エドマクベインの作品一覧
「エドマクベイン」の「警官嫌い」「キングの身代金」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「エドマクベイン」の「警官嫌い」「キングの身代金」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
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Posted by ブクログ
暗がりで女性からバッグを奪い、顔を殴って「クリフォードはお礼をもうします、マダム」と慇懃にお辞儀して立ち去る通り魔を追う87分署の刑事たち。
一方パトロール警官のクリングは知人から相談を受けるが……
シリーズ2作目
前作「警官嫌い」で人違いで撃たれたパトロール警官、クリングが主役。前作の主役キャレラは新婚旅行中!(おめでとう〜っ!!)
87分署の刑事側として小柄で優しいウィリスと大柄で強面なハヴィランド、粘り強いマイヤーなどが登場。
あと、アイリーン!ウィリスとアイリーンの絡み、好きだなぁ。
事件そのものは早めに犯人解っちゃうんだけど、このシリーズは私的には87分署のメンバーの掛け合いとかを楽しむものなので、今回も楽しかった!!
あと、33分署の猫泥棒ね!これ、フレドリック・ブラウンのオマージュだと思うんだよね……こういうのがわかるの、めちゃくちゃ嬉しい〜!!
Posted by ブクログ
アメリカの作家エド・マクベインの長篇ミステリ作品『キングの身代金 87分署シリーズ(原題:King's Ransom)』を読みました。
『死が二人を 87分署シリーズ』に続き、エド・マクベインの作品です。
-----story-------------
グレンジャー製靴会社の重役キングは、事業の不振を利用して会社の乗っ取りを画策していた。
必死に金を都合し、長年の夢が実現しかけたその時、降って湧いたような幼児誘拐事件が起こった!
しかも、誘拐されたのはキングの息子ではなく、犯人は誤って彼の運転手の息子を連れ去ったのだ。
身代金の要求は五十万ドル。
キングは逡巡した。
長年の夢か、貴重な子供の生命か……誘拐問題に真っ向から取り組んだシリーズ代表作…黒澤明監督の映画「天国と地獄」の原作。
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1959年(昭和34年)に刊行された、87分署シリーズの第10作です。
アメリカの大都市アイソラで、大会社重役ダグラス・キングの運転手チャールズ・レナーズの息子ジェフが誘拐された……犯人はキングの息子ボビーと間違えたのだ、、、
身代金を払えばキングは破産……しかし人道的には……。
一方、アイソラ市警87分署のスティーヴ・キャレラ刑事らは犯人との交渉のためキング邸に赴くが、主人が非協力的で捜査は難航……まもなく身代金の受け渡し時刻が迫る、、、
警察小説の金字塔にして映画『天国と地獄』の原作……誘拐問題に真っ向から取り組んだシリーズ代表作。
黒澤明監督作品の『天国と地獄』は大好きな映画! その原作ですからねー 面白くないはずがありません……誰を誘拐しても脅迫は成り立つという発想が素晴らしいですよね、、、
アイデアというか……着眼点が凄いと思いますね! 身代金の受け渡しの部分は、映画と原作では全く異なるのですが、お国柄も違うし、映画の方は後からさらにアイデアを追加した感じでしょうね(映画の方は身代金の受け渡し方法も斬新ですね)。
身代金を要求されたキングも、決して単なる成金の嫌な奴ではなく……工場の下働きから叩き上げ、会社の重役にまで昇りつめた男であり、自社の製品に誇りを持ち、安いけれど質は悪い商品を叩き売る、儲け主義の現状を憂える理想主義者で、アメリカン・ドリームの体現者という設定も感情移入できて良かったですね、、、
事件解決後……犯人一味の首領であるサイ・バーナードや誘拐されたジェフの警察に対する態度・発言も好感ですねー 結末含め、愉しめる作品でした。
87分署シリーズ……次々と読みたくなる魅力でいっぱいですね。
Posted by ブクログ
アメリカの作家エド・マクベインの長篇ミステリ作品『殺意の楔 87分署シリーズ(原題:Killer's Wedge)』を読みました。
『警官嫌い 87分署シリーズ』、『通り魔 87分署シリーズ』に続き、エド・マクベインの作品です。
-----story-------------
秋の静かな昼下りに刑事部屋に押入った女の手には、拳銃とニトロの小壜が握られていた。
女はキャレラに恨みを抱いている。
だが彼は、今ここにはいない……復讐の鬼と化した女と刑事たちとの熾烈な心理闘争。
刻一刻と迫るカタストロフィ。
息づまるスリルと緊迫感で描くシリーズの決定版。
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1959年(昭和34年)に刊行された、87分署シリーズの第8作……1964年(昭和39年)に『恐怖の時間』というタイトルで山﨑努や加山雄三、星由里子、志村喬 等が出演して映画化されているようですね。
平穏な10月のある昼下がり……87分署の前に黒ずくめの女がひとり立っていた、、、
顔は死神のように蒼白だ……刑事のキャレラに恨みを抱いている。
彼に逮捕された夫が獄中で病死したのだ……彼女は署にキャレラがいないと知るや、強引に刑事部屋に押し入った、、、
そして呆気にとられている刑事たちに隠し持った拳銃とニトログリセリンの小壜ををつきつけたのだ! 一方その頃キャレラは不可解な密室殺人の捜査にあたっていた。
復讐の鬼と化した女ヴァージニア・ドッジと刑事たちとの熾烈な心理闘争……刻一刻とせまるカタストロフィー、、、
87分署の刑事部屋は、果たして殺人現場となるのか? 息づまるスリルと緊迫感で描くシリーズ屈指のサスペンス!
87分署の刑事部屋に監禁されたピーター・バーンズ警部、バート・クリング刑事、マイヤー・マイヤー刑事、コットン・ホース刑事等とキャレラ刑事に恨みを抱く黒衣の女ヴァージニア・ドッジとの心理闘争を描いた密室監禁の心理サスペンス……キャレラ刑事が担当する金持ちの老人ジェファースン・スコットが密室で殺害された事件の謎をを解き明かす密室ミステリが並行して描かれる物語、、、
妊娠したばかりのキャレラ刑事の妻テディも事件に巻き込まれ、ハラハラドキドキのタイムリミット・サスペンスが愉しめました……この2つのエピソードが事件としては交わらないのも面白かったですねー 事件が解決した後の、エピローグ的な部分も洒落ていて印章的でしたね。
ホントに面白かったですねー 傑作娯楽小説でした!