バトラー後藤裕子の作品一覧
「バトラー後藤裕子」の「英語学習は早いほど良いのか」「デジタルで変わる子どもたち ――学習・言語能力の現在と未来」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「バトラー後藤裕子」の「英語学習は早いほど良いのか」「デジタルで変わる子どもたち ――学習・言語能力の現在と未来」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
AIを含むデジタル技術と教育の関係について関心があり本書を手に取りました。私は教育関係者ではありませんが、子供を持つ親としてとても興味深く読みました。まず本書は新書ですが、かなりの情報量で読み切るのにだいぶ時間がかかりました。ただ素人にもわかるようにアカデミック研究をかみ砕いて説明してくれているので、基本的なことは理解できた気がします。
細かい点はさておき、本書を読んだあとの全体的な印象です。幼稚園児以下にはテレビがプラスの影響をもたらさない、といったように結論がほぼ出ている領域もあるのですが、大半の教育分野については、誰に、どうデジタル技術を活用するかによって、プラスにもマイナスにもなり得
Posted by ブクログ
デジタル・コミュニケーションを前提とした、子どものリテラシーを育てるための言語教育に対する提言が書かれた本。また、急速に進歩した子どもの言語習得に関する最近の欧米や日本の様々な研究が紹介されている点も価値が高い。
著者は、子どもの第二言語習得が専門の、ペンシルバニア大学バトラー後藤裕子教授。
この本の最大の特長は、日本語と欧米の言語の特性を踏まえた上で論考がなされていることだろう。
また、ことばを身につけるときの身体性の重要性を説いているのも、子どもとことばに関わるボランティアをしている私の実感と合っている。
これからを生きるこどもたちには、デジタルを使ったコミュニケーションによって、インタ
Posted by ブクログ
デジタル・デバイスを用いた学習、とくに、著者が専門とする語学学習について述べられた本です。
必要に応じて、学習に限らず、デジタル・デバイスの歴史やAIの歴史にも触れてあり、デジタル・デバイスを用いた学習についての外観を知るにはとってもよい本だと思います。
ただし、学習全般ではなく、基本的には語学学習に限定されている点には注意が必要です。
今の技術では、デジタル・デバイスだけでの語学学習は厳しい、とくに年齢が低いほど厳しいですが、小学生以降であれば、使い方次第では有効な場面が多々あるようです。
結局のところ、デジタル・デバイスを用いた学習と、人のサポ―トのある学習の組合せが、語学学習にはベス