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本屋さんはおもしろいか? いや、この稼業ははたでみるほどのどかじゃない。注文・返品・立ち読み対策、リュック背負って買い出しにも行く。追いまくられる毎日だけど、楽しくしていくのが仕事なんだ──小さな町の小さな本屋のあるじが綴る書店日記。「素直に語れる心のしなやかさがある。成功の高みから書かれた立志伝には求めがたい光沢が見いだせる」(朝日新聞評)「出版が直面する様々な問題を考え直す上で役に立つだろう」(日本経済新聞評)
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Posted by ブクログ
早川義夫の「サルビアの花」および「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」収録作を聞き、いっきにファンになった。
ウェブサイトのエッセイやコラムも控えめな人間愛に溢れた筆致にも触れ、新幹線の中で思わず落涙しそうになったものである。
「市井の人」「真面目な働き人」という面がもろに現れている。
つまりは散文的すぎる。愚痴が多い。言い訳が多い。
でも悪くない。
これに点数なんかつけるのはナンセンスだ。
本以外からの彼自身の文章にあった、
「僕は自分を見る鏡のように音楽を聴く」というフレーズ。
その、洗われる感じ、はっと気づく感じ、がところどころに現れる。
Posted by ブクログ
なんとなく表紙から古本屋さんのイメージでしたが、いわゆる書店でした。
本屋さんと古本屋(古書店)さんはまーったく別物で、書店には特に興味はなかったけれど、よくいわれる「本の流通の謎」についてわかりやすく書かれています。
日本に一体何軒の本屋さんがあるのかはわかりませんが、発行部数を書店数で割ると粉々になる、しかも大型書店には山積み…と考えるといかに小さな本屋さんでは入手が困難か、想像つきます。
今や早川さんの本も増刷されないと入手困難になっているようなので。
書店を営まれていた頃に、ご自身の作品がそんなことになろうとは…想像もつかなかったのかもしれません。
というか、閉店するとは…思っていなかったか、な?
小さな書店の奮闘記のような内容ですが、業界の裏事情をはっきりと書くことで、同じ考えを持った仲間が増えて…今の早川さんのお仕事に繋がっていったんだと感じました。
椎名誠さんなど、本の雑誌系(括っていいかどうかはわかりませんが)の人達に応援してもらえそう。
どんな仕事にも苦労はあると思いますが、本屋さんならではの特殊な苦労を感じました。
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