作品一覧

  • あのころはフリードリヒがいた
    4.4
    1巻858円 (税込)
    ヒトラー政権下のドイツ,人々は徐々に反ユダヤの嵐にまきこまれていった,子どもたちさえも…その時代に生き,そして死んでいったユダヤ少年フリードリヒの悲劇の日々を克明に描く.

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  • ぼくたちもそこにいた
    3.9
    1巻1,210円 (税込)
    優等生のハインツ,時代の流れに素直には従えないギュンター,そして〈ぼく〉.ヒトラー政権下のドイツで,青少年組織ヒトラー・ユーゲントに入団した少年たちが経験したことは? すさまじい勢いで戦争へ突入していく日々を,その時代に生きた〈ぼく〉が,克明に,そして淡々と描く.『あのころはフリードリヒがいた』の続編.

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  • 若い兵士のとき
    3.6
    1巻792円 (税込)
    17歳で志願し入隊してから20歳で敗戦を迎えるまで,ナチ政権下のドイツで,〈ぼく〉が実際に体験した戦争のなまなましい姿.前線で左腕を失い,将校になってまた前線へ──壮絶な日々のできごとを短いエピソードで淡々とつづる.『あのころはフリードリヒがいた』『ぼくたちもそこにいた』に続く,3部作の完結編.

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ユーザーレビュー

  • あのころはフリードリヒがいた

    Posted by ブクログ

    第一次世界大戦から第二次世界大戦までにおける、ドイツのユダヤ人迫害をドイツの一般国民である少年の視点から描いた作品。
    主人公はユダヤ人である友人フリードリヒと、家族ぐるみで良好な関係を築いていた。ただ時代の流れによって徐々に居場所がなくなっていくフリードリヒのことを、支えたくても周りが許してくれない中で、見ていることしかできない辛さを、主人公の目線を通して読者にも追体験させられているような気分にさせられる。
    大衆心理の恐ろしさも非常に感じられる。ドイツ人の集団が、ユダヤ人の居住に強盗のような形で押しかけ、家を荒らし、金品を奪い去っていく。その最中、恐ろしさで躊躇している主人公が、周りからお前も

    0
    2026年05月20日
  • あのころはフリードリヒがいた

    Posted by ブクログ

    河合隼雄先生のこころの読書教室で紹介されていて手に取った。

    主人公はドイツ人の少年。そのぼくと同じアパートに住むユダヤ人のフリードリヒ一家との交流や、時代の流れの中で否応なしに悲劇に巻き込まれていく様子がぼくの視点から克明に描かれています。

    独裁者がどのような仕組みで社会を支配していったのかがよく分かります。レッシュのように率先して迫害を推し進めた者から、ぼくの一家やノイドルフ先生のように心を持って変わりなく接していた人たちもいた。ただそのような人たちにもユダヤ人に手を貸すと家族や自身が危険に巻き込まれる恐怖からそうできないように圧力がかけられて、どんどんユダヤ人を孤立無縁な状態にしていく

    0
    2026年04月12日
  • あのころはフリードリヒがいた

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦前の1925年にドイツで生まれたドイツ人の“ぼく”とユダヤ人の幼馴染、フリードリヒとの日々を通じて当時のヒトラー政権下のドイツを描く作品。

    これはできるだけ多くの人に読んで欲しい

    当時のドイツにいるユダヤ人たちの状況がとてもリアルに描かれているのではないだろうか。
    とてもつらい。つらいけど、きっとそうだったんだろうな、と思う。
    訳者あとがきによると、著者はフリードリヒたちと同じ1925年生まれ。おそらく作品内のほとんどが著者自身が体験したことだろうと書かれている

    120ページで主人公の父が、フリードリヒの父親であるシュナイダーさんに「(中略)早く、でておいきなさい!」と言う

    0
    2025年11月23日
  • あのころはフリードリヒがいた

    Posted by ブクログ

    『ベルリンは晴れているか』を読んだのでドイツ人だって辛いんだというのを感じた。
    それでもやっぱりユダヤ人は、そんな目にあう必要はないのに酷過ぎる。
    嬉しそうに迫害出来る人たちの感覚を疑うと思ったが
    こういう人、日本にもゴロゴロいたわと思い直した。
    人ってそういうものだよね、でもそれで終わりにしちゃいけない
    というのを改めて思った。

    0
    2025年08月09日
  • あのころはフリードリヒがいた

    Posted by ブクログ

    いやこれは……。普通の生活を刻々と蝕む戦争の影。「ぼく」がヒーローではなく、時々は他のドイツ人と一緒になりユダヤ人を囃す描写があるのもまたリアル。「わからない。ぼくはどうしたらいいのか。わからない!」には誰もが共感するのでは。

    0
    2025年06月05日

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