか。記事の元になる情報とならない情報。
    半世紀以上足跡が辿れない人間に辿り着こうとする執念。記者魂。蜃気楼を追いかけるような作業だ。

    何千万という現金を残したまま身元不明者として亡くなった老女。果たして彼女は何者だったのか?まるでミステリー小説のような展開。ラストはノンフィクションならでは、と感じる読み味だった。

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    2026年05月05日
  • ある行旅死亡人の物語

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    とても読み応えのあるルポタージュだった。田中千鶴子さんの幾つかの謎は謎のままだが、身元が分かり先祖の墓に入れたことは良かった。今後謎が解明できることを望みます。

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    2026年04月23日
  • ある行旅死亡人の物語

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    - 身元不明として亡くなった行旅死亡人の半生を記者が解き明かそうとする話。人は死に方ではないんだなーと実感。無縁仏的に誰にも気づかれずに孤独死をした人でも、そのかつての人生を紐解いていけば誰かの記憶には残っているという。人は生きている痕跡は絶対この世界に残っているんだという記者の執念を感じながら、そういう意味で人間は社会的に込み毒ではないのかもしれないと思った次第。
    - 単純に本の構成としても面白くて、グリコ森永事件・右手の指の欠損・北朝鮮という何かやばい遺体なのではないかという風呂敷の拡げ方をして興味を持たせ、その実はそこまでドラマティックな死体ではないけれど、気づいたときにはその物語の先が

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    2026年03月15日
  • ある行旅死亡人の物語

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    三千万もの大金を残し安アパートで孤独死した身元不明の老女の生前の生涯を記者が追うドキュメンタリー。
    事実は小説より奇なり!

    女性の旧姓が珍しいものだったり、その旧姓での家系図を作成している親戚がいたり、訪ねた先の人物が当人も知らない老女の身内だったり、次々に明かされていく謎は何かに導かれているよう。
    それでいて、恐らく老女本人しか知らない彼女の人生の大部分を占める秘密はついぞ明かされぬまま…でも最後に家族の元へ帰れて良かった。

    人知れず亡くなった方にも何十年もの積み重ねてきた人生があり、人間って不思議だなあと思う。いや不思議なのは人間にそう言った積み重ねが可能なこの世界なのかな。
    人と人と

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    2026年03月10日
  • ある行旅死亡人の物語

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    小さな記事に「ん?」ってなることあるけど、記者はそこを掘り下げるのが仕事か。誰かが探してくれないと、痕跡を消すのは簡単なのかな。田中千津子さん、孤独死、もしくは野垂れ死にに近いかもしれないけど、それが不幸かどうかは本人にしかわからないからな。

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    2026年02月21日
  • ある行旅死亡人の物語

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    フィクション慣れしてしまっている自分は「決定的ななにか」を求めてしまう

    過程、道中には数えきれないドラマがありそこが丁寧に描かれているから、ノンフィクションだということを忘れ壮大なオチやどんでん返しを求めてしまっていた

    モキュメンタリーが流行る中でこういった本物に価値が生まれてきているような気がします

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    2026年02月18日
  • ある行旅死亡人の物語

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    ノンフィクションなのに、まるでフィクションを読んでいるような、題名にもある「物語」のようだった。大金を残して亡くなっていたとはいえ、有名人ではない方の身元、人生について調べられたことは、引き合わせというかタイミングが合ったのだろう。珍しい名字でなければ身元が判明することもなかったのだろうが、それにしても死因に不審な点がなければ、身元が判明するまで警察であっても調べられないのかという驚き反面、納得するところもあった。身元不明な方が多すぎて、警察だって手が足りないのは当たり前だし、事件性があるものを優先するのは仕方ないのだろう。行方不明届が出されてなければ捜されないだろうから、無縁仏となる方たち

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    2026年02月15日
  • ある行旅死亡人の物語

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    著者達は、何のためにこの物語を本にしたのか。きっと、ただ娯楽として読者にミステリーを届けたかったわけじゃない。ある人の人生を、生きた証を、『本』というかたちにして残したかったのかもしれない。
    読み始めはとくに、この物語が実話だということが信じられなくて、帯に書いてある「ノンフィクション」という文字を何度か確認した(笑)
    いくつかの謎が最後まで解けなかったのはモヤモヤが残ったけど、それがノンフィクションだなって感じもした。

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    2026年02月10日
  • ある行旅死亡人の物語

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    多額の現金を残して孤独死した女性についての物語。ネットニュースで記事を読んだことがあり、興味を惹かれて読んだ。警察でも探偵でも明かせなかった事実を、全てではないが、記者が足を使って解明されていく事実に頁を繰る手が止まらなかった。謎のままのことも多かったが。
    幼少の頃の友人が、女性を覚えていた。人知れず亡くなってしまった行旅死亡人と呼ばれた女性、誰かが覚えてくれていることだって、生きた証だよね。

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    2026年02月23日
  • ある行旅死亡人の物語

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    ノンフィクションをあまり読むことはありませんできたが、面白かったです。
    1人の死者の生活史を調査する大変さやもどかしさ、事実がつながった時の喜びなどが丁寧に描かれていました。
    随所に記者の思いが記載されているのも、生きている者の暖かみを感じました。

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    2026年02月08日