大隅和雄の作品一覧 「大隅和雄」の「愚管抄 全現代語訳」「シリーズ<本と日本史>(3) 中世の声と文字 親鸞の手紙と『平家物語』」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 価格安い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 シリーズ<本と日本史>(3) 中世の声と文字 親鸞の手紙と『平家物語』 4.0 小説 / ブックガイド 1巻693円 (税込) <本と日本史>は「本」のあり方から各時代の文化や社会の姿を考え、当時の世界観・価値観を究明する歴史シリーズである。本書が扱うのは、親鸞聖人の手紙や『平家物語』などの「声の記録」だ。その当時、文字を知らない大多数の民衆には「声」によって文化や思想が伝えられていた。親鸞聖人が遠隔地の弟子に向けて語りかけるように書いた情感溢れる手紙を読み解き、当時の知識人と民衆の関係性を鮮やかに描き出す。また、同時期に成立した『平家物語』にも触れ、「声」が「文字」として書き留められることで成立した中世文化の誕生の背景を解き明かす。日本中世史学の泰斗による研究の集大成となる一冊。【目次】まえがき――中世を体現する本/第一章 親鸞の著述/第二章 中世の手紙/第三章 世の移り行きを書く/第四章 平家の物語/あとがき――中世の声と文学/参考文献 試し読み フォロー 値引きあり 愚管抄 全現代語訳 4.3 学術・語学 / 教育 1巻1,078円 (税込) 天皇家・摂関家内部の権力抗争が武力衝突に発展し武士の政界進出の端緒となった保元の乱。そこに、乱世の機縁をみた慈円は、神武天皇以来の歴史をたどり、移り変わる世に内在する歴史の「道理」を明らかにしようとする。摂関家に生まれ、仏教界の中心にあって、政治の世界を対象化する眼をもった慈円だからこそ書きえた歴史書の、決定版全現代語訳。(講談社学術文庫) 試し読み フォロー 日本史のエクリチュール - 学術・語学 / 教育 1巻1,100円 (税込) 日本人はなぜ歴史の冒頭に神話を置いたのか? 日本史はどのように書き記され語り継がれてきたか。神話、正史、説話、物語、軍記、伝記、自叙伝など、様々な書に触れて歴史叙述の複雑さと多様性を示し、読者を、悠久の歴史、知的探究の壮大な旅へと誘う。 試し読み フォロー 日本思想史の可能性 5.0 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻3,696円 (税込) 「日本固有の思想と呼べるものはあるのか?」という、きわめて根源的な問いに正面から向き合い、20年以上にわたり続けてきた座談会と、新たに書き下ろした論考を収めた一冊。 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 大隅和雄の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 愚管抄 全現代語訳 学術・語学 / 教育 4.3 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 面白かった! 1000年前から末の世なんだもんね 世襲問題もずっとある はぁ、あさましいことだけど仕方がないとするしかないのかしらね 慈円が自分のこと書いてるとこちょっと面白かった笑 0 2025年08月03日 愚管抄 全現代語訳 学術・語学 / 教育 4.3 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 有名な歴史書で短歌もよく知っていたのですが改めて読んでびっくりするほど正確な情報が記載されています とっっても面白いです 0 2024年03月16日 日本思想史の可能性 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 5.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 天皇制について刺激的な論考があって読みごたえがあった。ただし、日本思想史の課題としては天皇制しかないという印象も受ける。それ以外にもテーマはいろいろあるのではないか。 0 2019年05月23日 シリーズ<本と日本史>(3) 中世の声と文字 親鸞の手紙と『平家物語』 小説 / ブックガイド 4.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 信仰における疑問を主題としてやり取りされた親鸞とその弟子や係累の手紙から、まとまった作品である著作には無い書き手の心情が映されている声を感じ取れるということ。歴史をテーマにした文学作品で、『保元物語』あたりまでは閉じた貴族社会内部にネタを取材していたが、さらなる武士の台頭をはじめとする中世社会の複雑化から『平家物語』においては書き手の貴族の知りえない広範囲の情報をも外部から取り入れられるようになったということ。 0 2019年01月04日 愚管抄 全現代語訳 学術・語学 / 教育 4.3 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 今風に言うなら『そうだったのか! 日本の歴史と仏の教え』でしょうか? 仏教的見地から歴史を通じて国のあり方、人のあり方を説く説法の書。という印象でした。この時代一般的だった末法思想がそこかしこに見えるのが大変興味深いです。愚管抄のテーマは『道理』なのですが、この言葉、当時流行していた言葉で様々な意味を持ち、今で言う『ヤバい』(好きな表現ではありませんが)という単語のようにかなり便利な使われ方をしています。読み進める上で、場面場面の『道理』の意味合いをうまく汲み取れるかがポイントとなるかと思われます。 0 2012年09月17日