作品一覧

  • 脳の意識 機械の意識 脳神経科学の挑戦

    脳の意識 機械の意識 脳神経科学の挑戦

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻1,012円 (税込)
    物質と電気的・化学的反応の集合体にすぎない脳から、なぜ意識は生まれるのか――。多くの哲学者や科学者を悩ませた「意識」という謎。本書は、この不可思議な領域へ、クオリアやニューロンなどの知見を手がかりに迫る。さらには実験成果などを踏まえ、人工意識の可能性に切り込む。現代科学のホットトピックであり続ける意識研究の最前線から、気鋭の脳神経科学者が、人間と機械の関係が変わる未来を描きだす。
  • 意識の脳科学 「デジタル不老不死」の扉を開く

    意識の脳科学 「デジタル不老不死」の扉を開く

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻1,320円 (税込)
    驚愕の研究、最前線! 脳からコンピュータに意識を移す!! 意識はどのように生まれるのか? 生命科学最大の謎を解く、切り札がここに! 意識のアップロードを可能にする秘策とは? 永遠の命を得た意識は、何を感じ、何を思うのか? 科学者人生を懸けた渾身の書! 【本書の内容】 ・なぜニューロンの塊にすぎない脳に「意識」がわくのか ・「意識の解明」と「不老不死の実現」一石二鳥の妙案 ・右脳と左脳を切り離すと、二つの意識が現れる ・新型ブレイン・マシン・インターフェースで、脳半球と機械半球をつなぐ ・人工神経回路網に意識を移し替えることで、意識を解き明かす ・意識のアップロード後には、現実世界と見紛うばかりの世界が待つ ・アップロードされた「わたし」は「わたし」であり続けるか 【目次】 1章   死は怖くないか 2章   アップロード後の世界はどうなるか 3章   死を介さない意識のアップロードは可能か 4章   侵襲ブレイン・マシン・インターフェース 5章   いざ、意識のアップロード! 6章   「わたし」は「わたし」であり続けるか 7章   アップロードされた「わたし」は自由意志をもつか 8章   そもそも意識とは 9章   意識を解き明かすには 10章 意識の自然則の「客観側の対象」 11章 意識は情報か 神経アルゴリズムか 12章 意識の「生成プロセス仮説」 13章 意識の自然則の実験的検証に向けて 14章 AIに意識は宿るか 15章 意識のアップロードに向けての課題 16章 20年後のデジタル不老不死
  • 意識はどこからやってくるのか

    意識はどこからやってくるのか

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻1,276円 (税込)
    科学と哲学の未開拓領域が、ここにある。 物質の塊にすぎない脳に、なぜ意識が生じるのか? 「私」を機械に移す方法とは? データになっても「大往生」できるか? マインドアップローディングの実現を目指す脳科学者と「心の哲学」の第一人者が、意識という「究極の問い」に真正面から挑む対話録。
  • 意識の不思議

    意識の不思議

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻968円 (税込)
    意識はどこにあるのか? 脳はただの物質で、脳で行われているのは単なる電気信号の伝達だ。なのに、私たちは、何かが見えていると感じたり、リンゴは赤いなぁと感じたりする。脳のどこで何をどのように感じているのだろう? 電気信号がある時に意識となるのなら、機械にも置き換えられるのだろうか? 意識が湧くその仕組みが分かってくると理論的には脳と機械を繋いで意識をアップロードすることも可能になるかもしれない。私たちは機械の中で生き続けられるのか?? 壮大な研究に挑む。 (1)意識はどこにあるのか? 意識はどのように発生するのか? そのメカニズムから意識を機械に移植するという脳神経科学の最先端の研究までをわかりやすく解説。(2)私たちの身体や脳は電気仕掛けで動いている。では、私たちが感じているこの「意識」はいかに生じるのか? 意識の発生するメカニズムから、意識を機械に移植するという脳神経科学の最先端までを分かりやすく解説。 【目次】第一章 意識について三つの不思議/第二章 脳を研究する方法/第三章 脳と機械はどう違うのか/第四章 機械脳の作り方/第五章 機械の中の意識を確かめる/第六章 意識を機械にアップロードする/第七章 デジタル世界で生きる未来
  • ネオ・サピエンス誕生(インターナショナル新書)

    ネオ・サピエンス誕生(インターナショナル新書)

    ビジネス・実用

    -
    1巻891円 (税込)
    SFの中にしかなかった世界が今日、現実になる。明日はさらに人間の身体能力、コミュニケーション能力が「拡張」され、人間存在と社会の意味を変えるだろう。そこに現れるのはネオ・サピエンス、そしてユートピアなのか? ロボットや脳、情報科学の研究者、ジャーナリスト、ミュージシャン、アスリートらが、来るべき「人間拡張」の未来を考える。2021年9月刊の『kotoba』(集英社)の特集「人間拡張はネオ・ヒューマンを生むか?」を新書化。

ユーザーレビュー

  • 意識の脳科学 「デジタル不老不死」の扉を開く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    意識をコンピュータ上にアップロードする。
    SFではよく見かける設定だが、私は以前からその考えに懐疑的だった。
    アップロードされた「私」は、現在の私と同じ記憶や人格を持っていたとしても、結局は別の存在なのではないか。そこに意識の連続性はなく、元の人間を複製しただけにすぎない。私はそう考えていた。
    しかし、この本はそんな私の疑問に、一つの回答を示してくれた。脳を半分ずつ段階的に電脳化していけば、意識の連続性を保ったまま、最終的に脳全体をコンピュータ上へ移行できるという。

    技術的に実現できるかどうかはさておき、理論上は可能なのかもしれない。そう思い直すきっかけになった。著者は、今後20年ほどで電脳化が可能になると見積もっているようだ。
    ただし、電脳化した後も、機械化された脳やサーバーを維持するための費用がかかる。そのため、実用化されたとしても、当初は富裕層から利用が始まるだろう。

    特に衝撃を受けたのは、本の終盤に書かれていた内容だ。たとえ十分なお金がなくても、電脳世界で現実社会のシミュレーションを行い、その結果を現実世界へ還元する「労働」に従事すれば、電脳世界で生き続けられる可能性があるという。
    著者が明確に述べているのはここまでだ。しかし私は、そこから一つの恐ろしい可能性に思い至った。
    もし電脳世界の住人が、現実社会を再現したシミュレーションの中で生きるのだとしたら、私たちが現実だと思っているこの世界もまた、すでに何者かによって作られたシミュレーションである可能性を否定できないのではないか。
    この本は、暗にその可能性まで示しているように感じられた。

    0
    2026年07月31日
  • 意識の不思議

    Posted by ブクログ

    意識の不思議 を読み、意識とは何かを科学・哲学・AI研究の観点から考えさせられた。特に印象的だったのは、脳が単に外界を受動的に受け取るのではなく、「生成モデル」として世界を予測しながら仮説的に体験しているという考え方である。コーラだと思って飲んだらコーヒーだった漫画の例を思い出し、人間は予測によって世界を見ている部分が確かにあると感じた。一方で、カフェで聞こえる雑多な会話や音楽のように、脳の仮説だけでは処理しきれない現実の入力もあり、世界全てが脳の作る仮説とは思えないとも感じた。

    また、分離脳の話も衝撃的だった。右脳と左脳が脳梁によって統合されているからこそ「一つの私」が成立しているという説明から、意識の統一感そのものが脳の構造によって成り立っていることを実感した。脳梁を切断すると左右で別々の情報処理が行われるという話は、「私」という感覚が思った以上に脆いものかもしれないと考えさせられた。

    後半の意識アップロードの議論も興味深かった。死後に脳情報をコピーする方法と、生きているうちに少しずつ機械に置き換えていく方法では、「本人性」の捉え方が大きく異なる。筆者が重視していた「時間の連続性」という考え方は納得感があったが、一方で肉体を失い意識だけが残る存在を本当に「生きている」と呼べるのかという疑問も残った。

    さらに、仮想空間の中で感覚まで完全に再現される世界ができれば、現実とバーチャルの境界は曖昧になり、「本物の生」の定義そのものが変化する可能性も感じた。ただ、現時点ではバーチャル空間はまだ未成熟で、秩序や生活基盤という意味では現実世界の方が安心感があるとも思った。科学の本でありながら、「私とは何か」「生きるとは何か」を深く考えさせる一冊だった。

    0
    2026年05月17日
  • 意識の脳科学 「デジタル不老不死」の扉を開く

    Posted by ブクログ

    SF的な話で面白すぎる。イーロンマスクが言ってたこの世界はシミュレーションなのかどうかの話がここでも登場して、興味深かった。ニューラリンクの話はあまりちゃんと聞いたことはなかったが、ブレインマシンインタフェースは興味ある。テセウスの船。自由意志の存否。(本書内容ではないが、自由意志は無いと信じてしまうと本人のその後のモラルが低下する傾向があるらしい。例え自由意志が無いことが証明されても、社会的生物としてその存在は”信仰”し続けるべきなのかもしれない)

    0
    2026年01月29日
  • 意識はどこからやってくるのか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     タイトルの通り、意識はどこからやってくるのか。
     
     死んだらどうなる、と同様、簡単なようでずっと解けない謎。ただし研究者も手をこまねいているわけではない。

     脳をいくら切り刻んでも意識を摘出することはできない。では、どのように意識を捕まえるのか。実際には、脳をごく薄くスライスし、その断面に現れる神経線維を観察し、同じような配線を電子的に作り上げ、脳の働きをシュミュレーションできる、疑似脳、電子脳のようなものを作りそれで研究を重ねる、というプランがあるそう。
     
     また、脳を機能学的に電子情報として読み取り、外部スト―レージに複写してその働きを調べる、という方法も提示される。

     本書の中でいくつか仮説が提示されていて、右脳左脳をつなぐ脳梁に電子信号を読み取るチップを挟み、脳のあらゆる情報処理を電子的に読み取れば、脳の働き引いては意識とは何かに肉薄できるのではないか、とする。

     本書は、思考実験の塊のような本なのだが、いろいろな仮説をあてはめられるのが楽しい。

     「もし、脳の中の情報をすべて電子的にコピーできたとする。そうすると、私と私コピーができることになる。これは両方とも私なのか」。本書では、同時に存在する私は一人だから、コピーの方は偽物、と論じる。別に読んだ量子論をあてはめれば、「あるようでない」「観測しようとすると性質が変わる」「マルチバース」という視点で見れば、別に私が何人いても矛盾はしないのでは、と思う。(複数の同一人格が同じ宇宙にいてはならん、ということか)

     また、同時に存在しない、というのは時間的に、という視点からも述べられるのだろうと思うが物理学的には時間は存在しない…。(「時間は存在しない」カルロ・ロベッリ)となると、これはまさに持続する意識を前提にした話ではないか。(意識は連続して存在するのだからそれと矛盾しない時の流れ、を想定せざるを得ない)

     意識の問題から、私とは何か、人格とは?生命とは?という問題にもつながる。

     コンサルタントのような仕事をしている私が悩んでいる、「どうして人は変われるのか」にもつながる。意識は連続していて、一定の不変性を持っている。その意識を抱えたままで人はどうやって変わっていけるのだろう。若いころと60歳を越えた今、明らかに私は変化しているけど、それは持続した意識と矛盾しないのだろうか。

     短い本だが、いろいろな論点、問題が提示される。

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    2026年01月06日
  • 意識はどこからやってくるのか

    Posted by ブクログ

    対談本であるおかげで、話題があちこちに飛びつつ晦渋になりがちな部分もとっつきやすくはある。マインドアップロードの具体像なども述べられていて、それに対する哲学的な認識論・人間論のようなものも関心分野であるために対談の流れに乗って楽しめた。

    0
    2025年04月13日

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