作品一覧

  • 教養としての社会保障

    教養としての社会保障

    ビジネス・実用

    4.5
    1巻1,760円 (税込)
    年金局長、雇用均等・児童家庭局長等を歴任し、その間、介護保険法、子ども・子育て支援法、国民年金法、男女雇用機会均等法、GPIF改革等数々の制度創設・改正を担当。さらには内閣官房内閣審議官として「社会保障・税一体改革」を取りまとめるなど、社会保障改革と闘い続けた著者による書き下ろし。 日本の社会保障制度は、大きな曲がり角に差し掛かっています。安心社会の基盤となり、社会経済の変化に柔軟に対応し、社会の発展・経済の成長に貢献できる社会保障制度の構築は、これからの日本にとって必須の改革だと私は考えています。(中略)年金制度や医療制度を始めとする社会保障の諸制度は、市民一人ひとりの自立と自己実現を支えるための制度です。現代社会にあって、個人の自己実現を通じた経済の発展と社会の活力、そして市民生活の安定を同時に保障するサブシステムとして、人類が考え出した最も知的かつ合理的な仕組みであり、社会にとっても個人にとってもなくてはならない制度です。本書が、私たちにとってなくてはならない社会保障と、その社会保障制度が置かれている現状について理解するための一助になれば幸せです。(「はじめに」より)
  • 高齢者福祉論―介護保険制度の理念・意義・課題

    高齢者福祉論―介護保険制度の理念・意義・課題

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻4,400円 (税込)
    世界が評価する「日本の社会福祉」を体系的に解説 人気講義を書籍化した本格的テキスト 【主な内容】 高齢化は社会に何をもたらすか/高齢者の自立支援としての新しい介護システム/措置との決別:社会保険方式の導入/介護の社会化:家族依存介護との決別/自立支援・高齢者保健福祉3原則/要介護認定とケアマネジメント/介護保険が目指すケアとは/個室・ユニットケア原則/在宅介護としての居住系サービス/北欧の高齢者住宅政策/認知症ケアの標準化/介護保険をめぐる論争/介護保険の到達点:地域包括ケアネットワーク etc.
  • 社会保障・税一体改革の政治過程分析

    社会保障・税一体改革の政治過程分析

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻4,620円 (税込)
    【大改革の波乱万丈の軌跡を解明】 消費税率を引き上げる一方、増収分の使い道を高齢者3経費から社会保障4経費に拡大するという一大改革であった「社会保障・税一体改革」。2度の政権交代を乗り越えて、政官が四つに組み実現したこの改革は、与党内・与野党間の駆け引き、官のなかの交渉など様々な変数から成り立つ連立方程式を解く作業でもあった。本書は、厚労省と官邸の責任者としてこの改革の全工程に携わった筆者がその過程を初めて明かす大改革の記録。 【目次】 第1回 イントロダクション 講義の全体像  第2回 一体改革前史(1) 「子どもと家族を応援する日本」重点戦略会議と社会保障国民会議 第3回 一体改革前史(2) 社会保障国民会議の2つのシミュレーション 第4回 一体改革前史(3) 安心社会実現会議 第5回 税制抜本改革の流れ 第6回 政権交代 社会保障・税一体改革の閣議決定 第7回 与謝野馨社会保障・税一体改革大臣 第8回 一体改革素案 民主党の亀裂 第9回 民自公合意 社会保障・税一体改革法の成立 第10回 社会保障制度改革国民会議 社会保障制度改革プログラム法 第11回 安倍政権下での一体改革 第12回 アベノミクスと社会保障改革「ニッポン一億総活躍プラン」 第13回 ポスト一体改革 2040年に向けての課題
  • 社会保障論Ⅰ[基礎編]

    社会保障論Ⅰ[基礎編]

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻3,520円 (税込)
    理念・哲学から年金・医療の制度、運用の基本まで、初学者向けの最良テキスト 人気講義を待望の書籍化! 【内容紹介】 社会保障を始めるにあたって/近代社会保障制度の創設/福祉国家の理念と発展/日本の社会保障制度の基本的考え方/国民皆保険と国民皆年金/社会保障を取り巻く経済社会情勢の変化/経済・財政・社会保障の一体改革/数字で見る社会保障/各国の社会保障制度を概観する/ライフサイクルの変化と社会保障/社会保障の所得再分配機能/主要な産業としての社会保障/国家財政と社会保障/日本の社会保障制度の国際的評価 etc.
  • 団塊の花道

    団塊の花道

    ビジネス・実用

    -
    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●僕たちはどう死ぬのか 好き勝手やってきたから最後までやりたいことを テリー伊藤 ●最後に頑張るときが来た! 男は島耕作、女は毒親 嫌われた世代の正の遺産は 上野千鶴子 ●自己イメージ、消費、健康意識、夫婦関係…… データで見る団塊のリアル 斉藤 徹 ●〔対談〕「老害」批判をこえて 「リベラル世代」の政治家が築いたもの 海江田万里×古賀伸明 ●2040年の社会をイメージし、逆算で考える 高齢者の急増に社会保障は耐えられるか 香取照幸 ●超高齢社会を乗り切るべく「生涯観」の刷新を 「平均的な人生」を後続の世代に押し付けないために 筒井淳也 ●〔対談〕世代間対立は先鋭化するのか 前例踏襲の限界と団塊ジュニアの抱える困難 永田夏来×西田亮介
  • 民主主義のための社会保障

    民主主義のための社会保障

    ビジネス・実用

    4.4
    1巻1,980円 (税込)
    社会保障のあり方がこの国の未来を左右する。 分厚い中間層を守り、格差・分断を断ち切るために社会保障はどうあるべきか。 年金を改革し介護保険をつくった異能の元厚労官僚による憂国の書、第2弾!

ユーザーレビュー

  • 社会保障・税一体改革の政治過程分析

    Posted by ブクログ

    社会保障の仕組みについて、これほどわかりやすく書かれた本に出会ったことはない。ここに書かれていることを多くの人が理解すれば、今後の課題を解決できるのではないか。内容の面白さからいえば、令和版「坂の上の雲」といえるくらい語り口も面白い。

    0
    2026年08月16日
  • 教養としての社会保障

    Posted by ブクログ

    全ての日本人に読んでほしい作品。理路整然に説明されており、社会保障の在り方を真剣に考える必要性にしか行きつかない。

    0
    2026年07月26日
  • 民主主義のための社会保障

    Posted by ブクログ

    元厚労省局長による社会保障論。
    現在の社会保障のメリットや問題点などが分かりやすくまとまっており、私のように社会保障を実務とする人に強くお薦め出来る一冊です。

    昨今、我が国の社会保障には、ミクロ的な観点から様々な批判の声もありますが、トータルで見ると日本の制度って本当に良く出来ていると思います。
    民主主義を守るために社会保障が果たせる役割は何か、というのが本書の大きなテーマです。

    本書では、前作の「教養としての社会保障」のおさらいとなる社会保障の基礎から、経済・財政にまで話は及びます。
    「社会保障は、単なる高額所得者から低所得者への所得移転(救貧)ではなく、安定的な中間層を維持・形成するために、彼らを襲う『個人の力ではヘッジしきれない生活上のリスク』から彼らを守ること(防貧)にあります。」ってのが大きなポイント。
    ざっくり言うと、福祉施策は救貧で、社会保障は防貧。
    社会保障は安定的な中間層を守るという機能もあり、分厚い中間層こそが社会の中核を担い、政治の安定を支えるという主張には大いに同感。

    社会保障の意義について、深く考えるきっかけとなる良書だと思います。

    0
    2025年05月16日
  • 社会保障論Ⅰ[基礎編]

    Posted by ブクログ

    全大学生はこれを読むべし!包括的かつ経験に裏打ちされた講義!さまざまな論点で異なる意見を持つにせよ、どんな論点があるかをまずは網羅的に知るべきで、類書にない迫力。

    0
    2025年01月04日
  • 教養としての社会保障

    Posted by ブクログ

    1584

    338P

    香取照幸(カトリ テルユキ)
    元厚労省年金局長。1956(昭和31)年、東京都出身。東京大学法学部卒業。1980年厚生省(現厚生労働省)入省。1982年在フランスOECD(経済協力開発機構)事務局研究員、1990年埼玉県生活福祉部老人福祉課長、1996年厚生省高齢者介護対策本部事務局次長。2001年内閣官房内閣参事官(総理大臣官邸)、2002年厚生労働省老健局振興課長、2005年厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課長。2008年内閣官房社会保障国民会議事務局参事官、同安心社会実現会議事務局参事官、2010年厚生労働省政策統括官(社会保障担当)、内閣官房内閣審議官(社会保障・税一体改革担当)、2012年厚生労働省年金局長、2015年厚生労働省雇用均等・児童家庭局長等を経て2016年6月退官。2017年3月より在アゼルバイジャン共和国日本国特命全権大使(現職)。

    教養としての社会保障
    by 香取 照幸
     例えば、アメリカは端的にそういう社会だと言えると思います。アメリカでは、とにかく自由に何をやってもいい。能力を最大限に発揮して、勝負して生き残っていく。勝った者はアメリカンドリームを具現し、負けた者は自己責任でどうぞと、そういう社会の仕組みになっています。極端な話、アメリカでは自分の生命を守ることすら自分でやる。自分の身を守るのは自分の責任であり権利だと考えます。だから、銃を持つのも権利だ、となるわけです。つまり、刀狩りをしていない、刀狩り以前の社会ということだと思います。  (話が横道にそれますが、刀狩りというのは戦国の世の終焉を象徴する施策なんじゃないかと思います。「領民よ、もう自分の身を自分で守らなくても良いぞ、我ら(武士)が世の平和(生命と財産=治安)を守るゆえ、お主ら(農民)は安んじて農耕に精を出せ」ということですから。そう考えるとアメリカという国はまだ西部開拓時代のままってことなのでしょうか(笑)。)

     社会保障も同じです。基本的には自分の責任でやることを前提に、市場の中でそれを解決しようとするので、アメリカの社会保障制度は高齢者・障害者を対象とするメディケアや低所得者などを対象とするメディケイドを除いて、基本的に民間が担っています。医療保険制度も民間保険が基本です。お金のない人は保険には入れません。なので、何千万人という「無保険者」が現に存在しているのがアメリカ社会です。

     なんだかアメリカのことをあまりよく言っていないように思われても困るので(笑)、アメリカ社会の別の一面についてお話ししておきます。  アメリカでは公的な社会保障が脆弱である反面(あるいは「であるがゆえに」かもしれませんが)、民間の慈善活動、チャリティーがとても盛んです。事業で成功した人はこぞって慈善事業に寄付したり自ら財団をつくります。そうすることが社会的成功の証、と見なされるようなところもあります。古くはカーネギー、ロスチャイルド、最近…

     たしかに、そういう見方をすれば、そういう一面がないとは言えない。しかし、現代社会においては、人間は一人ですべてができるわけではなくて、社会全体が様々な形でお互いにつながっていること、ネットワークができていることで生きていくことができるわけです。完全に自給自足の生活をしようとすれば今日食べるものにも、飲む水にすら困るのが現代社会です。  社会というのは壮大な相互依存・役割分担と協働のネットワークによって形成されています。そこに目を向けなければ、社会保障は理解できません。

     情緒的な意味ではなく現実の問題として、社会とつながりを持っていなければ、人は一日たりとも生きていけません。ですから、社会が健全で安定していることが、たくさん稼いでいる人にとっても非常に重要です。だから、この制度があるわけです。  社会保障という形で、所得を再分配することが社会全体の安定につながるから、この制度がある。そこが社会保障という制度を理解するのにもっとも重要なポイントです。社会保障は、単なる所得の分配ではありません。

    北欧は社会保障先進国として知られています。社会福祉と言えば、誰もが北欧のスウェーデンやデンマークを思い浮かべます。一時期「北欧病」などと言って、北欧の国々のように社会保障が厚い国では誰も努力しなくなる、働かなくても国が面倒を見てくれるから活力がなくなる、社会が停滞するなどと揶揄されたこともありました。  ところが、事実は違います。日本が長い景気停滞に苦しんだ 20 世紀終盤から 21 世紀初頭にかけて、世界でもっとも経済成長したのは、アメリカと北欧でした。

     セーフティネットには、落ちて死んでしまったり怪我をしたりするのを防ぐ機能があります。予めセーフティネットを張り巡らせておくことによって、落ちても怪我をしないだけでなく、怪我をしないから再び挑戦できる。一度失敗したらそれで終わり、ではない。貧困に陥ることを防ぐことができます。

    今、アジア諸国は急速に経済成長しています。例えば中国。改革開放路線に転換した後、急速な経済成長でGDPが世界第2位になるほど豊かになりましたが、同時に大きな所得格差が生まれました。あれだけ所得格差が開き、生活水準に差がついてしまったら、農民と都市住民とが同じ保険制度に入って同じ保険料を払って同じ給付を受けるということは、もはや無理でしょう。いかに共産党政権といえども、今の中国では所得の格差に応じた別々の制度しかつくれないだろうと思います。社会保障に関しては、中国はおそらくアメリカのような道を進むことになる。社会がすでに分裂してしまっています。

    一人暮らしの人というのは、社会保障の仕事をしている者の立場からすると、二人暮らしの人よりもお金がかかる人です。例えば、厚生年金の標準的な受給額は夫婦で 22 万円位なので、仮に高齢夫婦が月額 22 万円で生活しているとしましょう。この金額だと大体この程度の生活になる、という生活水準を、一人暮らしで半額の 11 万円で維持することはできません。一人になっても住居費や光熱費、通信費その他生活に必要な固定費は半分にはならない、一人暮らしだからといって台所も風呂もトイレも半分、というわけにはいきません。つまり、同じ生活をするための費用は一人暮らしの方が高い。社会保障の側からすればその分だけお金がかかるということになるわけです。

    さらに、二人で暮らしていれば、多少仲が悪くても、一方が病気がちになったりしても、お互い助け合いながら何とか家庭の中でやりくりできることもありますが、一人暮らしになった瞬間に誰も助けてくれないので、極端な話、トイレの電球が切れただけでヘルパーを頼む、誰かに助けてもらわないといけない、という事態に陥ります。つまり、何らかの形で公的な支援を開始しなければならないタイミングが夫婦二人の世帯より早くなってしまう。なので、一人暮らしの人が増えるということは、よりコストのかかる人が増えるということになります。

    戦後の混乱期とはいえ、個人財産の9割を取り上げる累進課税は空前絶後、過酷なものだったと思います。しかもこの時政府が断行した施策は財産課税だけではありません。農地解放、預金封鎖、デノミ敢行、新円発行、ドッジ税制、できることはすべてやって乗り切りました。  これはもうほとんど革命です。財産課税や農地解放はレーニンやスターリン、毛沢東ですら完遂できなかったほど徹底した改革でした。戦後の日本の財政政策は、社会主義革命以上の革命だったと言っても過言ではないでしょう。

    消費の減少の解決策は、所得再分配の他に、もう一つあります。若い労働者の給料を上げることです。そもそも税制や社会保障制度によって所得再分配をするより前に、再分配前の所得、原初所得(市場における第一次分配所得)の段階で付加価値がもっと分配されるようにすることです。  若い世代の所得が増えないと、結婚もできない、子どもも産めない、自分の人生、将来に希望が持てない。それでは社会全体の活力が失われます。将来に対する不安や諦観のある社会は停滞してしまいます。

    ところが、アメリカは医療費が高い。日本のように公定価格でコントロールしていませんから、医療費は基本的に自由価格です。患者と医者の力関係(bargaining power)は当然医者の方が強い。事実上医療側は自由に請求額を決められる(患者も選べる)ことになります。なので、それを賄う民間医療保険の保険料は恐ろしく高くなる。サービスが厚い保険であれば、当然保険料が高くて普通の人にはとても払えない。加えて、保険会社側の選択(保険会社側が加入者を選別する、つまりリスクの高い人はなるべく加入させないようにする)もあるので、高齢者や障害者、既往症のある人の保険料率はプレミアムが乗って高いし、場合によっては加入を拒否される。仕方がないので保険料の安い保険や病気があっても入れてもらえる保険に入る。そうすると、既往の病気は対象外だったり、支払額に上限があったり、使えない薬があったり、入院費が出なかったり、通院の回数に制限があったり、いざという時に役に立たない、ということになります。

    社会学者の宮台真司氏(首都大学東京教授)は、その著書『日本の難点』(幻冬舎、2009年)の中で、現代を「社会の底が抜けている」と表現しています。社会の中に一人裸でいると、自分のことは自分で守らなければならない。その意識が強くなりすぎると、利他意識が低下し、自分勝手な人が増えます。「他人に迷惑をかけさえしなければ、何をしてもいい」と言いながら、他者に迷惑をかけていることにすら気づかない人が多くなり、それがまた社会の不安材料となっています。さらに、長い経済の低迷により、人々の目標は失われ、何をやっても、一生懸命に働いても明るい未来など来ない、といった閉塞感で人々は息を詰まらせています。

    しょせんこの世の中不公平だ、不公正だ、フェアじゃない、と多くの人が感じていると社会は発展しません。自分の他に悪い奴がいる、そいつのせいで自分たちが割りを食っている、となれば、犯人捜しが始まります。ウォールストリートの連中が富を独り占めにしている──それは一面の真実ですが──、そいつのせいで自分たちが割りを食っている、そいつらが世界を支配し、そいつらのせいで俺たちはこんなに苦しい思いをしている。そうなったら社会に対する信頼はなくなっていきます。誰も真面目に働かない、バカバカしい、何をやっても報われない、となって、誰も努力しなくなって社会は停滞します。法律やルールも守られなくなって治安も悪化します。

    資本主義社会ですから、競争の勝者には称賛と利益が与えられるべきですが、一人占めは社会自体を停滞させます。社会の中で富が循環しなければ資本主義社会は維持できません。勝った人が社会的責任を果たし、負けた人が何度でも敗者復活戦に挑める仕組みをつくっておかないと、社会は維持できません。富が偏在すると、最後には騒乱が起き、革命が起きます。  そうならないように、先人が知恵を絞ってつくり上げてきたのが社会保障制度なのです。

    長時間労働の慣習も、企業と社会の責任で解決しなければならない問題です。結局、皺寄せを受けているのは家族です。長時間労働で疲れ果てた男たちは家族の責任を果たさない。家事労働も子育ても協力しない。ゴミすら出さない。地域活動にもPTAにも参加しない。すべて奥さんに任せきり。これでは女性が働けるわけがありません。

     「そうすれば、現場の何が真実で何が噓だか分かる」。  「現場には真実がある。だが同時に、現場は往々にして噓をつくことがある」。  これは、多くの行政官の実感です。現場の何が真実で何が真実でないか。個別の事象の奥にある問題の本質は何か。それを読み取る力、表面的な事象の奥にある真の実態を見極める力。それこそが「実態把握能力」なのであり、その能力は、 ① どれだけ多くの現場と接したかという「経験」から生まれる「人や社会に対する想像力」 ② 相矛盾する様々な事象を分析・理解しそこから解を導く「専門知」  そして、 ③ 人間としての「感性」 を磨くことでしか獲得することはできません。

    0
    2024年09月09日

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