杉田俊介の作品一覧 「杉田俊介」の「男がつらい! - 資本主義社会の「弱者男性」論 -」「鬱病日記」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~12件目 / 12件<<<1・・・・・・・・・>>> 価格安い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 非モテの品格 男にとって「弱さ」とは何か 3.6 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 1巻748円 (税込) 性体験、雇用、加齢、家族……。男性の抱える悩みが今ほどクローズアップされた時代は、過去にないだろう。男はなぜ、今の世を生きづらく感じるのか、根底にある男の「弱さ」、その先に見える「新たな男らしさ」とは? 本書は、客観的な突き放した立場からではなく、男性たちの弱さに寄り添いながら問題と向き合い、たとえ愛されず、承認されずとも、優しく、幸福に生きていく方法を探った全く新しい男性批評である。【目次】第一章 男にとって弱さとは何か?/第二章 男のルサンチマンについて――非モテの品格?/第三章 男のケアと子育てについて――そして父になる、男になる/あとがき 試し読み フォロー 男がつらい! - 資本主義社会の「弱者男性」論 - 4.2 社会・政治 / 社会問題 1巻880円 (税込) 冴えない、裕福でもない、特別な才能もない 平凡な人生を幸福に生きていく―― 男たちの新しい生き方のモデルを提示する意欲作 “男らしさの呪縛”から解放されよう! 現在の男性たちには、案外、低く鈍く冴えない人生を幸福に生きていくというモデルがあまりないのではないか? 極端にマッチョな「男らしさ」だったり、家父長制度的な意味での父親像だったり、自己啓発的に勝ち抜けるような男性像だったり、 リベラルでスマートすぎる男性像だったり…… そのような「男」の人生のモデルはあるけれども、それ以外にもいろんな選択肢や「物語」があってもいい。 「ぼくたちもだらだら、まったり楽しんでいい!」 【内容[一部]】 ●多数派男性の中の「弱者」たち ●「男性特権」が糾弾される ●男性たちはなぜ不幸なのか ●被害者意識のダークサイドに堕ちないために ●統計にみる日本の男女格差 ●男たちのタテマエ、ホンネ、本心 ●「すみっコ」としてのおじさんたち ●男たちにもセルフケアが必要だ など 【著者プロフィール】 杉田俊介(すぎた・しゅんすけ) 1975年生まれ。批評家。 自らのフリーター経験をもとに『フリーターにとって「自由」とは何か』(人文書院)を刊行するなど、ロスジェネ論壇に関わった。 ほかの著書に、『非モテの品格――男にとって「弱さ」とは何か』(集英社)、『宮崎駿論』(NHK出版)など。 「対抗言論」編集委員、「すばるクリティーク賞」選考委員も務める。 試し読み フォロー 百田尚樹をぜんぶ読む 3.5 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 1巻935円 (税込) ベストセラー作家にして敏腕放送作家。そして「保守」論客。作品が、発言が、そしてその存在が、これほどまでメディアを賑わせた人物がかつて存在しただろうか。「憂国の士」と担ぎ上げる者、排外主義者として蛇蝎の如く嫌う者、そして「何となく」その存在に触れた大多数の人々……。百田尚樹とは、何者か。著作が「批評」される機会は思いのほか稀であった。気鋭の批評家、文芸評論家が全作品を徹底的に論じる。百田ファンも百田アンチも必読の全作品論! 試し読み フォロー マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か #MeTooに加われない男たち 3.8 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 1巻1,012円 (税込) 世界的な潮流となった#MeToo運動や男性社会への疑義など、性別に伴う差別や不平等への意識が今日、かつて無いほどに高まっている。他方、「男性特権」への開き直りは論外として、多くの男性は、時には剥き出しの敵意にも直面しながら、己の立ち位置や与し方に戸惑っているのではないか。自らの男性性や既得権、そして異性との向き合い方に戸惑い、慄くすべての男性に応えつつ、女性や性的マイノリティへ向けても性差を越えた運動の可能性を提示する一冊。 試し読み フォロー 安彦良和の戦争と平和 ガンダム、マンガ、日本 3.5 雑学・エンタメ / アニメ・芸能・ゲーム攻略本 1巻1,012円 (税込) 『機動戦士ガンダム』の生みの親の一人であり、マンガ家として歴史や神話を題材にした傑作を世に問うてきた安彦良和。『宮崎駿論』などで注目される気鋭の批評家が20時間にわたって聞き取った、『機動戦士ガンダム』の神髄とマンガに込められたメッセージとは? 2019年は『機動戦士ガンダム』テレビ放送開始から40周年。戦争・歴史マンガの多彩で豊饒な作品世界、日本の歴史、あの戦争、いまの社会――。40年を超える、過去から未来への白熱討論! 試し読み フォロー 名著でひらく男性学 〈男〉のこれからを考える - ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 1巻1,089円 (税込) 日本では1990年代にいったん注目を集めた男性学が、近年再び盛り上がりを見せている。家父長制による男性優位の社会構造を明らかにするフェミニズムに対し、その理解が進む一方で、アンチフェミニズム的な声も目立つ。また一枚岩的に男性を「強者」として把握できない実像もある。構造の理解と実存の不安、加害と疎外のねじれの中で、男たちはどう生きていけばいいのか。本書は、批評家、研究者、実践者など4人が集まり、それぞれの視点から男性学の「名著」を持ち寄り内容を紹介・解説した後、存分に語り合う。多様で魅力的な男性学の世界にようこそ。 試し読み フォロー ジャパニメーションの成熟と喪失 宮崎駿とその子どもたち - 趣味・実用 / 伝統・芸能・美術 1巻1,584円 (税込) 国民的アニメ作家たちは次世代に何を託したのか——閉塞の時代に「大人になる」意味を問う渾身の批評 転換点たる「もののけ姫」以降、時代の困難と「大人」としての責任を作品の中で問い続けた宮崎駿。その「子ども」としての新海誠、庵野秀明、細田守ら新世代の作家の作品群を横断的に批評し、現代日本における「成熟」を問う。【推薦】中島岳志(政治学者、『「リベラル保守」宣言』ほか) 【目次】 I 大人になるための宮崎駿論——『もののけ姫』と『耳をすませば』 1 「大人の仕事」としての『もののけ姫』 2 『耳をすませば』に背中を押されれば 3 『もののけ姫』の成熟と喪失 II はじまりの宮崎駿——『風立ちぬ』論 III オトナコドモたちの成熟と喪失——庵野秀明/新海誠/細田守 【著者】 杉田俊介 1975年神奈川県生まれ。批評家。『対抗言論』編集委員。著書に『宮崎駿論』(NHKブックス)、『ジョジョ論』『戦争と虚構』(作品社)ほか多数。 試し読み フォロー 鬱病日記 5.0 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 1巻1,650円 (税込) 推薦:坂口恭平氏 「杉田俊介が生きはじめたと思えて、僕は嬉しかった。 からだが気づいて鬱になる。だから、これは本を書くように本を読む人の、自分のからだの読み方だ。 本当にきついときに皆に読んで欲しい福音書。」 Xを中心にSNSでも大反響! オンタイムでWeb上に公表された克明な鬱病体験記。 透徹な視線で赤裸々な心情を丹念に描写する、「創作論」。 【著者より】 現代は鬱病の時代であると言われます。誰もが鬱病になる可能性を持っているとも言われます(風邪/骨折/癌などのように)。そのわりには、鬱病者が具体的な生活の中でどんな困難を強いられ、心の中でどんな葛藤や絶望を抱え込んでいるのかは、案外まだ十分には知られていないのではないでしょうか。その意味では、このささやかな本は、読者の皆さんにとって、鬱病者の内面や生活経験を知るための一つの材料、小さなヒントになるかもしれません。 試し読み フォロー 長渕剛論 3.7 雑学・エンタメ / アニメ・芸能・ゲーム攻略本 1巻1,650円 (税込) 長渕本人との対話を含む、衝撃の450枚。 この国の「男性」や「日本人」が抱えた矛盾を、根本から問い続けてきた男の真実とは――。 長渕剛とはいったい何者か。 長渕の歩みを見つめる時、そこに浮かび上がってくるのは、「男らしさ」や「日本人であること」をめぐる様々な矛盾と葛藤であり、かつ、それらの問題を背負い、つまずきながらも、成熟を重ねてきた姿である。 長渕剛という一人の人間と、その歌について考え抜くことで、私たちの生きる〈時代〉もを炙り出す、渾身の書き下ろし評論。 <目次> ●第一章 長渕剛という人間 ●第二章 日本人にとって男らしさとは何か ●第三章 家族の一人として●第四章 弱さとやさしさ ●第五章 非暴力的な男らしさ、寛容な愛国心はありうるのか ●第六章 明日を始めるために ●第七章 長渕剛との対話 ●終 章 母なる歌を歌い殺すということ 試し読み フォロー 男性解放批評序説 フェミニズム・トランスジェンダー・メンズリブ 4.0 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 1巻1,980円 (税込) 男性特権にいかに向き合うか、「弱者男性」論は差別的か、自らの「痛み」を消さない男性学はあるか――。 著者が近年さまざまな媒体で発表した、フェミニズムやトランスジェンダー、そしてメンズリブなどジェンダーに関わる重要な考察を一冊にまとめた、著者初の男性学批評集。 加害と疎外が複雑に絡み合う「男性問題」のジレンマを、丁寧に解きほぐす一冊。 試し読み フォロー 東日本大震災後文学論 - 小説 / 国内文学 1巻2,750円 (税込) 「震災後」は終わっていない。いまだつづいている。 3・11で人々が受けた大きな抑圧、傷そして失望 創作者(クリエイター)は物語を用いて希望を再稼働させる!! 3・11以降、おびただしい数の「震災後文学」が書かれた。故郷と肉親・友人・知人の喪失、原発問題、放射線による生物の変容、被災地と非・被災地の温度差、東北と東京の温度差、政権への批判、真偽不明の情報と感情の洪水としてのSNS、記憶や時間感覚の混乱、死者との対話、「書けない自分」「無力な自分」へのフォーカス、復旧・復興、言論統制や自主規制、ディストピア化した日本、テロやデモや群衆蜂起、戦争文学との接続……さまざまな作品、さまざまなテーマがうまれた。3・11以降にうみだされた「震災後文学」を扱う渾身の評論集。 試し読み フォロー 現代ミステリとは何か 4.0 小説 / 国内文学 1巻2,860円 (税込) ミステリの形式や題材を更新しつつ、ジャンル外の諸要素も取り入れた現代ミステリを気鋭の作家10人から見定めるミステリ論集 ゲームやネット文化など周辺ジャンルと過去の遺産をともに取り込みながらも、独自の拡大と発展を続けるミステリ。特殊設定ミステリや異能バトルミステリといった二〇一〇年代の潮流を踏まえ、発展を牽引する代表作家を論じ尽くす。 試し読み フォロー 1~12件目 / 12件<<<1・・・・・・・・・>>> 杉田俊介の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 鬱病日記 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 5.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 武田砂鉄さんの紹介で読んでみました。参考になりました。よくなってくる頃には午前はダメだが午後の一定時間は本が読めるようになってくるあたりがなるほどと思いました。 0 2025年11月13日 男がつらい! - 資本主義社会の「弱者男性」論 - 社会・政治 / 社会問題 4.2 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 自分の感じている辛さについて考えながら読んだ。自分にとって大切なことが書いてある気がした。この本の著者の他の本も読んでみようと思った。 0 2025年04月13日 男がつらい! - 資本主義社会の「弱者男性」論 - 社会・政治 / 社会問題 4.2 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ チェーホフの話がよかった。男だけじゃなくて。なんかこれで行くしかないんだみたいな感じで死ぬまで生きていく。凄い。シスターフッドも僥倖だしねえ。なんか見事。 0 2024年05月30日 マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か #MeTooに加われない男たち 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 3.8 (13) カート 試し読み Posted by ブクログ 『何か』はいまだに捉えきれていませんが、知っておかなければいけないことが沢山書かれていると感じます 紹介されている映画も今までは上っ面しか見ておらず、その映画が描こうとしていることにまで想像力が及んでいなかったことを実感 0 2024年04月02日 男がつらい! - 資本主義社会の「弱者男性」論 - 社会・政治 / 社会問題 4.2 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ インセルの気がある自分としては救いになる箇所もあれば絶望になる箇所もあった。 インセルの息苦しさを、そのまま誰を攻撃することなく吐き出して良いという救いと、現状を耐え忍ぶ他ないという絶望を、両方を矛盾させながら行き来すること。 1 2022年10月31日