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Posted by ブクログ
家族に、友人に、将来に、そして自分自身に悩む。そんな日々を送る高校二年生の仲良し五人組。彼女達の悩みは多感な今の時期であるからの悩みであり、今の時期であるからこそ、結果を望む。なんともない日々も思い出となり、未来の自分へと繋がっていく———
良い。
高校二年生。彼女達は様々な悩みを抱えるのが常。母の再婚で姉となったり、恋愛に明け暮れたいがスポーツにも取り組みたかったり、自らの顔の一部がコンプレックスだったり、自らの空気の読めなさを自覚していたり、姉妹で仲が悪かったり、家計のためにアルバイトに打ち込んだり。そこでの日々は様々な事象から悩みを刺激されていく。友人間での会話、先輩との会話、家族との会話。自分自身との見つめ合い。
高校二年という時期であるからこそ、自らに悩む。しかしながら彼女達がそんな日々で学ぶことは案外芯を食ってたりする。大人と子供の中間地点に佇む位置から見る世界は、その当時でしか見られない景色。そこから感じることもまた然り。真に大切にすべきこと。自己の形成に直結すること。そんないくつかを平凡な日々から学んでいく彼女達は尊きものであり、それらを体験できる本書は素晴らしく、貴重である。
最近読み始めて気付いたけど、日常を描いた群像劇が好みかもしれない。特に大きな事件は起きず、平凡な日々が描かれる。そんな物語。まだ数冊しか読んでいないが、様々な人物の視点から日常が描かれる様子は、見ていて飽きないし、一冊の本で、複数の人物の人生を体験できるなんて、なんだかお得。
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