堀内静子の作品一覧
「堀内静子」の「ABC殺人事件」「24人のビリー・ミリガン〔新版〕」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「堀内静子」の「ABC殺人事件」「24人のビリー・ミリガン〔新版〕」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
面白かった!
まずお屋敷とかじゃなくイギリス国内のいろいろなところで事件が起きて駆けずり回る筋書きが、これまで読んだポワロシリーズの中では新鮮でとても面白かった。
お屋敷や村とかだと途中でどうしても牧歌的で穏やかな雰囲気も出てきてしまい、それがクリスティの魅力のひとつとも思うが、この作品はそれがなく良い意味でずっとピリピリした緊張感を感じながら読んでいた。
随所に挟まれるカスト氏のシーンも異常者の行動をのぞき見しているような(読んでいるときはそう思わされていた)居心地の悪さがあり、作品全体をシャープに引き締めている。
ここらへんはなんかフィンチャーのセブンやゾディアックのようなじわじわと怖がら
Posted by ブクログ
ポアロシリーズを読んだのは、今回で4作品目だけど、これまでの作品にみられたような限られた集団内での事件とは異なり、今回は犯行が広範囲に及び、無差別連続殺人事件の犯人と対峙する展開なので、これまでとは雰囲気が違うような。
基本的に、お馴染みヘイスティングズ視点で進行。相変わらず、愛嬌たっぷりのお茶目さんw
ポアロへABCと名乗る謎の人物から殺人予告の挑戦状が送られる。その予告通り、Aから始まる地名の町で、Aの頭文字の第一被害者が発見される。そして、B、Cと第二、第三の事件が発生する。いわゆるミッシングリンクと言われるミステリの先駆け的な作品で、次々と起こる事件の疾走感とともにグイグイと読み進め
Posted by ブクログ
読んだものの内容覚えてないのでもう一度読みたい!
2025/3/20追記:
再読完了!終わりに向かうにつれて何となく内容を思い出し始めたけど、それまでは全く覚えていなかったので二度楽しめてお得でした
カストを捕まえるところまで、割とサクッとやってしまったのでポワロの活躍はいつ!?とびっくりしていたら、ラスト100ページくらいでしっかりと追い上げて。しかも、連続殺人事件の真相にしては珍しい(と思う。ミステリー詳しくないから何とも言えんけど)、一個の殺人を隠すための連続殺人という手口が斬新。しかもそれを、現地調査ではなく灰色の脳細胞で考えるので、我々読者にもちゃんとその過程で情報が開示されるし