天野健太郎の作品一覧

「天野健太郎」の「自転車泥棒」「13・67」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 自転車泥棒
    4.2
    1巻1,100円 (税込)
    失踪した父と同時に消えた自転車の行方を追う「ぼく」。台湾から戦時下の東南アジアへ、時空を超えて展開する壮大なスケールの物語。 ※この電子書籍は2018年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 13・67 上
    4.3
    1~2巻950円 (税込)
    華文ミステリーの到達点を示す傑作! 名刑事クワンと弟子のローが挑んだ六つの難事件。 香港警察の「名探偵」と呼ばれた伝説の刑事クワン。2013年、末期がんで余命僅かな彼のもとに、難事件の捜査で行き詰ったかつての部下、ローがやってくる。 クワンが最後の力を振り絞り提案した前代未聞の捜査方法とは――。 戦後香港の現代史と一人の警察官人生を重ねながら、権力者と民衆の相克を描く華文ミステリーの傑作。 綾辻行人氏も絶賛! 最初の「黒と白のあいだの真実」を読んでまず、何と高密度・高レベルの本格ミステリであることか、と驚嘆した。 続く5つの中編も同様で、「本格」の典型からさまざまに逸脱していきながらも、すべてが実に本格ミステリ的な、優れた創意と技巧によってこそ成り立っているのだ。――という点も含めて、『13・67』は大変に感動的な1冊である。 ※この電子書籍は2017年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 歩道橋の魔術師
    4.3
    1巻1,078円 (税込)
    1979年、台北。中華商場の魔術師に魅せられた子どもたち。現実と幻想、過去と未来が溶けあう、どこか懐かしい極上の物語。現代台湾を代表する作家の連作短篇。単行本未収録短篇を併録。

ユーザーレビュー

  • 13・67 下

    Posted by ブクログ

    プロローグ

    2013年
    2003年
    1997年
    1989年
    1977年
    1967年


    6編の物語が現在から過去へと明確な意思を持って
    遡っていく
    6つの物語、6つの事件が1本の導火線に繋がっていく

    この熱き物語を見逃してはいけない、、、


    本章
    『13・67』★鬼5
    香港出身の華文ミステリー作家による渾身の一作!

    ブグログ大賞 大賞受賞
    週刊文春ミステリーベスト10 1位
    このミステリーがすごい 海外編 2位
    本格ミステリーベスト10 1位
    翻訳ミステリー 読書賞

    凄いなコレ!
    凄いぞコレ!

    謎の題名は、現在2013年から過去1967年の約50年間を6編の連作短編でフラッシュバッ

    0
    2026年03月02日
  • 歩道橋の魔術師

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    役者あとがきの通り、ノスタルジー的楽しみはこの本の大きな魅力だった。けれどこの時代を行きたことがない自分にとっては新しい世界でもあり、切ない、辛い物語の中であってもどこかワクワクした気持ちで読み進めることができた。
    新公園へ遊びにいく過去の自分は双子の少女に恋をしていた。どちらのことも確かに好きだったのだろう。思春期を迎える前から2人と過ごした彼にとって2人を分けて考えることはできなかったのだろう。あまり褒められたことではないけれど共感できる。
    もっと台北市内の様子を観察しておけばよかった。あの博物館ももっとじっくり見てもよかった。もう一度台湾に行くことがあったらじっくり見て回ろう。
    子供の視

    0
    2025年10月05日
  • 自転車泥棒

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文章が読みやすい。スラスラ入ってくる。自転車の挿絵も好き。
    2台の自転車を巡る壮大で入り組んだ年代記だった。
    父→ムーさん→サビナ→アニー→林檎の主人→ナツさん
    銀輪部隊?→老人→アッバス
    各所で様々な人生が交差していた。登場人物が多くて理解が甘い部分は少しあるような気もする。だけどそれがいい、あまりにも単純な繋がりでは面白くない。
    ある物事について過去の歴史を紐解いていくスタイルが結構好きなのかも。主人公たちはヴィンテージ自転車の魅力に強く惹かれている。専門家となるほど情熱を捧げていることを羨ましく思った。
    前作で主人公が残していった自転車の行方を問われたことから書かれた小説だとされている。

    0
    2025年10月02日
  • 自転車泥棒

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    非常にすぐれた文学作品を読み通したという感じがする。
    小説家の「ぼく」が、失踪した父の自転車を探し求める中で多様な人々と交流し、彼らの物語が重層的に折り重なることで豊穣な小説空間を醸成している。大戦中のマレー半島における日本軍の行軍や、戦火に翻弄されるゾウの運命にまで話は及ぶ(ゾウの視点で語られた特異な章も一つある)。この作品の主題のひとつとして、時間の重層性に対して我々がどう向き合うか、ということが挙げられよう。自転車のレストアという営みを通じ、昔を懐かしみつつも時の流れに伴う変化を尊重する立場が描かれている。
    今回はプロットを追うのに必死で細部の読み込みが不完全燃焼になってしまった。他日、

    0
    2025年09月17日
  • 13・67 上

    Posted by ブクログ

    知人にすすめられて読んでみた。警察ミステリ。登場人物を覚えられなくて読むのにかなり時間はかかったけれど一話目から想像していたより面白くてびっくりした。下巻も楽しみである。

    0
    2025年07月07日

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