増田隆一のレビュー一覧
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厚くはなくどっちかと言うと可愛い感じの見た目の本でしたが、中身はきっちりハクビシンに詳しい研究者の先生が書いた、生態あり・歴史あり・最新研究ありの、1冊で分かるハクビシン! って感じのガチめの本でした。ハクビシンならもろもろ書いてこのサイズに収まるんだな。Posted by ブクログ
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動物地理学か~、おもしろ。世界が地続きだったパンゲアの頃から連綿と続く生態系。ロマン溢れますな。その流れで、外来種もみんないい、みたいになるのかと思いきや、そこには人為が介入しているから、やっぱダメなのでした。写真や図表もふんだんに用いられていて、これは楽しく読める。Posted by ブクログ
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うんち君とミエルダによる「うんち学」のお話
第1章 生物にとって「うんち」とは何か
第2章 個体にとっての「うんち」──なぜ「する」のか
第3章 集団にとっての「うんち」──果たして「役に立つ」のか
第4章 他の生物にとっての「うんち」──「うんち」を使った巧みな「生き残り」&「情報」戦略
第5章...続きを読むPosted by ブクログ -
どんな動物がどこに分布しているのか。
どう移動して現在の分布に至ったのか。
動物地理学というのは、こういうことを考える分野だという。
本書は、中学生をターゲットに、動物地理学のこと、そして筆者の研究分野である都市動物の話を伝えていく。
種や進化とはどういうものか。
地球の歴史の中での大きな環境変化...続きを読むPosted by ブクログ -
海水面低下により出現した陸橋を通って、動物がダイナミックに地球規模で移動していったことが進化につながったという考えは面白かった。Posted by ブクログ
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なんでツキノワグマとヒグマは生息地が違うのか、とかぼんやりした疑問がちょっとスッキリした。メジャーな動物が多く取り上げられているので入りやすいし読みやすい。Posted by ブクログ
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著者の言う「うんちの役割4箇条」とは,以下の通り。
1 生き物と進化の証である「うんち」
2 個体間のコミュニケーションを担う「うんち」
3 種間での情報戦略と種の存続に役立つ「うんち」
4 生態系での物質循環を担う「うんち」
いずれも,あまり説明が要らないのではないだろうか。言われてみれば,そ...続きを読むPosted by ブクログ -
ハクビシンの歴史と各国での在り方など。近所で見かけたので調べようと思って読んでみたが、ジャコウネコ科なのでめちゃくちゃ臭いので屋内飼育には適さないというのと、日本では九州以外広く分布して農作物にアライグマたちと同様に被害を与えてロードキルも多いというのと、現在の国内の生態の研究がほぼされてないとのこ...続きを読むPosted by ブクログ
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動物地理学自体はとても面白いと思ったのだが、後半は外来種とか、ちょっと散漫な印象だった。
まあ、他の本で読んだことのある内容だからそう思うのかも知れない。
進化の本を読んだことのない人には、すごく楽しいのかも。
ベルクマンの規則やアレンの規則を紹介するなら、フォスターの規則も紹介したら良かったのに、...続きを読むPosted by ブクログ