作品一覧

  • アオハル・ポイント
    3.9
    1巻693円 (税込)
    人には「ポイント」がある。ルックス、学力、コミュ力。あらゆる要素から決まる価値、点数に、誰もが左右されて生きている。人の頭上に浮かぶ数字。そんなポイントが、俺にはなぜか見え続けていた。  例えば、クラスで浮いてる春日唯のポイントは42。かなり低い。空気が読めず、友達もいない。そんな春日のポイントを上げるために、俺は彼女と関わることになり――。  上昇していく春日のポイントと、何も変わらないはずだった俺。これはそんな俺たちの、人生の〈分岐点〉の物語だ。 「どこまでもリアル。登場人物三人をめぐるこの話は、同時に僕たちの物語でもある」イラストを手掛けたloundrawも推薦。憂鬱な世界の片隅、希望と絶望の〈分岐点〉で生きる、等身大の高校生たちを描いた感動の第3作。
  • 一年に一度しか会えない君の話。: 1
    完結
    3.7
    全4巻770~847円 (税込)
    佐野徹夜『君は月夜に光り輝く』×伊緒直道『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic』のタッグで贈る最新作!!日々を空虚に過ごす高校1年生・亮は、通学電車で見かける少女に心動きながらも、何も行動せずにいた。だが、悪友の畠山に誘われて参加した七夕祭りの会場で、そのどこか不思議な少女・時子と出会い、人生が変わり始める気がしていた。……その2年後、自分が死ぬとも知らずに。思春期の傷と願いが交差する、一筋縄ではいかない七夕ボーイ・ミーツ・ガール……&×××!
  • 君に贈る15ページ
    4.0
    1巻748円 (税込)
    メディアワークス文庫創刊15周年を記念して、三秋縋、時雨沢恵一、高畑京一郎などレーベルを代表する豪華作家が大集合した最強アンソロジー。 トキメキも切なさもほっこりもワクワクも全て網羅した、今届けたい15編を収録。どんな気持ちにも寄り添い、どこから読んでも楽しめる。今をときめく豪華作家陣があなたに贈る、15ページの物語。 図書室で見つけたのは、異なる時が流れる魔法の小部屋?(『余白の隠れ家』)ある日届いた手紙は二十年後の自分から?(『前略 十五の僕へ』)など、15ページとは思えない超濃密な展開に没頭すること間違いなし!  【参加作家一覧】 三秋縋/佐野徹夜/松村涼哉/斜線堂有紀/一条岬/綾崎隼/村瀬健/こがらし輪音/青海野灰/古宮九時/遠野海人/天沢夏月/入間人間/時雨沢恵一/高畑京一郎

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  • 君は月夜に光り輝く (上)【電子特典付】
    完結
    -
    全2巻715円 (税込)
    高校生になった僕は「発光病」の少女と出会う。余命わずかな彼女に、死ぬまでにしたいことがある と知り…。 彼女との約束から、止まっていた僕の時間が再び動き出した。累計30万部突破、「君月」を完全コミカライズ! 【電子特典:描き下ろしイラスト付き】
  • 君は月夜に光り輝く
    4.3
    1~2巻671~693円 (税込)
    大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。高校生になった僕のクラスには、「発光病」で入院したままの少女がいた。月の光を浴びると体が淡く光ることからそう呼ばれ、死期が近づくとその光は強くなるらしい。彼女の名前は、渡良瀬まみず。余命わずかな彼女に、死ぬまでにしたいことがあると知り…「それ、僕に手伝わせてくれないかな?」「本当に?」この約束から、止まっていた僕の時間がふたたび動きはじめた――。読む人みんなが涙――この圧倒的感動に、山口幸三郎、綾崎隼、loundrawも大絶賛! “今を生きる”すべての人に届けたい、最高のラブストーリー。
  • この世界にiをこめて
    3.9
    1巻693円 (税込)
    生きづらさを抱え、退屈な高校生活を送る僕に、ある日届いた1通のメール。【現実に期待なんかしてるから駄目なんだよ】 でも、それは届くはずのないメール。送り主は吉野紫苑。彼女は、屈折した僕の唯一の女友達で、半年前に死んでしまった天才作家だった。あり得ないはずのメールのやりとりから、僕は失った時間を取り戻していく。やがて、遺された吉野の最後の言葉に辿り着いた時、そこには衝撃の結末が待っていた――。「僕たちの人生を大きく変えうる力をこの小説は持っている」 loundrawも大推薦。“今を生きる”僕らのための、愛と再生の感動ラブストーリー。
  • さよなら世界の終わり(新潮文庫nex)
    3.6
    1巻649円 (税込)
    校内放送のCreepを聴きながら、屋上のドアノブで首を吊ってナンバーズの数字を見ようとしていた昼休み、親友の天ヶ瀬が世界を壊す未来を見た。彼の顔を見ると、僕は胸が苦しい。だから、どうしても助けたいと思った――。いじめ、虐待、愛する人の喪失……。死にたいけれども死ねない僕らが、痛みと悲しみを乗り越えて「青春」を終わらせる物語。生きづらさを抱えるすべての人へ。
  • 透明になれなかった僕たちのために
    3.4
    1巻1,397円 (税込)
    アリオとユリオ、幼馴染の深雪は、自分の中に潜むある欲望に苦しみつつ成長する。ユリオの自殺、連続する殺人事件を契機に驚愕の真相が明らかになっていくが… 著者渾身の青春サスペンス。

ユーザーレビュー

  • 君に贈る15ページ

    Posted by ブクログ

    15周年に掛けた作品や単純に短編小説として書いている作品が入り混じっていて楽しく読んだ。

    綾崎隼先生の「15年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語」がよかった。

    0
    2025年11月21日
  • 君は月夜に光り輝く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この本がとにかく好きだと思った。
    こういう本は、今まであまり読まなかったが、ぜひ、みんなに読んでもらいたい。
    人の死、というものを、すごく考えさせられた。
    一番心を動かされた文が
    「テンポ正しく握手するんですよ。」
    という岡田の一言だった。
    まみずの死を、前に向かって進んでいけるようにするための彼の精一杯の気持ちを全部全部含んでいるようで、その一言に考えさせられるように巧に構成されたこの話に感動せずにはいられなかった。本当にデビュー作か、、、?と疑った。
    スノードーム、タバコ、ジェットコースター、メイドカフェ、亀、海、タクシー、ロミオとジュリエット、、、
    たくさんこの本の中で出てきた言葉達の話

    0
    2025年09月15日
  • 君は月夜に光り輝く

    Posted by ブクログ

    “余命宣告を受けた彼女”に笑っていて欲しい気持ちで、
    “彼女が死ぬまでにやりたかったこと”を
    代わりに叶えていく卓也

    周りの反応なんか無視して、大切な人のために行動する卓也の行動力と彼女を想う気持ちが心に残りました。

    「今がどんなに辛くても、いつか”前向きに生きる”ための希望が湧いてくること」をやさしく教えてくれた作品でした!




    0
    2025年08月31日
  • 君は月夜に光り輝く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    姉が亡くなってから生きているのに死んでいるようだった岡田と、発光病に冒されて余命僅かとなったまみず。二人が出会って、生きているうちにやりたいことリストを作って、叶えていくうちに、生や死について真剣に考えるようになる流れが良かったです。特に最後のまみずが岡田にぶつけた「あなたの中に生き続ける私に、生きる意味を教え続けてください」という言葉が、とても胸を熱くさせました。とても素晴らしかったです。

    0
    2025年08月27日
  • 君に贈る15ページ

    Posted by ブクログ

    とても面白かったです!

    入間人間さんと時雨沢恵一さんを目当てに読み始めましたが、他の筆者皆さんも大変におもしろい話を書いてくださいました。
    ※私は、安達としまむら、アリソンシリーズ のファンです。笑

    どのお話も面白かったので、いろいろ語りたいことだらけですが、ネタバレ回避のため、抽象的にまとめさせていただきます。

    皆さんは本作を読んで何を感じるでしょうか。
    私は、「可能性」「未来」「ナカイマ」「命」
    だと思いました。これまで長く、そうするべきだと云われてきたことや、伝統には、もちろん尊ぶだけの、それが続いてきたなりの理由はあります。一方、そうでない物は許されないと云うはずないのですから、

    0
    2025年03月28日

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