作品一覧

  • ちぎれた鎖と光の切れ端
    値引きあり
    3.8
    1巻1,386円 (税込)
    江戸川乱歩賞受賞第一作 2022年のミステリーランキングを席巻したZ世代のアガサ・クリスティーが描く哀しき連鎖殺人 「私たちが絆を断った日、島は赤く染まった。」 復讐を誓う男がたどり着いた熊本県の孤島(クローズドアイランド)で目にしたのは、仇(かたき)の死体だった。 さらに第二、第三の殺人が起き、「第一発見者」が決まって襲われる――。 2020年8月4日。島原湾に浮かぶ孤島、徒島(あだしま)にある海上コテージに集まった8人の男女。その一人、樋藤清嗣(ひとうきよつぐ)は自分以外の客を全員殺すつもりでいた。先輩の無念を晴らすため--。しかし、計画を実行する間際になってその殺意は鈍り始める。「本当にこいつらは殺されるほどひどいやつらなのか?」樋藤が逡巡していると滞在初日の夜、参加者の一人が舌を切り取られた死体となって発見された。樋藤が衝撃を受けていると、たてつづけに第二第三の殺人が起きてしまう。しかも、殺されるのは決まって、「前の殺人の第一発見者」で「舌を切り取られ」ていた。 そして、この惨劇は「もう一つの事件」の序章に過ぎなかった――。
  • 此の世の果ての殺人
    値引きあり
    3.6
    1巻1,201円 (税込)
    第68回江戸川乱歩賞受賞作。 史上最年少、選考委員満場一致。 「大新人時代」の超本命! 本格ミステリーの骨法もよく心得ている――綾辻行人 特A、もしくはA+、もしくはAA――月村了衛 二人の女性のバディ感が最高に楽しい――柴田よしき 極限状況で生きてゆくひとが、愛しくなる――新井素子 非日常を日常に落とし込む、その手捌きは実に秀逸である――京極夏彦 ―滅びゆく世界に残された、彼女の歪んだ正義と私の希望 正義の消えた街で、悪意の暴走が始まったー 小惑星「テロス」が日本に衝突することが発表され、世界は大混乱に陥った。そんなパニックをよそに、小春は淡々とひとり太宰府で自動車の教習を受け続けている。小さな夢を叶えるために。年末、ある教習車のトランクを開けると、滅多刺しにされた女性の死体を発見する。教官で元刑事のイサガワとともに、地球最後の謎解きを始める――。
  • だから捨ててと言ったのに
    3.4
    1巻1,672円 (税込)
    こんなことになるなんて! 1行目は全員一緒、25編の「大騒ぎ」。 早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。 ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。 『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第四弾。 著者一覧(掲載順) 潮谷 験 真下みこと 須藤古都離 黒澤いづみ 岡崎隼人 砥上裕將 河村拓哉 五十嵐律人 荒木あかね 似鳥 鶏 皆川博子 清志まれ 金子玲介 舞城王太郎 高田崇史 伊吹亜門 背筋 芦沢 央 にゃるら 多崎 礼 柾木政宗 谷絹茉優 夕木春央 最果タヒ 麻耶雄嵩
  • 本格王2019
    3.0
    1~7巻814~1,001円 (税込)
    「ゴルゴダ」飴村行 「逆縁の午後」長岡弘樹 「枇杷の種」友井羊 「願い笹」戸田義長 「ちびまんとジャンボ」白井智之 「探偵台本」大山誠一郎

ユーザーレビュー

  • ちぎれた鎖と光の切れ端

    Posted by ブクログ

    二部構成や、設定がクリスティのそして誰もいなくなった、オリエント急行殺人事件やABC殺人事件のよう。
    人を殺そうと離島にやって来て、第一発見者が殺されるというストーリー

    0
    2025年11月29日
  • 此の世の果ての殺人

    Posted by ブクログ

    世界滅亡で、日本、九州から人が消えた中での殺人。
    究極の状態でのミステリー作品。
    クライマックスの怒涛のアクション展開にハラハラさせられた

    1
    2025年08月12日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    凄く面白かったです。
    一部のクローズドサークルで起きる事件はミステリファンからしたらワクワクしましたし、誰が誰を殺したのか犯人は一人なのか複数なのか、どうやって殺したのか、顔を潰した理由は何なのか考えながら読むと2時間3時間あっという間に経ってました。
    二部は登場人物達が一部の誰と繋がっているのか考えながら読んでました。
    作者さんの次回作、待ち望んでます。
    ありがとうございました。

    0
    2025年06月30日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前々からTikTokでの紹介動画を見て気になっていたので今回読んだ。
    第一部の事件は最初犯人は2人いるんじゃないかなと思って読み進めていたけど、1人で全て犯行を実行していたと分かって悔しいけど、面白かった。
    密室は仕方なくなってしまったのではないかという推理は当たっていたが、船を使っていたことには気づけなかった、、船を隠すところがあるという時点で考えるべきだった。服が違うのは人物が違うからという理由もわからず悔しい。

    第2部の事件は第一部の真相をこっちが知っているからどんどん第一部の事件と繋がっていくのは怖かった。

    やっぱり、警察が捜査する話よりは、事件に巻き込まれた人が捜査していく方が緊

    0
    2025年06月22日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

    Posted by ブクログ

    徒島という無人島での殺害計画を練っていた樋藤。だが樋藤が殺す前に次々と殺人が起こる。その死体は舌が切り取られていた。そして3年後再び舌が切り取られる殺人事件が起こる。
    第一部を読んで、最近よくあるミステリだなと思っていたが、第二部の違う事件で深い背景までわかるというのが良かった。最後の方の推理がちょっと見事すぎるきらいはあるように思うが、面白いと思う。

    0
    2025年06月16日

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