作品一覧

  • 呪いを解く者
    4.1
    1巻3,999円 (税込)
    〈原野(ワイルズ)〉と呼ばれる沼の森を抱える国ラディスでは、〈小さな仲間〉という生き物がもたらす呪いが人々に大きな影響を与えていた。15歳の少年ケレンは、呪いの糸をほどいて取り除くほどき屋だ。ケレンの相棒は同じく15歳のネトル。彼女はまま母に呪いをかけられ鳥にかえられていたが、ケレンに助けられて以来彼を手伝っている。二人は呪いに悩む人々の依頼を解決し、さまざまな謎を解き明かしながら、原野に分け入り旅をするが……。英国SF協会賞YA部門受賞。『嘘の木』の著者が唯一無二の世界を描く傑作ファンタジイ。
  • 千の目が光る森
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は、作品の内容を鑑み、固定レイアウト型で制作した電子書籍です。文字だけを拡大することができませんので、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できませんので、ご注意ください。また、お読みになる端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。※〈森〉に侵食され〈壁〉のなかだけに人が暮らしている世界。〈壁〉の一角〈灰色男の門〉集落に住むフェザーは、冒険心にあふれた少女だった。だが集落のはずれで出会って外の話をしてくれた〈よそ者〉に手ひどく裏切られ、望遠鏡を盗まれたうえに崖から突き落とされてしまった。望遠鏡は〈灰色男の門〉にとってかけがえのないものだ、このままではみんなのもとに戻れない。フェザーはペットのフェレットだけを連れ、〈よそ者〉を追ってひとり危険でいっぱいの森に踏み入った。『嘘の木』の著者がケイト・グリーナウェイ賞受賞の挿絵画家とタッグを組んだ豪華なYAファンタジイ第2弾。
  • ささやきの島
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は、作品の内容を鑑み、固定レイアウト型で制作した電子書籍です。文字だけを拡大することができませんので、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できませんので、ご注意ください。また、お読みになる端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。※マイロの父は死者の魂を船に乗せて送り届ける渡し守をしていた。島の住人は死者が出るとその靴を渡し守のところにもっていく。そうしないと死者が島じゅうをさまよい歩いてしまうのだ。ある日領主の娘が亡くなった。ところが領主は娘の死を受けいれず、渡し守から靴を取りもどし、魔術師の闇のまじないで娘をよみがえらせようとする。マイロの父は領主の手の者に殺されてしまい、このままでは島じゅうに死者が放たれる! 怖がりのマイロはなんとか父のかわりに船を出すが……。『嘘の木』の著者による傑作YAファンタジイ。英国を代表する絵本作家エミリー・グラヴェットによる挿絵満載。
  • ガラスの顔
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    迷路のような地下都市カヴェルナの人々は自分の表情をもたず、《面(おも)》と呼ばれる作られた表情を教わる。そんなカヴェルナに住むチーズ造りの親方が、トンネルで痩せこけた幼子を見つけた。ネヴァフェルと名づけられた幼子は、ある理由から外の世界から隠されて育てられる。一瞬たりともじっとしていられない好奇心いっぱいの少女に成長したネヴァフェルは、ある日トンネルを抜けだし街に出てしまい、そこで奇しくも国全体を揺るがす陰謀のただ中に放り込まれるが……。『嘘の木』の著者が描く、健気な少女が大活躍する冒険譚。カーネギー賞候補作。
  • 影を呑んだ少女
    4.4
    1巻1,400円 (税込)
    メイクピースはずっと母とふたりで暮らしていた。悪夢にうなされるたび、母は怒った。メイクピースは幽霊を憑依させる体質だから、抵抗しなければいけないというのだ。そんなある日、ロンドンで暴動に巻きこまれ、母が命を落としてしまう。残されたメイクピースのもとへ会ったこともない亡き父親の一族から迎えが来た。父は死者の霊を取り込む能力をもつ旧家の次男だったのだ。父の一族の屋敷で暮らし始めたメイクピースだったが、屋敷の人々の不気味さに嫌気がさし、逃げだす決心をする。『嘘の木』の著者が17世紀英国を舞台に描く歴史大作。/解説=杉江松恋
  • カッコーの歌
    4.2
    1巻1,400円 (税込)
    「あと七日」意識を取りもどしたとき、耳もとで笑い声と共にそんな言葉が聞こえた。 頭が痛い……。わたしは……わたしはトリス。昨日池に落ちて記憶を失ったらしい。少しずつ思い出す。母、父、そして妹ペン。ペンはわたしをきらっている、憎んでいる、そしてわたしが偽者だと言う。なにかがおかしい。破りとられた日記帳のページ、異常な食欲、恐ろしい記憶。そして耳もとでささやく声。「あと六日」。わたしに何が起きているの? 大評判となった『嘘の木』の著者が放つサスペンスフルな傑作。英国幻想文学大賞受賞、カーネギー賞最終候補作。/解説=深緑野分
  • 嘘の木
    4.2
    1巻1,300円 (税込)
    高名な博物学者のサンダリーによる大発見、翼のある人類の化石。だがそれが捏造だとの噂が流れ、サンダリー一家は世間の目を逃れるように島へ移住する。だが噂は島にも追いかけてきた。そんななかサンダリーが謎の死を遂げ、父の死因に疑問を抱いた娘のフェイスは密かに調べ始める。父が遺した奇妙な手記、嘘を養分に育ち真実を見せる実をつけるという不思議な木、フェイスは真相に辿り着くことができるのか。19世紀イギリスを舞台に、時代の枷に反発し真実を追い求める少女を生き生きと描いた、コスタ賞大賞・児童書部門賞ダブル受賞の傑作。

ユーザーレビュー

  • ささやきの島

    Posted by ブクログ

    白いヤギと黒いヤギさんの本棚から

    やっぱり手紙とか食べちゃうんでしょうか?(食べるか!)

    はい、ダークファンタジーの名手ハーディングの『ささやきの島』です
    題名がいいね〜

    想いの話だった気がする

    親の想いの話だった気がする

    結局さ、信じることなんよ
    信じて裏切られることもあるかもしれん
    でもさ自分の想いを押し付けることが、果たして子どものためになるんだろうか
    受け入れられないこともたくさんあると思う
    でも信じて任せることで、そしてしっかりと見守ることで、自立の道を示すのが親の役目なんじゃなかろうか

    なーんて、偉そうなこと言ってしまったけど、ぜんぜん出来てません
    ムズいっす

    このお

    0
    2026年03月29日
  • 千の目が光る森

    Posted by ブクログ

    「こ、これは“ナウシカ”か?」
    (第一章を読み進めてる間の感想がこれ!)

    「嘘の木」の作者フランシス•ハーディングの新刊は、前作「ささやきの島」と同様、イギリスの画家エミリー•グラヴィエットの挿画付きの短編です。前作の絵とはがらっと変わって、こちらも独特の雰囲気を創っています。
    前作「ささやきの島」も素晴らしい物語でしたが、今作も素晴らしい作品です。

    “森”に侵食され、「灰色男の門」という名の“壁”の中で生活する人々。冒険心にあふれた少女フェザーは集落のはずれで、ある出来事に巻き込まれてしまい…。

    著者の作品としては、「呪いを解く者」や「ガラスの顔」に近い手触りを感じる『ハイ•ファンタジ

    0
    2026年03月18日
  • 嘘の木

    Posted by ブクログ

    著者フランシス・ハーディングのトークイベントを聴きに行ったのを機に手に取った作品。おもしろかった! ファンタジーを含むミステリーで、思春期の女の子が主人公のYA的としても読めるが、通底するテーマは深く、重層的なおもしろさがある。何より、『嘘の木』の発想そのものに「やられた!」感あり。主人公の驚くべき勇気と聡明さにページを繰る手が止まらない。19世紀のイギリス。社会の中で固定化された役割に窮屈な思いを抱きながらも懸命に生きていく人たち。男女や身分の差別意識とは。家族への思いとは。学問的探究心とは。さまざまな葛藤が交錯する読み応えある一冊。

    0
    2026年03月15日
  • ガラスの顔

    Posted by ブクログ

    地下都市カヴェルナ。そこに住む人々は、表情を持たずに生まれ、《面(おも)》と呼ばれる表情を学習し、場面に応じて使い分けて生活している。世を捨てたように生きていたチーズの匠グランディブルは、ある日、チーズ作りの洞窟で記憶を失くした少女と出会い、弟子にした。ネヴァフェルと名付けられた少女は、7年後、素直で好奇心旺盛な子どもに成長する。グランディブルの危機を救おうとしたネヴァフェルは、自らの秘密を知り権謀術数渦巻く宮廷に行くことになった。

    舞台設定も、小道具も、とにかく全てが独創的で非常に面白かった。素直で無知だったネヴァフェルが、世界と人々の汚さを知り、傷付きながら成長していく様子が、若木の伸び

    0
    2026年02月20日
  • 影を呑んだ少女

    Posted by ブクログ

    フランシス・ハーディングは3作目。
    この作家の著作は大好きで、自分が中学生くらいだったらもう宝物みたいに思って読んでいただろうと思う。
    女の子が強く自分の人生を切り開く、という共通点はありつつも、他の2作とお話自体は全く被ることがなくて、どうなるのか最後まで読めない。
    陰鬱な始まり方で、主人公にとってだいぶ不遇な展開が続くので、途中で挫折しそうになるかもしれない。
    けど、ぜひ読み進めてほしい本。

    ちなみに舞台は社会科で習ったピューリタン革命前夜。のちに処刑されるチャールズ1世が出てくるのに個人的にワクワク。

    0
    2026年02月20日

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