上野元美の作品一覧
「上野元美」の「赤く染まる木々」「AI世界秩序 米中が支配する「雇用なき未来」」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「上野元美」の「赤く染まる木々」「AI世界秩序 米中が支配する「雇用なき未来」」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
静岡大学卒。『テロリズム』などの作品を手がける。
Posted by ブクログ
前半は現状および今後のAI開発の潮流について、後半はその影響と対応について記載されている。
米中の価値観とそれがもたらすAI開発競争の予測はある程度想像はつくものの、やはりという印象。
ただ、それ以上に、AIがもたらす失業、分断が印象的だった。自分も『ラッダイトの誤謬』を信じていたのだが、AIは既存の仕事を置き換えるのではなく、仕事そのものをなくしてしまうというのは衝撃的だった。また、UBIについても肯定的に考えていたが、『AIエリートが想像を絶する巨万の富と浮世離れした暮らしを楽しみ、大量の失業者に最低限の施しをしてなだめるような社会』という記載を見て考えを改めた。今は、ただお金を分け与える
Posted by ブクログ
・主人公はフェイスブックの創始者ザッカーバーグと確執のあるウィンクルボス(Winklevoss)兄弟を.フェイスブックをテーマにした映画ではザッカーバーグに敵対する悪役として描かれており,実世界でもそのイメージのせいで苦労したらしい.
物語はシルクロード壊滅あたりを最後とする1.5年 2011〜2013年.
・兄弟はフェイスブックの誕生に際しザッカーバーグと衝突.裁判沙汰となり巨額の和解金を得た.その資金をもとにファンドを立ち上げるもフェイスブックと因縁ある彼らはシリコンバレーでは受け入れられず上手くいかなかった.立ち行かない中スペインで緩慢と過ごしていたときビットコインと出会う.さらにビッ
Posted by ブクログ
AI革命の4つの波(インターネットAI、ビジネスAI、認知AI、自律型AI)や米中の動向など具体的なエピソードが多くて面白い。
著者は、汎用型AI(Artificial General Intelligence)につながるブレイクスルーには数十年は必要であり、その前に、AIの普及による雇用と不平等という危機が到来し、人間がみずからの手で人類の文明を破壊するのではないかと懸念。
AI経済への移行をスムーズにするための技術的解決法として、労働者再教育、労働時間短縮、所得再分配(UBI)について検討。
時間とエネルギーのほぼすべてを仕事に注ぎ、世界のトップAI研究者の1人となり、グーグル中国を
Posted by ブクログ
ビットコインの1%を持つと言われるウィンクルボス兄弟(映画ソーシャルネットワークに登場したfacebookの発案者?でザッカーバーグと裁判していた)が主役のこの本とても面白い。
Facebookから勝ち取ったお金の大半をいかがわしい時期のビットコインにオールインって、なかなかできない。
そして投資しただけじゃなく、自ら働きかけてアントレプレナーシップを持って動いた。ウィンクルボス兄弟も実力で暗号資産長者になったんだなぁとわかる一冊。
そしてウィンクルボス兄弟の父が、炭鉱の現場から
自動車整備工場(当時は馬車が主流の移動手段で、車が一時的な流行でユースケースが限られるので普及しないと思われてい
Posted by ブクログ
【我々の使命は,人々が確実に平穏に生活できるようにすることだ。それは戦略的にも戦術的にも脅威ではないかもしれない--だが,道義的な脅威なのだ】(文中より引用)
建国から今日に到るまで,イスラエルの特殊部隊が実行に移してきた任務の内幕を綴った作品。安全保障のために奮闘した数々の記録と証言が収められています。著者は,スパイ小説の書き手としても名高いマイケル・バー=ゾウハーとイスラエル国営テレビの社長を務めたニシム・ミシャル。訳者は,英米文学の翻訳家として知られる上野元美。原題は,『No Mission Is Impossibe: The Death-Defying Missions of the