作品一覧 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 価格高い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 曇りなく常に良く 3.8 小説 / 国内小説 1巻1,980円 (税込) 私たちの声はよく似ているのでどれも混ざる、来年も私たちは五人でいるだろう――。 母の再婚で「姉」になったハルア、 恋愛に打ち込みたいスポーツ少女ナノパ、 ルッキズムに囚われるダユカ、 「空気の読めなさ」を自覚するシイシイ、 家計のためバイトに明け暮れるウガトワ。 高校二年生の仲良し五人組。 同じ時を過ごしていても、 見据える景色が同じとは限らない。 芥川賞作家が描く、澄みわたる青春群像劇! 試し読み フォロー 無形 - 小説 / 国内小説 1巻1,881円 (税込) 確かにそこにあった生活を、形には残らない喜びを、悲しみを、少しずつ取りこぼしながらも生きていく。 気鋭の芥川賞作家・井戸川射子、待望の初長編。 過ぎゆく歳月の中で、変わらないものは何と呼ばれるのだろう――。 立ち退き勧告が進む団地を舞台に、ほころびと希望、息づく日々を描き切る傑作群像劇。 年老い病を患う祖父と、彼の面倒を見る孫娘。 親が失踪した姉弟。 夫に先立たれ、近所の犬の世話をする老女。 友情以上の感情を育む少女たち。 守りたい兄と、それを疎ましがる弟。 海辺の団地に集う人々に流れる、季節と記憶――。 試し読み フォロー 移動そのもの 3.0 小説 / 国内小説 1巻1,870円 (税込) 語りは未知なる情景を相手に伝えるためのものだが、一方で言葉はそれ自身次の言葉を求めて自在に繁茂していく。そのふたつが合わさったとき、小説は一文一文、一語一語、圧倒的な速度で跳躍しながら、読む者を〈現在〉の強度へと誘いつづける。2019年『する、されるユートピア』で中原中也賞、2023年『この世の喜びよ』で芥川賞に輝く、詩人・作家が放つ、言葉を読む原初的な快楽に溢れる最新短編集! 試し読み フォロー 共に明るい 3.3 小説 / 国内小説 1巻1,562円 (税込) \『この世の喜びよ』で芥川賞受賞、待望の受賞後第一作!/ その瞬間、語られないものたちがあふれ出す。 早朝のバス、公園の端の野鳥園、つきあってまもない恋人の家、島への修学旅行、バイト先の工場の作業部屋――。 誰もが抱える痛みや不満、不安、葛藤。 目に見えない心の内に触れたとき、「他人」という存在が、つながりたい「他者」に変容する。 待望の芥川受賞後第一作、心ふるわす傑作小説集。 「共に明るい」 早朝のバス、女は過去を語り出す。 「野鳥園」 産後の母親と少年が過ごす、仮初のひととき。 「素晴らしく幸福で豊かな」 出会って一ヵ月、恋人と過ごす不安定な日常。 「風雨」 台風で足止めをくらった修学旅行生たちの三日間。 「池の中の」 電池の検品バイトでの会話、起こる揺れ。 試し読み フォロー この世の喜びよ 3.5 小説 / 国内小説 1巻660円 (税込) 第168回芥川賞受賞作! 娘たちが幼い頃、よく一緒に過ごした近所のショッピングセンター。 その喪服売り場で働く「あなた」は、フードコートの常連の少女と知り合う。 言葉にならない感情を呼びさましていく芥川賞受賞作「この世の喜びよ」をはじめとした作品集。 ほかに、ハウスメーカーの建売住宅にひとり体験宿泊する主婦を描く「マイホーム」、 父子連れのキャンプに叔父と参加した少年が主人公の「キャンプ」を収録。 試し読み フォロー ここはとても速い川 3.6 小説 / 国内小説 1巻649円 (税込) 読んでいる間、ずっと幸福でした。――川上弘美 保坂委員が説明の途中で嗚咽した場面は 野間新人賞の選考の歴史に刻まれよう。――長嶋 有 選考委員--小川洋子、川上弘美、高橋源一郎、長嶋 有、保坂和志-- 満場一致の、第43回野間文芸新人賞受賞作 【あらすじ】 児童養護施設に住む、小学五年生の集。 一緒に暮らす年下の親友ひじりと、近所を流れる淀川へ亀を見に行くのが楽しみだ。 繊細な言葉で子どもたちの目に映る景色をそのままに描く表題作と、 詩人である著者の小説第一作「膨張」を収録。 選考委員の絶賛を呼び、史上初の満場一致で選ばれた、第43回野間文芸新人賞受賞作。 試し読み フォロー 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 井戸川射子の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 曇りなく常に良く 小説 / 国内小説 3.8 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 描きわけがすごい。おお、こんな感じなのかな。シイシイのわからないからやってみようと部活を選んじゃう話が自分がやっちゃったのととても近くて泣けた。 0 2025年06月06日 この世の喜びよ 小説 / 国内小説 3.5 (17) カート 試し読み Posted by ブクログ えもいわれぬ喪失感を感じる女性の表現がすごく美しく自身の母親と重ね合わせながら読み終えました。 素敵なお話しでした。 0 2025年05月06日 曇りなく常に良く 小説 / 国内小説 3.8 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ めちゃくちゃ良い。まず文体がすごく自由で、縛られない感じがすごく良い。センスの塊。 ポエムとエッセイの中間のような、大人と子供の中間のような、女の子達の感情と文体がマッチしてて、自分もこの本の中に溶けていく感じがする。 読み終わって、なんだか知らないけどすごく感動した。何も解決していないし、解決するほどでもない日常が日々続いていくけど、解釈して納得して生きていくしかないですね 0 2025年04月11日 この世の喜びよ 小説 / 国内小説 3.5 (17) カート 試し読み Posted by ブクログ なかなか一文が終わらない、句読点が少ない文で、ちょっと読みにくいです。あと誰が何を喋ったのか、場面転換がいつあったのかが分かりにくかった。(私の読解力の問題ですし、そこが良いところでもある) ・表題作 若者と喋るとパワーが貰えるし、子育ては人生2周目の追体験、みたいな話。著者の作品を初めて読みました。文体もそうですが、心地良いゆらぎを感じて、読んでいて新感覚で面白かったです。 ・3本目のお話 お母さんになると、お母さんじゃなかった頃には戻れないのだと思いました。 0 2025年01月26日 ここはとても速い川 小説 / 国内小説 3.6 (23) カート 試し読み Posted by ブクログ 表題作は児童養護施設の小学生の視点でそっけない関西弁で綴られる。なんとなく泣けちゃうんだよー 『膨張』はアドレスホッパーの物語。アドレスホッパーって初めて知った。 0 2025年01月13日