作品一覧

  • クライシスマネジメントの本質 -本質行動学による3.11大川小学校事故の研究
    4.0
    1巻2,750円 (税込)
    東日本大震災から10年。なかでも108名のうち74名が犠牲となった大川小学校(宮城県石巻市)の事故は、「人災」とする遺族らによる長い闘いの末、2019年の最高裁決定で教育行政の「組織的過失」が認定された。 なぜ隣接する裏山へ子供たちは逃げられなかったのか?なぜ市教委の事後対応は遺族たちに不信感を与え、その後の検証委員会も遺族らの疑問を解明できなかったのか? 震災直後から現地でこの問題に取り組み、「組織的過失」を予見していた著者が、その「失敗の本質」を明らかにし、教訓からクライシスマネジメントのあり方を提言する。
  • チームの力 ――構造構成主義による“新”組織論
    4.2
    1巻825円 (税込)
    一人の人間にできることは限られている。でも、チームを作れば“巨人”にもなれる。チーム作りとは希望を作ることでもあるのだ。「日本最大級の支援プロジェクト」を運営した著者が、独自のメタ理論「構造構成主義」をベースに説く、チームのための新しい組織論。チーム作り、リーダーシップ論、戦略の立て方、モチベーションを引き出す極意、トラブル解消法など、チームの力を最大限に伸ばす原理と方法を明らかにする。
  • 人を助けるすんごい仕組み
    4.3
    1巻1,265円 (税込)
    糸井重里が感動した「西條剛央さんの、すんごいアイディア」。支援活動のプロでない著者が画期的な支援の仕組みをどう立ち上げたのか?日本最大級のボランティアプロジェクトをつくった著者が明かす、有事に有効な支援の仕組み。1000人超の組織を給料を一切払わず事務所も持たずに、どう運営するのか?
  • IT時代の震災と核被害 【第一部】初動 電子版分冊1
    -
    1~3巻261~523円 (税込)
    『IT時代の震災と核被害』分冊版第一部です。ITに関わる出版社として、震災と核被害について特別編集版を企画しました。グーグル、ヤフーなどの取材レポートとともに、社会の中のITおよびメディアの存在を考察すべくお送りします。IT化がすすんだ社会で起きた複合震災について記録し考えることが、新しい社会へ脱皮するための里程標になることを願っています。

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  • IT時代の震災と核被害
    3.8
    ITに関わる出版社として、震災と核被害について特別編集版を企画しました。グーグル、ヤフー、SPEEDI、スパコン「京」などの取材レポートとともに、社会の中のITおよびメディアの存在を考察すべく、当社としては異例の著者陣でお送りします。経産省総合資源エネルギー調査会基本問題委員会に参画する飯田哲也氏や、ツイッターのフォロワー18万人を誇るジャーナリストの津田大介氏など、注目の論者ばかりです。IT化がすすんだ社会で起きた複合震災について記録し考えることが、新しい社会へ脱皮するための里程標になることを願っています。

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ユーザーレビュー

  • 人を助けるすんごい仕組み

    Posted by ブクログ

    ・意味の原理:起きた出来事は変えられないが、出来事の意味は事後的に決まる
    ・10分あればできることがある、今の自分にしかできないことがある
    ・時間を止めて固定的に考えると、一人ひとりの力はあまりに小さく無意味なものに感じてしまいますが、時間というファクターを入れて考えるとそんなことはないとわかります。僕らが少しでも進めておけば、そこを出発点として、子供たちが次の世代がさらに進めてくれる。強い意志は継承されます。
    ・構造構成主義:「方法」というのは、必ず「ある特定の状況」で「ある目的を達成する手段」として使われる。要するに考えればいいポイントは2つしかない
    ・状況をトップダウンにコントロールせず

    0
    2021年04月12日
  • チームの力 ――構造構成主義による“新”組織論

    Posted by ブクログ

    構造構成主義について初めて読みました。
    各原理を使うことで様々なことが
    整理され、理解できました。
    特に方法の原理は慧眼だと思います
    各原理の成立についてより探求したく
    なりました。

    0
    2019年07月28日
  • 人を助けるすんごい仕組み

    Posted by ブクログ

    タイトルだけ見たときは、「仕組み」という言葉に少々違和感を感じていたけれど、読んでみると確かにすんごい。
    内容的には仕組みよりも想いや情熱の部分をとても感じ、考えさせられる本だった。

    ボランティアをやったことがなくても、こんなに大きなことを成し遂げられる。
    人間、なんでも本当にやると決めたことはやるんだなと思った。
    ボランティア、チャリティ、支援、まだまだ自分もしたことがないけれど出来ることはある。
    知らないからやらないとか、やったことないからやらないとか、でも自分がされたら嬉しいのは何か?

    そうやって人の想いと具体的な行動、活動が巡り巡ってこの地球は成り立っているんだなと改めて考えた。

    0
    2019年05月22日
  • 人を助けるすんごい仕組み

    Posted by ブクログ

    ●ボランティア活動への感動
    ・前半部分は読んでいると涙が出てくる
    ・人の優しさ、誰かを、他人を思いやって、自分の時間やあらゆるエネルギーを投資してきた人たちがたくさんいたことに驚く
    ・知らなかっただけだが、多くの人が、被災地を支援していたという事実に感心した。自分の見えないところで、いつも、誰かが、誰かのために、頑張ってくれているのだろう

    ●個人の手によって多くの被災者を支援できる時代
    ・役所や赤十字社に頼らず、支援の仕組みを作り上げた筆者
    ・ツイッター、フェイスブック、サイボウズLiveなどを駆使して多くのプロジェクトを実施した


    ●被災地の悲惨さ
    ・遺体は損傷が激しく、頭が取れているこ

    0
    2018年09月27日
  • 人を助けるすんごい仕組み

    Posted by ブクログ

    構造構成主義を専門とする西條さんが、東日本大震災で行ったボランティアの様子(人を助ける様子)をまとめた本です。

    ボランティアそのものよりも、ボランティアの仕組み、ボランティア団体の組織の作り方・運営の仕方が「すんごい仕組み」になっています。

    「状況」と「目的」に応じて「方法」を決める、という、言われてみれば当たり前の方法を、適切にそして素早く、東日本大震災後のボランティア活動に適用した結果が、「人を助けるすんごい仕組み」につながるわけです。

    ボランティア活動の本としても読めますが、組織論の本としても読めます。
    興味がある方は、是非、手に取ってください。

    0
    2017年11月12日

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