学校に行かない僕の学校

学校に行かない僕の学校

1,760円 (税込)

8pt

日本国際児童図書評議会「おすすめ!日本と世界の子どもの本 2025」選定図書

中2の初夏、氷川薫はある出来事から学校に行けなくなってしまった。家からも離れたくて、自分で見つけた全寮制のフリースクールに行くことに決めた。森の中にあるスクールには時間割はなく、なにをしても自由、勉強するのも自分次第。同い年の二人と仲を深めながら、ゆっくりとした時間を過ごし、薫は川辺で静かに自分の心に向き合う。そして、ずっと気がかりだったことを告げるために、ある人に会いに行く。

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学校に行かない僕の学校 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    不登校から全寮制のフリースクールに入所することにした中学2年生の主人公がの1年半にわたる生活を描いた小説です。

    「学校に通う」ということだけがすべてではない。相手がどのように感じ、考えているかは決してわからないのだから、思い悩んで苦しむのではなく、自分の気持ちに正直に生きればいい。他人から指示され

    0
    2025年09月20日

    Posted by ブクログ

     ブク友さんの本棚にお邪魔した際に、見つけました。
    タイトルにまず食いついてしまいました。
     うるっとしました。
    色々な経験から、思うことが色々ありました。
     たくさんの経験をして逞しくなった主人公達は、自分の居場所ややりたいことを見つけることができて良かったな。
    実際の私の周りの中高生も、色々悩み

    0
    2024年12月15日

    Posted by ブクログ

    親友兼弟分のセアの死に責任を感じる薫。
    離婚した母と再婚者と2人の間に生まれた弟との関係に行き詰まりを感じたイズミ。
    育児放棄され養父母の元可愛がられて育った銀河。
    森の中のフリースクールに通う子どもたちの話。
    「話すっていうのは離すって意味にもなるんだって。だから嫌なことは話した方がいいって」が印

    0
    2024年10月24日

    Posted by ブクログ

    森の近くの全寮制フリースクール。そこで過ごした日々。
    中2の薫を中心に、そこにいる子どもらの想いや願いや変化が丁寧に描かれる。
    学校に行かない理由。親元を離れる理由。乗り越えるというよりは、自分の気持ちに向き合う。そんな余地が森にはある。

    0
    2024年07月25日

    Posted by ブクログ

    中学2年生の夏、学校に行けなくなってから引きこもり気味だった主人公の少年が、東京の山の中にある寮制のフリースクールに入る話。小中学生向けかな。

    そこにいる子供たちは、皆心のどこかに傷を抱えている。
    最初は心を開けず、ぶつかり合っていた子供たちが、そこで共に過ごすことによって心の内を打ち明け合うこと

    0
    2025年11月18日

    Posted by ブクログ

    舞台は、森と川の近くにあるフリースクール。

    主人公、14歳夏、薫がフリースクールに来てから15歳冬までの出来事。それぞれの理由でここに来た子ども達と、それぞれの理由でここに関わる大人達。
    少しずつ、お互いが自身のことを話せるようになる。そんな自分たちの関係は友人でもなく家族でもないが、なんだか心地

    0
    2024年10月26日

    Posted by ブクログ

    こんなフリースクールがあったらいいなぁ。
    でもきっと、家や学校から遠く離れた場所に一人で飛び込むのは相当な勇気がいるだろう。

    そうまでして主人公薫が選んだのは森にある寮付きのフリースクール。
    何を学ぶかは自分次第。
    これまでの生活や勉強との違いに戸惑うが、やがて自分なりのペースを掴み、同い年の仲間

    0
    2024年08月27日

    Posted by ブクログ

    中学。中二の薫は、ある出来事から学校に行けなくなる。家から離れるため寮付きのフリースクールに行き、同年代の子どもたちと生活しながら、自分と向き合う時間を過ごす。
    主人公の僕の悩みに向き合う場面の終わりからが、他の友人達の悩みに寄り添ったり、出会った人との別れがあったりと、大人っぽい落ち着いた読後感が

    0
    2024年07月20日

    Posted by ブクログ

    だれにも言えなくて、自分で抱え込んで苦しんでしまうこと。そこまでではなくても、言いづらいな、とか、もし自分の言葉でだれかが傷ついてしまったら…とか、ふと考えてしまうことは結構あると思う。
    そんな時、斉藤さんの言葉を思い出したい。

    「話すことは、離すこと。嫌なことは話したほうがいい」
     
    時には逃げ

    0
    2024年04月16日

    Posted by ブクログ

    不登校になった薫、山の中の全寮制のフリースクールに入ることになる。
    そこには色々な事情を抱えた子ども達がいた。
    そこで生活しているうちに同じ学年のイズミと銀河と心を通わせるようになる。
    薫が抱えている心の闇は親友の死に原因がある。
    他の2人は家庭に問題があるようだ。
    このフリースクールは、学習をする

    0
    2025年01月25日

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