作品一覧

  • 比較ケースから学ぶ戦略経営
    3.5
    1巻2,420円 (税込)
    30年間持続成長を遂げる企業は5つの戦略キーワードがあった。それは「お客様中心」「コスト削減」「ひと本位」「ものづくり」「競り勝つ」。豊富な企業事例を挙げつつ、覚えておきたい「戦略経営」の本質を解説する! 【目次】 Prologue 潰れない会社はない  01 コダック経営破たんの衝撃  02 コダックと富士フイルムの行動比較  ほか Chapter1 会社の戦略を読む――タテとヨコの戦略  01 戦略で動く会社のしくみ  02 会社の戦略を読む練習 Chapter2 変わる顧客を基軸にする――エルメスと三越の顧客戦略  01 高収益を維持し続ける長寿企業の秘密  02 エルメスの戦略――こだわりと柔軟の融合  ほか Chapter3 シーズを生かして差異づくりをする――花王とアップル、ソニーの差異化戦略  01 差異のフレームで戦略を読む  02 花王――創造的技術で差異を生み出す  ほか Chapter4 ライバルに競り勝つ――アサヒビールとキリンビールの競争戦略  01 競争フレームで会社の戦略を読む  02 アサヒビールとキリンビールの市場競争  ほか Chapter5 限られた資源を集中させる――GEとシャープ、フィリップスの資源集中戦略  01 将来を左右する資源配分  02 GE―集中と分散のバランスをとる  ほか Chapter6 人づくりに力を注ぐ――トヨタ自動車、ファーストリテイリング、グーグルの組織化戦略  01 戦略を左右する組織の法則  02 組織をとらえ直す  ほか Chapter7 戦略をさらに深く読む――持続的成功の原則  01 会社とは潰れることを前提に考える
  • 「嫌消費」世代の研究 経済を揺るがす「欲しがらない」若者たち
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    若者の消費が変化している。若者はなぜ、物を買わなくなっているのか。そこには巷間ささやかれている「低収入」「格差」「非正規雇用の増加」以上に深刻な、彼ら独特の心理=「劣等感」が強く影響している。 本書では「収入が十分あっても消費しない」傾向を「嫌消費」と名付け、大規模な統計調査と聞き取り調査をもとに、「嫌消費」を担う世代=20代後半の「買わない心理」の原因と深層に鋭く迫る。ビジネスパーソン必読の一冊。
  • 成功と失敗の事例に学ぶ 戦略ケースの教科書
    3.3
    1巻3,168円 (税込)
    どうしたら優れた戦略を立てることができるのだろうか? 何を学び、どんな本を読めばよいのだろうか? それには、戦略の理論や枠組みである「戦略パラダイム」を「企業事例」で学ぶことが近道だ。本書は、SWOT分析、TOWS発想、ポジション(競争地位)による競争戦略、RBV(リソース・ベースド・ビュー)、機動戦略(ロングテールやフリーミアムなど)、市場プラットフォーム戦略の6つの戦略パラダイムを、52社の企業事例から学ぶ。
  • ジェネレーショノミクス―経済は世代交代で動く
    3.0
    1巻1,584円 (税込)
    すべての世代論を過去にする、 社会科学としての世代論の誕生。 世代論は面白い。しかし胡散臭い。なぜか。 同一世代に属するすべての人に単一の特徴を当てはめ、 自分の体験を相対化しないで語る。 世代区分の理論的根拠が薄い。 実証的に検証しない。 世代と歴史の関連が明らかでない。 世代交代と加齢の効果を区別しない。 従来語られてきた世代論の多くが、こういった問題を抱えている。 本書では、これらの問題を解決し、社会科学の分析ツールとして 取り組むに値する世代論の構築を目指す。 社会科学としての世代論には、次の4つの特徴がある。 1.世代の多層性に着目する 2.有効性と実証性を担保する 3.世代と歴史環境の相互作用を重視する 4.世代によって変わることと変わらないことを区別する 本書は、世代論の新たな地平を開く端緒となる。 【主な内容】 はじめに 日本経済を世代論で読む 第1章 世代論とは何か 第2章 「消費意識」は世代交代によってどう変わっていくか 第3章 「勤労意識」は世代交代によってどう変わっていくか 第4章 「信頼意識」は世代交代によってどう変わっていくか 第5章 人口と家族は世代交代によってどう変わっていくか 第6章 黄金経済への進化か、マフィア経済への衰退か――日本経済8つのシナリオ 終 章 ポストモダン経済の成長段階
  • 「買わない」理由、「買われる」方法
    3.0
    デフレ環境下、収入が十分にあっても、消費を増やさない傾向が強まっている。“なぜ、買わないのか”、“なぜ欲しがらないのか”を、「ジェイ・エム・アール生活総合研究所」社長で、多くの戦略経営の実務を経験してきた著者が豊富な研究データを基に、現在の消費者心理を分析。「消費」に抵抗のある人々への効果的なマーケティング法を提案し、“買わない人々”へ向けた、新たな「買わせる手法」を解説。

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  • 21世紀の世界の見方と利他的マーケティング
    -
    21世紀に対応する実務マーケティングの提案-効率的な顧客獲得の為の戦略的機能統合 なぜ日本企業は成長できないのか。 30年間の名目GDP成長率が0.5%。あり得ない低成長だ。この現実的理由は企業の売上販売を担うこれまでのマーケティングの機能不全にある。 短期利益志向で消費者志向とマネジメント視点を失ったことだ、と読み解く。21世紀、どういう視点で組み立てるべきか 顧客創造のための実務マーケティングの戦略的機能統合、実務家に向けた「利他的マーケティング」を提案する。 【目次】 第一部 世界と日本経済の見方と行方―21世紀のマーケティングの原理 1.世界と日本経済の行方 2.世界の見方と行方 3.日本経済の見方と行方 4.起こりうる16のシナリオ 5.日本経済の再成長 6.日本経済の強みとは何だったのか 7.日本経済の再起動―多様性の経済 8.21世紀のマーケティング原理 第二部 再成長の利他的マーケティングの組立て―21世紀の企業存立に向けて 1.「成長しない」難題 2.30年ぶりのマーケティング革新の機会 3.成長できないマーケティング 4.市場支配的マーケティングの強み 5.ゆっくり進む崩壊 6.消費者行動の分析による意思決定支援のリサーチへ 7.単純利益追求の限界と利他的マーケティングへの統合 8.営業マン削減案は長期利益志向の日本的マーケティングを捨てること 9.GAFAが優位性を失った理由 10.デジタルマーケティングへの対応 11.マネジメント志向と利他的志向の再獲得 12.革新の統合原理―利他的志向 【著者】 松田久一 ㈱JMR生活総合研究所代表取締役社長。1956年兵庫県生まれ。食品、飲料・酒、化粧品・日用雑貨、輸送機器、家電・情報通信、流通など生活者と接点を持つ業界における日本を代表する企業のマーケティング課題、戦略課題のソリューションに取り組んできた。政府での委員会などにも参画し、自治体の経済関係のアドバイザーを務めている。 主な著書に『「嫌消費」世代の研究』(東洋経済新報社)、『戦略ケースの教科書』(かんき出版)、『ジェネレーショノミクス 経済は世代交代で動く』(東洋経済新報社)などがある。

ユーザーレビュー

  • 「嫌消費」世代の研究 経済を揺るがす「欲しがらない」若者たち

    Posted by ブクログ

    我らが世代の本です。
    かなり刺激的でかつ、自分が思っている経済への…というか、消費行為への“時折”訪れる虚無感辺りを突いている。それが世代を隔ててどう違うか、上世代はどうだったか。その辺が書いてます。

    「勤勉と節約」を得とする私たち世代に、「余暇と消費」教育しなければならないと一つの方法論として書かれていたけれど、「宇宙船地球号」を意識させられている我々に、消費浪費の後始末をさせられている我々に、それを再度教育するのですか?それでいいのですか?

    私たちには、私たちで考えなければいけない、せっかく教えていただいた価値観を胸に、考え工夫しなければ行けないことががあるんだと思います。

    0
    2010年04月17日
  • 「嫌消費」世代の研究 経済を揺るがす「欲しがらない」若者たち

    Posted by ブクログ

    ・コンパクトな消費スタイルが魅力的に映るようになると日本経済は縮小する
    ・ニューヨークタイムズ、世界不況への教訓として、日本の消費者がバブル崩壊後に学んだことが「節約」であると積極的に紹介2009,2,21
    ・嫌消費がバブル後世代固有の特性であっても短期的なトレンドの問題としてきめ細かな対応が求められる
    ・嫌消費は預貯金の増加によりリスクマネー潤沢、金融資産価値上昇にもつながる
    ・34〜39の大型消費世代になるまでの10年間で消費支出−6兆円55〜60まででは−35兆円
    ・上昇志向、他者志向、競争志向、劣等感
    ・共通した敗北経験:就職氷河期
    ・いつ誰が被害者になるかわからない、日替わりいじめ

    0
    2018年12月09日
  • 「嫌消費」世代の研究 経済を揺るがす「欲しがらない」若者たち

    Posted by ブクログ

    統計や調査を駆使して分析しているいて論理的に見える。$$今の嫌消費世代を劣等感から導いている点は納得できる部分もある。$$しかし、今の40代以降バブル前世代を良しとし、消費しない現世代をマイナスに見ている点はいかがなものか。$$$$

    0
    2017年10月21日
  • 成功と失敗の事例に学ぶ 戦略ケースの教科書

    Posted by ブクログ

    表紙に52社としているが、一部重複して46のショート事例に収斂して戦略解説しています。ショート分析なので、"徹底分析"という言葉は?
    本書では戦略パラダイムを五つに分類している。
    特に近年の戦略として、競合の裏をとる機動戦略、様々なステークホルダーを同じ土俵へ導きネットワークの外部性効果を用いるプラットホーム戦略。
    事例は種類が豊富だが短いため、広く浅く知りたい方にはベター。
    自分は、正直物足りない面も…。
    しかし、著者の戦略思考の鍛え方の中の"類推法"という思考のフレームワークと、戦略の基礎理論と流行を学ぶ上で推奨していたポーターの"競争優位

    0
    2017年05月07日
  • 比較ケースから学ぶ戦略経営

    Posted by ブクログ

    経営分析を一時点ではなく、時系列でとらえて、どうしてそういう戦略を採用したのか、ということをとらえているのが面白い視点。ただ、第三者として入手できる情報からの推測にすぎない部分もあり、まあ手法としては限界があるんだろう。静的ではなく、動的に経営戦略をとらえるべき、という提唱にはアグリー。

    0
    2015年04月05日

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