【感想・ネタバレ】曇りなく常に良くのレビュー

あらすじ

私たちの声はよく似ているのでどれも混ざる、来年も私たちは五人でいるだろう――。

母の再婚で「姉」になったハルア、
恋愛に打ち込みたいスポーツ少女ナノパ、
ルッキズムに囚われるダユカ、
「空気の読めなさ」を自覚するシイシイ、
家計のためバイトに明け暮れるウガトワ。

高校二年生の仲良し五人組。
同じ時を過ごしていても、
見据える景色が同じとは限らない。
芥川賞作家が描く、澄みわたる青春群像劇!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

描きわけがすごい。おお、こんな感じなのかな。シイシイのわからないからやってみようと部活を選んじゃう話が自分がやっちゃったのととても近くて泣けた。

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2025年06月06日

Posted by ブクログ

めちゃくちゃ良い。まず文体がすごく自由で、縛られない感じがすごく良い。センスの塊。
ポエムとエッセイの中間のような、大人と子供の中間のような、女の子達の感情と文体がマッチしてて、自分もこの本の中に溶けていく感じがする。
読み終わって、なんだか知らないけどすごく感動した。何も解決していないし、解決するほどでもない日常が日々続いていくけど、解釈して納得して生きていくしかないですね

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2025年04月11日

Posted by ブクログ

独特の文体は、女子高生の心の声をリアルに録音できたとしたらこんな感じなんやろなと思えるもので、良い意味で生々しい。
よく、他人と自分を比べず、自分の評価は自分ですればいいなんてことを言うけど、自分が高校生やったころを振り返ってみても、そんなことは到底無理で、周りと比べて自分のいけてないことばかりがみえてしまって、高校生の時分ってそんなヒリヒリしてしまうもんなんやろうなぁ。
その意味でもすごくリアルやった。

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2025年08月14日

Posted by ブクログ

隣りに居るような。どこにでも居るような。日常の切り取りが素晴らしい。世の中の人たちは、こうやって生きているんだ行くんだと思いました。

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2025年09月25日

Posted by ブクログ

女子高生の頭の中を文章に起こしたらこんな感じなのだろう。
5人の登場人物が上滑りな会話を重ねながら、心の中ではそれぞれが大事にしていることやコンプレックスに感じていることを悶々と考えているという物語。
どの子も母親はたいがい蚊帳の外で、その距離感が生々しく、女子高生の母としては少し寂しい。

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2025年08月15日

Posted by ブクログ

芥川賞作家。読点ばかりで独特な文体。内容は、何を言っているのかよくわからないこともあるが、時々面白い

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2025年04月19日

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