早川義夫の作品一覧
「早川義夫」の「生きがいは愛しあうことだけ」「女ともだち ――靜代に捧ぐ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「早川義夫」の「生きがいは愛しあうことだけ」「女ともだち ――靜代に捧ぐ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
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Posted by ブクログ
これはもう、抜群に素直ですね。どストレート。有無を言わさぬ率直。そんな印象です。抜群に良いですね。
劇団大人計画の宮藤官九郎さんや、銀杏BOYZの峯田和伸さんが、この本を劇的に愛しているみたいなのですが、うむうむ、なるほど、さもありなん、って思いました。お二人の「あんな感じ」が好きなかたなら、この早川義夫さんの文章も、間違いなく好きになると思います。で、僕は、クドカンさんも峯田さんも好きなんで、そらもちろん、この早川さんの文章も、抜群に好きになりました。「うん。わかる。わかる。わかってしまうんだなあ~」って感じ。
どっちかゆうたら、好き、嫌い、の範疇ではなく、分かるか、分からないか、の範疇で受け取る文章だな、って思いました。だってもう、俺、あんたの気持ち、分かるんだもん。しっくりくるんだもん、って感じ。その感じ、どうしようもなく分かっちゃうんだから、もうどないもならんよね、って感じ。とにかく、良い。もう、そう感じるんだもん。しゃあないもん。って感じ。
峯田さんのエッセイ「恋と退屈」を読んだときにも「その感じ」を抜群に感じたのですが、凄くこう、親近感が湧きますね。たまらなく愛おしいですね。こういう文章は。
でも、凄く不思議な事に。
この本が凄くグッと来たので、早川義夫さん、どんな音楽を生み出している人なんだろう?って思いましてね。You Tube で、調べて、聴いてみたんですよ。早川義夫さんのソロの曲と、若かりし頃に組んでいた、という、ジャックス、の音源を。
そちらは、正直言って、あんまりピンときませんでした。「うーん、、、なんだかなあ。なんかこう、音楽としては、あんま、グッと来ないなあ。ごめん」という感じでして。早川さんの文章は、とてもとても好きなのに、何故にその音楽には、今ひとつ、いまのところ、心動かされないのだろう。不思議だなあ。
これと似てるんかしらん?と思うのは、僕は、峯田さんの文章は凄く好きなんですけどね、イマイチ、まだ、GOING STEADY と、銀杏BOYZ の音楽に、ハマりきれていない関係と、なんだか似ているなあ、とか、勝手に思った次第です。うむむ、好み、趣味嗜好とは、全くもって不思議です。
ただしかし、このエッセイの早川さんの文章は、マジで凄く良い。しみじみと、シミジミと、沁み渡る文章です。凄く、良いです。
Posted by ブクログ
早川義夫さんです。ツイッターのbotで知りましたが、いいことを書かれている。
吉本ばななの帯コメント。
2015.11.13.
再読。
タイミングにもよるのだろうが、いまの自分にはぴったり、ドンピシャの本だった。
最高のエッセイ。
本音が優しく、心地いい。
キャッチーでシンプルな文章から、著者の複雑でむずかしい考え方や、こだわりがビシビシ感じられる。「語れないこと、語ってはいけないこと」が語られている。
個人的にはたくさん同感するところがあるけど、それは本を通しているからで、実際はむずかしい人と思われているのかもなあ。
この本だと、めちゃくちゃわかりやすくて、どの箇所もついつい頷いてしまう。そういう言葉の魔力がある。
早川さんの文体が好きなんだ。
会ってみたい。
2019.5.24.
Posted by ブクログ
推薦コメントを寄せたクドカンが自身がMCを務める番組「おやすみ日本」で早川さんをゲストとして招いた時に言っていた言葉がとても印象的で、今も覚えています。
「脚本の事で悩んでいた時に入った喫茶店に早川さんの本があって、その場で一気に読みました。早川さんの本の中に自分が悩んでいた事の全ての答えが書いてあったんです」
クドカンの言葉を思い出しながらページを捲って、いちばん最初から読んでいて涙が止まらなくなった。
何かを生み出す事、「いま」の自分に向き合い表現し続ける事、すなわち、「たましいの場所」を探し続ける事。
飾り気がなく正直でまっすぐで純粋で、情けないのに力強い。
うたう事、生きる事へのまっすぐな想い
巻末のオマージュエッセイ、311後、何を歌えばいいのか分からなくなったという七尾旅人の言葉が突き刺さる。
たましいの場所は歌の中にある。歌う事こそが彼らにとって自分が自分として生きる事の全てなのかもしれない。
そしてわたしたちの中にもきっと『うた』は眠っている。