作品一覧

  • 戸籍の日本史(インターナショナル新書)
    4.6
    1巻1,199円 (税込)
    古代律令制時代に生まれた戸籍はなぜ、何のために明治に甦ったのか? そしてその制度が21世紀の今日まで生き続けているのはいったいどういう理由なのか。 夫婦別姓問題、同性婚、このほか種々の国際化の「見えざる障壁」になっている、日本独自の国民管理制度を暴く。 「天皇には戸籍があるか」「江戸時代の戸籍制度は」など、戸籍をめぐる小ネタも満載!
  • 天皇と戸籍 ――「日本」を映す鏡
    3.7
    1巻1,716円 (税込)
    「日本人」たることを“証明”する戸籍、戸籍をもたない天皇家――。どちらも「血統」、「家」の存続といった原理に支えられてきた。天皇制と戸籍は、いかなる関係にあるのか? その根底には、何があるのか? 古代に始まり、世界に類を見ない日本独自の制度でありながら、正面から問われることのなかった難問に挑んだ、渾身の書!
  • 戸籍と国籍の近現代史【第3版】――民族・血統・日本人
    -
    1巻3,344円 (税込)
    日本国家は「民族」「血統」「日本人」といった概念を、戸籍と国籍を用いていかに操作してきたか。最新版ではセクシュアル・マイノリティ関連の記述等を改めて検討するとともに、直近の重要判例も付記。〈日本的差別〉の深層に迫るロングセラー第三版。
  • 戸籍の現在
    -
    1巻220円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 (目次より) ●婚外子差別、選択的夫婦別氏、人権侵害…… 家族単位から個人単位の編製へ 二宮周平 ●民法改正で無戸籍問題は解決するのか 井戸まさえ ●赤ちゃんポスト、内密出産の課題 子どもの出自を知る権利を考える 森本修代 ●造り上げられた「家」の観念 日本人を呪縛する「戸籍意識」 遠藤正敬

ユーザーレビュー

  • 戸籍の日本史(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    面白すぎる!!!!
    戸籍の存在を知らずとも普通に生活している、つまり戸籍は日常生活とは無縁な存在と感じられる。が、マイノリティの立場になると(本書でいう無宿や「外地人」、婚外子など)戸籍という制度が自身の生活を縛る・抑圧の方向へ強烈に作用する点に 日本の伝統的な差別体制が見て取れた。

    ・戸籍に登録されてはじめて日本人となる
     その背景に、外圧 国難にどう対応するか→天皇を頂点とし、家単位で従う 国体

    85頁 江戸時代の人別帳(戸籍というよりは、世帯単位の記録のため住民台帳にあたる) しかし、機能としては不十分 身分制の中でカバーしきれない そうした中で人別帳から漏れ落ちた「無宿」→階級と職

    0
    2026年01月26日
  • 戸籍の日本史(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    これは素晴らしい本!
    選択的夫婦別姓制度が裏テーマとしてありながら、そんなことはおくびにも出さす
    大和時代の壬申戸籍に始まる日本の戸籍の歴史を追いかける。
    国家という概念がはじまり、税の徴収のために生まれた仕組み。
    しかし荘園制度とともに立ち消えになる。
    それが復活したのが幕末。尊王開国のために徴兵が必要となり、戸籍の必要性が
    改めて生まれる。それまで農民は姓などなかった。
    それも家単位の戸籍となり、家父長制が制度としても確立する。
    その後、明治政府が生まれ、戸籍はより強固になる。
    長男は徴兵されない、ということで、新たな戸籍を無理くり作り、
    徴兵逃れがはびこる。夏目漱石も北海道に転居し、逃れ

    0
    2026年01月23日
  • 戸籍の日本史(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    「日本史」の時間に覚えたキーワードが沢山出てきて、今更ながらに驚くことばかり。昔は高校受験程度で戸籍謄本提出したものだけど、プライバシーもへったくれも無かったなーとつくづく。
    今も続く不平等や、差別感情の根っこはそもそも、不完全でご都合主義な「戸籍制度」から生まれたものなのでは?と思うほどだが、マイナンバー制度がもっと普及したら(それはそれで嫌なんだけど)戸籍制度自体が無くなる!なんてこともあるかもね?
    「寄り道」のコラムも楽しく勉強になりました。
    S氏に感謝を込めて。

    0
    2026年01月19日
  • 戸籍の日本史(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    「戸籍は家を管理し、維持するための制度」という論旨で貫徹され、その制度運営上の困難や矛盾について歴史を具体的に紐解きながら著述されており、大変おもしろかった。
    すごく硬い印象の文がずっと続いた後、「サザエさん」の章で雲行きがやや怪しくなり、後書きでコンカフェに通うヲタクであることが明らかにされたところで、読み手としてはズッコケた笑

    0
    2025年12月10日
  • 戸籍の日本史(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    相続の手続きをしたこともあるので戸籍についてはある程度はわかっているつもりだったが、読んでみて現状に合わない歪な仕組みだなあと思った。作成の目的と仕組みがすでに陳腐化しているのに、過大イメージだけが日本人に刷り込まれている。結果、住民登録とかマイナンバーとかつぎはぎな仕組みを維持しなければならなくなってしまった。

    植民地時代の戸籍。朝鮮人と結婚して朝鮮戸籍に入った日本人女性は戦後日本国籍を自動的に失う。
    つまり日本人の国籍は血統主義ではない(戸籍主義?)

    実際のところ夫婦別姓に反対な本当の理由は戸籍システムの構造(筆頭者とメンバーの氏は必ず同じ)を壊したくないってだけかも。
    戸籍の筆頭者に

    0
    2026年01月30日

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