ラーシュ・ケプレルの作品一覧

「ラーシュ・ケプレル」の「ウサギ狩り人」「鏡の男」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 蜘蛛の巣の罠(上)
    値引きあり
    4.0
    1~2巻599円 (税込)
    サーガに届く謎の小包。 醒めぬ悪夢が始まる。  ユレック・ヴァルテルという凶悪な殺人鬼との闘いは、ヨーナ・リンナとサーガ・バウエルの捜査によって終止符が打たれた──はずだった。心に深い傷を負って療養するサーガのもとに、連続殺人をほのめかす絵葉書が届くまでは。「ヨーナを救えるのはきみしかいない」。署名は「ユレック・ヴァルテル」のアナグラム。その葉書をサーガが受け取ってから三年が過ぎたある日、国家警察長官マルゴット・シルヴェルマンが突如失踪、後日遺体で発見される。現場には葉書の記述どおり残された純白の薬莢。それは新たな殺人鬼が練りあげた計画の始まりを告げる声だった……
  • 鏡の男 (上)
    4.4
    1~2巻1,210円 (税込)
    人気シリーズ最新作! 連続少女誘拐事件の闇 ある雨の朝、ストックホルムの公園でジャングルジムに吊された少女が発見された。現場に駆けつけた国家警察刑事ヨーナ・リンナは遺体を一目見て驚愕する。彼女は五年前の誘拐事件で行方不明となった被害者だった……。警察は監視カメラの映像から、現場近くで犬を連れていた男の逮捕に踏み切る。強引な取調べがおこなわれるが、その男・マルティンは精神病を抱えていて供述は要領を得ない。だが、警察内で唯一マルティンを目撃者だとみなすヨーナがエリック・マリア・バルクのもとで催眠療法を試みると、途端に彼は饒舌になりある名を口にする──
  • 墓から蘇った男(上)
    値引きあり
    4.0
    1~2巻330円 (税込)
    世界1500万部超! 血の呪縛に絡まる死んだ男の冷凍庫にあった頭蓋骨。 これはヨーナへのメッセージか? オスロの集合住宅の住民から悪臭の苦情が寄せられ、警官が向かった先には、腐敗が進行し、腹部を膨張させ両足の開いた男の死体があった。 一地方警察官として勤務し、数週間後に警察庁の警部に復職することになっているヨーナのもとに、色を失った監察医ノーレンが訪れる。 死んだ男の冷凍庫には多数の切断された人体のパーツがあり、その中に亡くなったヨーナの妻スンマの頭蓋骨があったというのだ。 スンマの墓が荒らされたことにショックを受けるヨーナは、かつて対峙した怪物の狂気に満ちた記憶を蘇らせる……。
  • ウサギ狩り人(上)
    値引きあり
    4.0
    1~2巻330円 (税込)
    世界1500部突破! ヨーナ・リンナシリーズ最高傑作! そこは天国ではなく地獄。 ヨーナとサーガが繰り広げる鬼気迫る追跡劇! ストックホルムの高級住宅街。売春婦の目の前で客が撃ち殺された。公安警察警部サーガが緊急出動するが、犯人はシリアのテロ集団と関わりのある男の名前を口にして、現場を立ち去ったあとだった。唯一の目撃者を尋問すると、犯人の頬には長い髪の束のようなものが垂れ、被害者に童謡をきかせ、ゆっくりと時間をかけて止めを刺したという。4年の刑で服役中の元国家警察警部ヨーナの元に、意外な人物が訪れる。ヨーナは国を揺るがす凶悪犯を追跡するために、復帰する。 犯人の奇妙な行動から、犯人が十人の殺害を計画していると見破ったヨーナは、サーガとともに連続殺人犯の動機に迫る。浮かび上がってきた被害者の共通点を見つけたヨーナは、30年前に起こった、陰惨な事件の真実を探るが――。 巧みな伏線とスピード感、ダイナミックな展開と精緻なディテールの融合からなる、シリーズ最高傑作!
  • つけ狙う者(上)
    値引きあり
    4.1
    1~2巻330~550円 (税込)
    世界1500万部超え! ヨーナ・リンナシリーズ最新刊! 窓、ストーカーの影 そして、地獄を見る。 始まりは警察に送られてきた女性の日常のワンシーンを撮影したビデオ…… 国家警察の警部ヨーナ・リンナが姿を消してから8カ月――彼の後任となったのは、臨月間近のマルゴット・シルヴェルマン。いま彼女が担当しているのは、独身女性の連続惨殺事件だ。どの被害者も残酷なまでに顔面を傷つけられていたのみならず、犯人は、犯行の直前に被害者の姿が映った映像を警察に送りつけていた。目撃者もなく、被害者どうしの接点や共通点もないなか、警察は過去の犯罪歴から強迫的な執着を持つ性犯罪者の洗い出しを進めるが、容疑者らしき人物は浮かんでいなかった……。
  • 砂男(上)
    値引きあり
    4.7
    1~2巻330円 (税込)
    スウェーデンで年間最も売れたクライム・ノベルを記録! 司法精神医学局閉鎖病棟に収容された史上最凶のシリアルキラー……。全身が、不気味な寒気に襲われる 【内容】 ある激しい雪の夜、一人の男がストックホルム郊外の鉄道線路沿いで保護された。それは、ベストセラー作家レイダルの13年前に行方不明になった息子ミカエルだった。彼は、自分と妹フェリシアを誘拐した人物を「砂男」と呼んだ――。当時、国家警察のヨーナ警部は捜査にあたったが、それがきっかけで彼の人生は一変していた。相棒サムエルとユレックという男を逮捕。判決後、ユレックは不吉な言葉を吐き、閉鎖病棟に収容される。そこへ妹の監禁場所を知るため、公安警察のサーガが潜入捜査を開始する!

ユーザーレビュー

  • 蜘蛛の巣の罠(下)

    購入済み

    後編は予想とは異なる展開でしたが、とにかく緊迫感が途切れることなく最後まで続き、全力疾走しているかのような作品でした。
    読んだあとも興奮覚めやらず、今回は本当にサーガが壮絶、すごすぎ。

    特に最後の最後の一文には思わず鳥肌がたちました。

    訳者のあとがきにも書いてあったのですが、ユレック亡きあと、緩めの作品になるのではと想像していたら全くの大違いで、冒頭からガツンと来る威力増し増しな鋭く深いストーリー。
    これからもシリーズが続き、翻訳されることを祈ります。

    #ダーク #感動する #深い

    0
    2024年05月31日
  • 蜘蛛の巣の罠(上)

    購入済み

    毎回、どのような形でユレックが関わってくるのか気になっていましたが、今回は初めから作者が素晴らしい表現力でユレックに言及。
    その後すぐ、ヨーナの関係者の死亡事件が展開します。

    ヨーナのシリーズはどれもすごいのですが、今回はサーガが復帰し、フィギュアの謎かけなど、とにかく緊迫感あふれる流れでひたすら読みました。
    サーガがいると、ぐんと厚みが増して感じます。
    ヨーナを含め、登場人物の描写に深みも増し、私の中では最も凝縮した作品です。

    #ダーク #アツい #感動する

    0
    2024年05月28日
  • 墓から蘇った男(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最高…

    館シリーズを順番に追った時、京極堂シリーズを数冊読み終えた時と同じカタルシス、といったらいいのかなー
    こう、ある程度作者の世界に身を投じたからこそ初めて得られる、計算し尽くされたパズルを解き終えた感とでもいいましょうか…

    最初からフルスロットルでぶち込まれる殺人に、わずかな救いさえ砕く、あまりに無情なエンディング。
    夫婦でどちらかが、いや、ここはこの子は助けようとは主張しなかったんですかね…3人娘さんがいて、この結論出しましたかへええ…と。

    ただ、この最悪な犯人像を生み出す頭脳の持ち主が作者な訳で、決して無駄を作らない以上おそらくは、その死の理由もあるんだろうと思う。死を必然とす

    0
    2024年05月28日
  • 砂男(下)

    購入済み

    砂男

    続きが気になって、上下巻一気読みでした。
    北欧の地理がわからないので、通りの名前や地名もピンとこないけど、なにしろ、主人公の2人の警部が恐ろしくタフなので、どんどん読み進められました。
    最後、気になる〜、次回作期待します!

    0
    2023年11月07日
  • 鏡の男 (下)

    購入済み

    ヨーナ・リンナシリーズはどれを取っても最高なのですが、私には「鏡の男」は群を抜いての傑作でした。

    横道に逸れる事なく一直線に、スピーディーに緊張感ある筋が展開され、これがどこまで続くのだろうという、怖いような、ゾクゾクするようなとてつもない大きなパワーがありました。後半からラストの臨場感はすごかったです。

    犯人は誰か。わかってしまうと筆者らしい展開ですが、そこにたどり着くまでの経緯がすさまじい。
    精神医学の深みも考えさせられます。

    終わりかたにもゾクリとさせられました。いつもいつも読み手をうならせる上手な終わりかたで、さらにヨーナシリーズにやみつきになります。
    サーガ、生きててよかった。

    #怖い #泣ける #感動する

    0
    2023年04月12日

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