作品一覧

  • 空想映像文化論 怪獣ブームから『宇宙戦艦ヤマト』へ
    4.5
    1巻1,980円 (税込)
    『ウルトラマン』、『仮面ライダー』、『宇宙戦艦ヤマト』、『機動戦士ガンダム』――アニメ・特撮が混然一体だった1960、70年代「テレビまんが」から考える画期的メディア文化論
  • ガンダムの現場から
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 2000年の発売から20余年、長らく絶版となっていた 『ガンダムの現場から 富野由悠季発言集』が電子書籍として復活! 1978~82年の『機動戦士ガンダム』TV版および劇場版制作過程において、 総監督である富野由悠季(当時・喜幸)が発言・執筆した文章を、 氷川竜介・藤津亮太の両名がとりまとめたベスト・セレクション。 「なぜ哀 戦士なのか?」「ニュータイプとは?」という疑問に答える発言や 「ランバ・ラル登場の理由」を明かす演出論など多彩な原稿を、注釈と解説で完全フォロー。 富野監督自筆の初期企画メモから劇場版のプレスシートまでも結集した、 “ファースト・ガンダム”ドキュメンタリーとして資料性の高い一冊です。 なお、2000年の紙版と異なり、電子書籍版には歌詞を掲載しておりません。 また紙版に収録していなかった富野監督の原稿3本を特典として巻末に追加しています。 【目次】 フォト・ドキュメント まえがき 第一章 ガンボーイ企画メモ 第二章 TV版と音楽と 第三章 映画版への志 第四章 ガンダムと社会 真・新世紀宣言へ向けてのニュータイプ宣言(あとがき) 電子版特典 (C)創通・サンライズ/(C)Yoshiyuki Tomino 2000

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  • 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析
    3.5
    1巻1,056円 (税込)
    なぜ大ヒットを連発できるのか。アニメ・特撮研究の第一人者が、日本のアニメ産業に起こった「革新」を徹底解説。『宇宙戦艦ヤマト』から新海誠監督作品まで、アニメの歴史に不可欠な作品を取り上げ、子ども向けの「卒業するべきもの」を脱し、大人も魅了する「国民的文化」となり、世界中にファンを生み出す理由を明らかにする。 【目次】 第1章 日本アニメ史の”構造” 第2章 『宇宙戦艦ヤマト』の旅立ち 第3章 『機動戦士ガンダム』が起こした革新 第4章 スタジオジブリとアニメ受容の国民化 第5章 『AKIRA』と『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』 第6章 『新世紀エヴァンゲリオン』による拡大 ――アニメブーム再来、新時代の招来 第7章 『君の名は。』の衝撃 ――デジタル世代の台頭と新たな作家性
  • 細田守の世界 希望と奇跡を生むアニメーション
    3.5
    人は細田作品のどこに感銘を受けるのか、その核心とは?『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』、そして最新作『バケモノの子』。「細田守」とは何を描いてきたクリエイターなのか? なぜいま映画監督「細田守」の作品が期待され、広く一般から注目されているのか? 作中では、何がどのように表現され、観客に届いているのか。細田守監督とその作品は、日本のアニメーション文化の中で、どのような位置づけにあるのか……。アニメ・特撮研究家にして熱き細田ウォッチャーの著者が、平易に説き明かした細田ワールド入門書の決定版。熱い期待に応えて発刊と同時電子化!

ユーザーレビュー

  • 空想映像文化論 怪獣ブームから『宇宙戦艦ヤマト』へ

    Posted by ブクログ

    3月31日で渋谷西武でやっていた「宇宙戦艦ヤマト全記録展」が終わりました。最終日に駆け込みで行ってきました。その展示の中で著者、氷川竜介個人蔵のヤマト浮上映像が供出されているのを見て、ほんとに好きなんだなぁと尊敬の気持ちでいっぱいです。だからこそATACの副理事長なんだろうと思います。庵野秀明が自分の幼少期に刻み込まれたコンテンツを次々リブートしていることに賛否両論ありますが、その活動も本書の著者のような仲間がいるからこそ加速度が上がっているのだと思います。この春からTVで始まるガンダムGQuuuuuuXの映画を見てきてIPが時代を超えるってこういうことなんだろうな、と思っていたところでした。

    0
    2025年04月03日
  • 細田守の世界 希望と奇跡を生むアニメーション

    Posted by ブクログ

    細田守監督はご存知でしょうか?『時をかける少女』(2006年)、
    『サマーウォーズ』(2009年)、『おおかみこどもの雨と雪』
    (2012年)、『バケモノの子』(2015年)と三年おきに劇場公開
    用の作品をコンスタントに作りつづけてきたアニメ映画作家です。
    テレビ漫画やゲームキャラに依存する作品が多い中で、オリジナル
    の原作・脚本でアニメ映画を撮り続けている、数少ない本物の作家
    の一人です。

    アニメといえばスタジオジブリの宮崎駿監督が有名ですが、宮崎監
    督作品より、細田監督作品のほうが、個人的にはずっと好きだった
    りします(『未来少年コナン』と『風の谷のナウシカ』は別ですが)。

    細田監督と

    0
    2016年01月13日
  • 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析

    Posted by ブクログ

    アニメ・特撮研究家 氷川竜介氏による日本アニメの歴史を解説した著作。転換点として「ヤマト」「ガンダム」「ジブリ」「AKIRA」「攻殻機動隊」「エヴァ」「君の名は」を取り上げています。これらの作品をキャラクターやストーリーの面ではなく、作品の登場で前と後に何が変わったのか。何が受け継がれたのかなど商品性や構造にスポットが当てられています。「世界観」「作家性」など多くの蓄積から今のアニメを取り巻く環境が出来上がっていることが分かりやすくまとまっています。作り手と受け手の心が揃う事で前進してきたという点も納得。

    0
    2025年08月15日
  • 空想映像文化論 怪獣ブームから『宇宙戦艦ヤマト』へ

    Posted by ブクログ

    オタク第1世代である筆者が、自身の経験をベースに60年代から70年代にかけての「アニメ」や「特撮」がまだ「テレビまんが」として一括りにされていた時代を振り返り、「アニメ史」や「特撮史」といったジャンル限定の視点では見落とされてしまいがちな、アニメも特撮もない交ぜの状況から生まれてきたサブカルチャーを「空想映像文化」として捉え直そうという試み。

    これはもう、実際にリアルタイムで体験してきた世代にしか書けない内容。

    0
    2025年03月17日
  • ガンダムの現場から

    Posted by ブクログ

    ガンダム1st当時の富野由悠季監督の寄稿文やインタビュー記事、対談記事、関連記事、ガンボーイ時代のアイデアノートなどがまとめられている。初めて知るエピソードもあり、読み応えがあった。今読むと予言的な発言もあり、そういった富野監督の先見性がここまで続くガンダムという流れを作ったのではと納得。

    0
    2024年11月20日

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