尾崎英子の作品一覧

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作品一覧

2023/08/16更新

ユーザーレビュー

  • きみの鐘が鳴る
    こちらも、子どもが四年生くらいになったら読ませたい。

    成績の上下、合否判定、塾のクラス移動、
    この年代の子どもたち特有の、クラスの友人との関係悪化や、教育虐待の毒親(私立小学生…)、保健室登校、いじめ。

    中受の模様もさることながら、そういった環境面で辛いことがあった時のケアが何より親には重要なん...続きを読む
  • 有村家のその日まで
    自由奔放に生きてきた母仁子が末期ガンに罹患していることが分かってから、亡くなるまでの数か月を過ごす家族たちの物語。

    周囲の人々の優しさとか、死にたいする心構えとかが感銘深くて良い。優兄ちゃんの優柔不断さ、ミカ姉ちゃんの緩和医療に携わる者の覚悟、文子の愛情深さ。こんないい人たちを育てた親、すごくいい...続きを読む
  • きみの鐘が鳴る
     中学受験に挑む少年少女の姿を描いた青春小説でした。

     『青春小説』というと、青春時代を描いた作品=中高生〜青年の作品というイメージがありました。小学生が主役の話をあまり青春ものとして捉えたことがありませんでしたが、こちらの話は中学受験というものに挑む彼らの、ともすれば早すぎると思うほどに濃い青春...続きを読む
  • きみの鐘が鳴る
    成績やおかれた環境も違う6年生が、中学受験に挑む姿が描かれている。
    まだまだ子どもなのに、いろいろな葛藤を抱えながらも頑張る姿が涙ぐましい。
    中学受験独特の問題についての描写も出ており、経験者は特に共感できると思う。
    中学受験に限らないけれど、主人公はあくまで子ども本人。
    誰の受験かわからないように...続きを読む
  • たこせんと蜻蛉玉(とんぼだま)
    主人公は40代のシングルマザー、息子は不登校、夫はがんにかかり死別。日々必死に生活する中で、偶然に高校時代の恋敵に再会する。

    主人公の人生にとっては少し波立つ日々を描いているが、それでも大事件みたいなことは一切起こらない。それでも波の一つ一つの描写がなんとなく良くて、ついつい読みふけってしまう。...続きを読む

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