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世界最強と謳われるスパイ・エージェント、イスラエル諜報特務庁「モサド」。そのモサドに属する女性諜報員の知られざる実態と活躍を描く。アイヒマン捕獲、イラン核所有の解明と弾道ロケット開発の阻止――彼女たちは歴史的ミッションにどう立ち向かったのか。
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Posted by ブクログ 2024年01月21日
ノンフィクションで、そこそこ緊迫感もスリリングもあり、ぐいぐいと読ませられる。のだけれど、読んでいる間に次々に人物が出てくる。誰が誰だかわからなくなるうえ、どうも横文字の名前に弱い。しかも同じ人物なのに名字だったり名前だったり本名だったり偽名だったりが行単位で入れ替わったりとわけわからなくなって混...続きを読む乱しながら読んでいる。 さほどその偽名に重要性がないならいちいち偽名をのせなくても…例えば「〇〇は△△という名義で・・」は「〇〇は偽名を使って…」とすれば、かなり読みやすくなる。何せ、1ページ内に名前も場所も道路も施設もカタカナが多くてわずらわしすぎ。しかもアラブ、イスラエルともに人名もその他も英語圏よりも馴染みがなく覚えにくい。 結局、1週間かかって読み終えた。先に書いたとおり、終始混乱しながらもやはり内容は濃く、文章にも弛みがなく、ぐいぐいと読ませられた。もともとこういったスパイものが好きなので、興味深くハラハラしながら読んだ。なんといっても世界有数の諜報機関である。そこに志願し働く女性たちの優秀さ、愛国心にも感心させられた。 人名が整理できて読めたらかなり面白いドキュメントだったと思う。
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