作品一覧

  • ヒトとヒグマ 狩猟からクマ送り儀礼まで
    3.8
    1巻1,012円 (税込)
    生態系の頂点に立ち,近づきがたい野生動物ヒグマ.ヒトはいつどのような進化をたどってユーラシア大陸でヒグマと出会い,なぜ文化的に共存することになったのか? ヒグマの動物学的・生態学的な特徴から説き起こし,時代と地域を超えた進化上の展開を追い,クマ送り儀礼に見る人間と自然との豊饒な文化の意味にまで迫る.

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  • うんち学入門 生き物にとって「排泄物」とは何か
    値引きあり
    3.8
    1巻550円 (税込)
    うんちに秘められた生き物たちの「すごい生きざま」! なぜするのか? いつからしはじめたのか? しない生き物はいるのか? 臭い理由は? うんちに擬態する生物や、他人のうんちを食べる動物がいる!? 仲間やライバルの行動を支配する、うんちを使った情報戦略とは? うんちとは……、進化の結晶にして生存戦略の武器だった! 思わず誰かに話したくる「うんちのうんちく」が満載! 〈もくじ〉 第1章 生物にとって「うんち」とは何か 第2章 個体にとっての「うんち」──なぜ「する」のか 第3章 集団にとっての「うんち」──果たして「役に立つ」のか 第4章 他の生物にとっての「うんち」──「うんち」を使った巧みな「生き残り」&「情報」戦略 第5章 環境にとっての「うんち」──地球規模で活躍する「うんち」
  • うんこの世界
    3.7
    1巻2,530円 (税込)
    きもちよく うんこ していますか?💩 やせられないのは細菌のせい? 清潔な家で育つとアレルギーになりやすいって本当? 男性との握手には気をつけたほうがいい!?──わたしたちの健康と幸福の鍵をにぎる細菌たち。よりよい共生のための、有益で刺激的な、大人のためのうんこ読本!
  • ハクビシンの不思議 どこから来て、どこへ行くのか
    3.7
    1巻3,300円 (税込)
    ハクビシンはどこから来たのか――はたして日本の在来種なのか、それとも外来種なのか? 永年にわたる謎をついに解明! さらに、生態や人間との関係をはじめ、さまざまな視点からその生きざまに迫る。都市化する野生動物たちとわれわれはどのように付き合えばよいのか? 【「序章 ハクビシンの不思議を探る」より】 ハクビシンは、日本をはじめ東アジアや東南アジアに広く生息するアジアに特有の哺乳類であるが、現在でもさまざまな謎を秘めた動物である。その名前の由来、外観の多様性、生活様式、地理的分布、日本での在来種説vs外来種説、農業被害など人間社会での問題点、今後の行方……。本書では七つの章に分けて、これらの謎をひもといていくことにする。種々の文献を参考にするとともに、私たちの研究室で取り組んできた遺伝子研究の成果を交えながら探っていきたい。 【主要目次】 序章 ハクビシンの不思議を探る 第1章 ハクビシンとはどんな動物か 1 縞模様のある顔と長い体――形態の特徴 2 どこに住んでいるのか――東南アジアから東アジアまで 3 どこでどんな暮らしをしているのか――生息環境、食性、生活様式 4 どんな仲間がいるのか――分類と進化 第2章 日本のハクビシン 1 古文書のなかのハクビシン 2 在来種なのか――日本在来種とのちがい 3 外来種なのか――飛び石状の分布と急激な増加 4 ハクビシンという名前の由来 5 社会経済のなかのハクビシン 第3章 台湾から日本へ 1 タイでハクビシンに出会う 2 渡来ルートを解明する――遺伝子からたどる 3 台湾のハクビシンとの出会い 4 台湾のハクビシンと日本のハクビシン 5 日本への二つの渡来ルート 第4章 日本で繁栄するハクビシン 1 日本で分布を拡大するハクビシン 2 本州と四国のハクビシン――DNAから見た地理的変異と多様性 3 北海道と九州のハクビシン――日本列島での北上と南下 第5章 ハクビシンと人間社会 1 ヒトのグローバル化がもたらす外来種 2 なぜ外来種が分布を拡大するのか 3 外来種が引き起こす人間社会と生態系への問題 4 ハクビシンとほかの外来種との関係 5 ハクビシンの都市動物化 終章 ハクビシンはどこへ行くのか あとがき
  • はじめての動物地理学 なぜ北海道にヒグマで,本州はツキノワグマなの?
    3.6
    1巻1,595円 (税込)
    ゾウとサイとライオンが,インドとアフリカにいるのはなぜ? コアラの祖先はアメリカ出身? 昔は本州にもヒグマがいた!?――どこにどんな野生動物がいて,その動物たちは大昔から,地球のどこをどのように移動して,今いる場所にたどりついたのか? そんな疑問に答えるのが動物地理学です.たくさんの動物を例に,紹介します.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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ユーザーレビュー

  • ヒトとヒグマ 狩猟からクマ送り儀礼まで

    Posted by ブクログ

    そうか、ヒトとヒグマの講義はもうないのか。一番よかったと言っていたのにな。新書じゃないのも出してほしい。

    0
    2025年06月07日
  • ヒトとヒグマ 狩猟からクマ送り儀礼まで

    Posted by ブクログ

    ヒグマはヨーロッパ、ユーラシア、北米に分布しています。
    その中、北海道に分布しているヒグマが単位面積あたりの棲息数が一番多いということです。
    ヒグマは大型の哺乳類で人間のように立って歩くこともできて、肉も植物も食べる雑食性ということで、人間に似ています。
    このような特徴がヒトとヒグマは精神的な結びつきは近く、物理的な距離は遠いという独特な関係性になったということです。
    クマ送りという儀式は狩猟でとったヒグマを神様に捧げるというような儀式ですが、日本以外にもにたような儀式があるそうです。
    ただ、子熊を飼育して、それを神様に捧げるという飼育型のクマ送りはアイヌの人たちだけがするそうです。
    ヒグマは

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    2025年04月06日
  • ハクビシンの不思議 どこから来て、どこへ行くのか

    Posted by ブクログ

    ハクビシンについて、生物名の由来やその変遷、歴史的な背景、そしてハクビシンの遺伝子解析を通して日本におけるハクビシンの分布について非常にまじめに書かれてます。
    論文や文献の引用も多く、ややもすると読みにくい印象をうけるかも知れません。ですが、研究者をしている著者なので、現在わかっていないことはわからない、調査が必要、とはっきり書いてあることも多く、真摯に書かれていることが伝わってくる本でもあります。

    以下に備忘録としてハクビシンについて新たに知ったことをまとめます。
    ・ハクビシンは「ジャコウネコ科」
    ・ハクビシンに「在来種説」と「外来種説」があり、遺伝子調査の結果、日本にいるハクビシンは台湾

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    2025年09月01日
  • うんこの世界

    Posted by ブクログ

    切っても切り離せない我が身の分身「うんこ」。副題にあるように「細菌とわたしたちの深い関係」を紐解く。コロナ禍で手指消毒や手洗いがこれまでになく浸透した。そんな時代だからこそ、今一度身近な細菌との付き合い方を知るべきかもしれない。

    0
    2025年08月04日
  • うんこの世界

    Posted by ブクログ

    細菌=悪者?
    どうも多くの人は病原性の細菌とどうでないものをごっちゃにしてる節があるし、
    過剰に怖がっている感がある気がします。(なのに手洗いはいいかげんだったり…。)
    もちろん本書にも病原性細菌や抗生物質耐性菌の話など、細菌について危惧すべきことにも触れられていますが、細菌(特に腸内細菌)がいかに私たちを助けてくれているか、ということにも相当数のページをさいて説明してくれてます。
    近年、注目されているマイクロバイオータ(腸内フローラのこと)へ働きかける方法は様々ありますが(プレバイトティクス、プロバイオティクスなど)、結局一番有効なのは・バランスよく食べる・適度な運動・睡眠を取る、ということ

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    2025年07月01日

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