作品一覧

  • つなぐ時計―吉祥寺に生まれたメーカー Knotの軌跡―
    4.0
    海外ブランド時計の販売で成功した遠藤弘満は、ある日社長の座を失う。絶望のなかで見つけたのは、自分のブランドを作る夢だった。遠藤は全国を訪ね歩き、地方に埋もれた技術や伝統工芸を結集して、「本物の日本製時計」を作りだす。2014年、80年ぶりの日本製時計メーカーとして創業したKnotの逆転誕生ストーリー。
  • 見てはいけない! ヤバい会社烈伝
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    ビッグモーター、ジャニーズ、電通だけじゃない。 次々と起こる不祥事・事件は、大企業を中心にした「中身ゼロ」な空疎な仕事から来ている。 底抜け怠惰な社内政治社長、名ばかり管理職、オレオレ新人など、社内は惰性と負のスパイラルが続く。 無意味な会議、増える承認作業……。 こんな「ヤバい会社の構図」を、元日経BP記者が描き出す。 週刊東洋経済の人気連載を書籍化! これってうちの会社のことでは? リアルすぎ!とベテラン、若手の社員を問わず大反響! 誰もかけなかった日本企業のリアルに多方面から迫る! 企業(不祥事)取材30年の記者が描く、現代「会社」の実態!
  • ドキュメント がん治療選択―――崖っぷちから自分に合う医療を探し当てたジャーナリストの闘病記
    3.7
    待ったなしの進行性ガンを患い、地元クリニックに紹介されたのは東大病院。日本最高学府での治療に束の間、安心するが、そこで体験したのは患者一人ひとりの要望に合わせた医療ではなかった。一旦、思考停止に陥れば、ベルトコンベアのように勝手に手術へ進んでいく。切らずにどう治すか。自分にぴったりの医療の見つけ方。
  • 失敗の研究 巨大組織が崩れるとき
    3.4
    1巻1,760円 (税込)
    理研、マクドナルド、代ゼミ、ベネッセ、東洋ゴム、ロッテ、三井不動産、化血研・・・21世紀に入って不祥事が頻発している。巨大組織が陥る6つの病--肥満化、迷宮化、官僚化、ムラ化、独善化、恐竜化。長年、経済事件を追い続けてきた記者が、20の失敗事例から組織崩壊のメカニズムを解明する。

ユーザーレビュー

  • ドキュメント がん治療選択―――崖っぷちから自分に合う医療を探し当てたジャーナリストの闘病記

    Posted by ブクログ

    自分自身、ガンになっても手術は受けたくないと思っている。出来れば、共存したい。特に 食道ガンの手術は、リスクが高いと思う。どうしても 医師の言われるがままになってしまうが、作者は、闘った。記者という強味を最大限に使って。手術後の事をやはり冷静に考えないとと思う。
    今時 患者に画像も見せずに説明ってあり得ない。

    0
    2021年12月03日
  • つなぐ時計―吉祥寺に生まれたメーカー Knotの軌跡―

    Posted by ブクログ

     時計メーカー本体よりも、パートナー企業の物語が心に残る。こういう企業を大切にせずに、大丈夫か、「もの作り」日本。すでに「ICT」後進国であることがばれているのだし。

    0
    2020年10月13日
  • つなぐ時計―吉祥寺に生まれたメーカー Knotの軌跡―

    Posted by ブクログ

    人はモノではなく、物語を買う。それがブランド、ということを身を持ってもって感じる一冊。多少書きっぷりが暑苦しいところはあるのだけれど、熱量を感じて、knotの製品を買ってよかったな、と再確認。日本の伝統地場産業に貢献できてるとも感じられて嬉しくなった。

    0
    2020年08月30日
  • 失敗の研究 巨大組織が崩れるとき

    Posted by ブクログ

    ー21世紀、巨大企業は極めて難解な設問を突きつけられている。正しい道を歩むには、大きなリスクが待ち受ける。そこから逃げるには、縮小解体か、あるいは不正しか選択肢はない。

    多くの大企業は、リスクに挑戦すると言うだろう。ならば、巨大企業の利点を発揮できるように、社内の設備と資金を解放し、人材を縦横無尽に交流させ、失敗に寛容でなければならない。

    第II部で見たような巨大企業の病を抱えた硬直的な組織のまま、目標だけを命じていれば、中間層は見て見ぬふりをして下に指示を投げ、最後は現場が追い込まれて、不正に手を染めることになる。現在の巨大企業が頻発している不祥事は、ほぼすべて、組織的な問題に端を発して

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    2018年11月05日
  • 見てはいけない! ヤバい会社烈伝

    Posted by ブクログ

    ブラック企業、不祥事。いつの世も組織が腐敗する問題は存在する。ビッグモーター、ジャニーズ。そんな内容の本を読んでいる間にフジテレビの事案が。
    一見ゴシップ的な題名だが、筆者は経済ジャーナリストだし出版社は東洋経済だし、それなり真面目な内容。ただテーマがテーマだけにどことなく軽くなってしまう。なかなかこの素材の味付けは難しい。

    0
    2025年01月26日

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