マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か #MeTooに加われない男たち

マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か #MeTooに加われない男たち

1,012円 (税込)

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世界的な潮流となった#MeToo運動や男性社会への疑義など、性別に伴う差別や不平等への意識が今日、かつて無いほどに高まっている。他方、「男性特権」への開き直りは論外として、多くの男性は、時には剥き出しの敵意にも直面しながら、己の立ち位置や与し方に戸惑っているのではないか。自らの男性性や既得権、そして異性との向き合い方に戸惑い、慄くすべての男性に応えつつ、女性や性的マイノリティへ向けても性差を越えた運動の可能性を提示する一冊。

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マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か #MeTooに加われない男たち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月02日

    『何か』はいまだに捉えきれていませんが、知っておかなければいけないことが沢山書かれていると感じます
    紹介されている映画も今までは上っ面しか見ておらず、その映画が描こうとしていることにまで想像力が及んでいなかったことを実感

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    Posted by ブクログ 2022年03月06日

    西井開との対談記事を読んで入手を決断。
    男性学は選書が難しい領域だと思ってるのだけど、
    本書は大変な良著・好著だった。
    ホント真面目だなあと思いつつ、禿同したり、きびしー無理ーと感じたりしながら一気読み。
    フェミニズム・男性学についての書籍・議論についても、周辺領域も含めて相当網羅されていて、勉強に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月01日

    差別はしたくないし、己の特権について考えたいので手に取った。LGBTQ +のところ、共感というものがいかに危険で、知識を身に付けることの大切さを考えさせられた。

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    Posted by ブクログ 2022年02月12日

    なかなか読むのに時間がかかったが、面白い本ではあった。

    特に最初の2章が良かった。常々葛藤していたこと、『交差的な複合差別」、が、書かれていた。
    ーーーーーーーー
    多くの人は、複数の社会的アイデンティティを持ち、特権集団(支配集団)と劣位集団(従属集団)のいずれにも属しうるし、ある面では支配的だが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月01日

    自分が真っ当だと勘違いしている人こそ読んでほしいけど、難しいかな。

    新人男性はなぜ給湯室の掃除をまかされないのかいつも憤慨している。

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    Posted by ブクログ 2023年06月24日

    タイトルに引かれて読んでみたんだけど、正直なところ小難しくてわたしにはよくわからなく、斜め読みに終わってしまったという感じ。
    でも、とかく男は正しさを主張したがるけど、「正しい男」ではなく、弱さを見せることができ、他者の弱さも受容できる「まっとうな男」になるべきだというのはうなずける。とはいえ、「ま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月18日

    正に学ぼうという感覚で。先輩から借りました。
    少なくとも自分より圧倒的多くの知見に触れてきた人が現在ホットなジェンダー的話題をどのように捉えているのかが気になって。

    以下、感想。
    自分は無意識の優生思想がある人間なのでしょうか。学び続ければそれは無くなるのでしょうか。
    都合の良いところだけ切り取っ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月15日

    『非モテの品格』の続編。少々難解な記述が多く、帯に記載されている「手引書」としてはハードルが高いような… 前作と通底しているメッセージは、「男性性と向き合うことを逃げるな。見て見ぬふりもやめろ。痛みも全て引き受けろ。全てはそこから始まる」ということ。

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    Posted by ブクログ 2022年08月05日

    #MeToo運動や男性社会への疑義の風潮などに迷いや戸惑いを覚えているマジョリティ男性に向けて、男性問題について考える足場を作ることを意図した本。
    全体的に理解はできるが納得しがたい感じだった。これでは、従来から著者と同じような考えを持っている人の考えを固めることにはつながっても、フェミニズムに一定...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月08日

    まえがきにある著者の言葉、「多数派の「男」である以上、女性解放や#MeTooに直接自分の声を重ねたり、性差別に対する怒りを主張する資格があるのか。自分たちの特権や思い込みを突き崩される痛みや葛藤なしに、社会批判的な言葉を口にできるのか。それもまた、女性や性的マイノリティ当事者の声を代弁したり、掠め取...続きを読む

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