作品一覧

  • 東大生、教育格差を学ぶ

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,034円 (税込)
    本人が変えることのできない「生まれ」(性別・地域・世帯収入など)によって最終学歴などの教育結果に差が出ることを「教育格差」と呼ぶ。日本の学校制度で教育格差がどのように生じうるのか、地元やクラス、部活で周囲と距離を感じてしまう理由はどこにあるのか。出身家庭の世帯収入が平均的に高いというデータがあるなど、日本の教育格差をある種象徴する東大生が、自らの教育体験を語り、学び、葛藤する。
  • 暴走する能力主義 ──教育と現代社会の病理

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻990円 (税込)
    学習指導要領が改訂された。そこでは新しい時代に身につけるべき「能力」が想定され、教育内容が大きく変えられている。この背景には、教育の大衆化という事態がある。大学教育が普及することで、逆に学歴や学力といった従来型の能力指標の正当性が失われはじめたからだ。その結果、これまで抑制されていた「能力」への疑問が噴出し、〈能力不安〉が煽られるようになった。だが、矢継ぎ早な教育改革が目標とする抽象的な「能力」にどのような意味があるのか。本書では、気鋭の教育社会学者が、「能力」のあり方が揺らぐ現代社会を分析し、私たちが生きる社会とは何なのか、その構造をくっきりと描く。
  • 高校入試と内申書

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,640円 (税込)
    関心・意欲・態度をどう評価するのか――。 入試や生徒に大きな影響を与える内申書の実像を、全国調査結果のデータから検証する。
  • これでいいのか? 日本の大学

    ビジネス・実用

    -
    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 (目次より) ●〔対談〕文科大臣×早大総長 オンライン授業によるグローバル化、地域格差解消 逆境が生み出したポストコロナの大学像 萩生田光一×田中愛治×司会:古沢由紀子 ●オックスフォードからの提唱 抵抗の場たるべく、「広く浅い」学びから脱却せよ 苅谷剛彦 ●〔対談〕知的刺激を与えるオンライン時代の試行錯誤 いま必要なのは「ゲリラ」的教育だ ウスビ・サコ×内田 樹×司会:小林哲夫 ●現役高校教師・緊急レポート コロナ禍に揺れる学校現場と新大学入試 大庭大輝 ●データ軽視・現場軽視を繰り返すな 大学入試改革は「失敗」から何を学ぶべきか 中村高康 ●コロナ禍の東工大で見えたオンラインの逆説的効果 尖った研究・尖った学びは「隙」から生まれる 伊藤亜紗 ●学生の悩み相談の現場から ここに注意! 自粛下の大学生のメンタルヘルスケア 梶谷康介 ●「退出」ボタンで途絶えない教育空間の喜び 新入生がキャンパス封鎖で経験し考えたこと 庭田杏珠 【学術会議編】 ●元会長が人事、安全保障問題等の疑問に答える 学術会議改革はどうあるべきか 大西 隆 ●時代錯誤なレッドパージと学者集団の大いなる矛盾 池内 恵 ●中国の軍民融合に無頓着な日本 大学はなぜ経済安保を直視しないのか 細川昌彦

ユーザーレビュー

  • 暴走する能力主義 ──教育と現代社会の病理

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中村高康『暴走する能力主義:教育と現代社会の病理』(筑摩書房、2018)。
    ・近代社会以降の「能力」:目に見えず測定不能だが個人に内在すると考えられ、ほとんど唯一の地位配分原理として採用されてきた何物か。48頁。
    ・「能力の社会的構成」:能力が社会的に判断される余地が生まれる理由は、能力を正確に測ることができずどこかで妥協する〔=社会が納得する〕しかないためだ。84頁。
    ・メリトクラシー進展論とメリトクラシー幻想論が闘ったところでリアリティのある議論にはならない。107頁。
    ・ローゼンバウムによる「能力の社会的構成」:企業内昇進構造のトーナメントモデルにおいて、事後的に能力の定義が作り出される

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    2026年09月03日
  • 暴走する能力主義 ──教育と現代社会の病理

    Posted by ブクログ

    近年、ビジネスや学校教育の現場では、働く個人や学生に対して、コミュニケーション力や問題解決力といった「新しい能力」が求められている。これらの「新しい能力」は、社会的影響が大きいにもかかわらず非常に抽象的であり、また昔から求められてきた能力を言い換えただけのものも多い。本書では、それらの能力が個人に真に求められているわけではなく、能力主義(メリトクラシー)という社会構造の再生産の一部に過ぎないことを、前近代、前期近代、後期近代という時間軸を通して明らかにしており、とても面白い。

    0
    2025年12月01日
  • 東大生、教育格差を学ぶ

    Posted by ブクログ

    個人的にはとても面白かった。
    そもそも教科書のトピックが興味深いものであったことが前提ではあるが、東大生達のディスカッションを読むことで自分も討論に参加している気持ちになった。

    書籍で取り上げられていた上野千鶴子先生の言葉が印象的だった。振り返ればわたし自身も環境に恵まれて今の人生を歩んでいると思う。

    日本社会を取り巻く教育格差について、様々な側面から想像力を働かせ、多様なバックグラウンドを持つ他者への思いやり、優しさ、協調ができる人間でありたいと思った。
    教科書とあわせて本棚に並べたい一冊だった。

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    2025年11月02日
  • 東大生、教育格差を学ぶ

    Posted by ブクログ

    教育社会学の入門としても読めるし、東大生の実態への野次馬根的な本としても読める。本書内で学生が、知ることと実践することには乖離がありつつも、知ること自体に意味を見出しているのが素晴らしいと感じる。
    自分が東大卒なので、学生の感想や議論には違和感を持たなかったが、他の人の感想を読むとそうではないようで、難しい。

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    2023年06月23日
  • 東大生、教育格差を学ぶ

    Posted by ブクログ

    私は東大生ではないが、偏差値の高い大学で学んだので、教育格差を学ぶ学生たちの感想が自分とすごく近く、共感しながら読んだ。

    0
    2023年04月01日

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