失敗の研究 巨大組織が崩れるとき

失敗の研究 巨大組織が崩れるとき

1,760円 (税込)

8pt

3.4

理研、マクドナルド、代ゼミ、ベネッセ、東洋ゴム、ロッテ、三井不動産、化血研・・・21世紀に入って不祥事が頻発している。巨大組織が陥る6つの病--肥満化、迷宮化、官僚化、ムラ化、独善化、恐竜化。長年、経済事件を追い続けてきた記者が、20の失敗事例から組織崩壊のメカニズムを解明する。

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失敗の研究 巨大組織が崩れるとき のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ー21世紀、巨大企業は極めて難解な設問を突きつけられている。正しい道を歩むには、大きなリスクが待ち受ける。そこから逃げるには、縮小解体か、あるいは不正しか選択肢はない。

    多くの大企業は、リスクに挑戦すると言うだろう。ならば、巨大企業の利点を発揮できるように、社内の設備と資金を解放し、人材を縦横無尽

    0
    2018年11月05日

    Posted by ブクログ

    日経新聞の編集委員である著者が自身の取材などをもとに不正などで揺れる巨大企業の実情とその原因に迫った渾身の一冊。

    STAP細胞で世間を騒がせた研究不正の理研、杭打ち問題の三井不動産、顧客情報流出のベネッセ、耐震ゴム偽装の東洋ゴムなど近年世間を騒がせた巨大組織の内情やそこに至るまでの歴史が綴られてい

    0
    2018年02月14日

    Posted by ブクログ

    実に面白かった。
    失速した企業の内幕を丁寧な取材にもとづき書かれている。
    遠からず、どこの会社もこの書にあるような病巣に侵されつつある。

    0
    2016年07月09日

    Posted by ブクログ

    数年ぶりに読み返してみた。
    各事例は端的且つよくまとめられているため、読み易く理解が深まる良書だと思う。

    企業倫理、内部統制、コンプライアンスが叫ばれて久しいが、改めて自社がこういった事態に陥らないよう、自戒を込めて胸に刻みたい。

    0
    2020年07月25日

    Posted by ブクログ

    さらっと読むには分量が多かった。
    最初のケースと後半の失敗組織の分析がつながっているようでつながりがわかりにくい構成なのは残念だったが、記者魂が垣間見える内容。もっと記者さんは勉強が必要です。
    やや昔の本なので、ここで登場した不正事例のその後が気になるものの、追いかける余力はなし。

    0
    2020年02月20日

    Posted by ブクログ

    理研の事例が面白い。研究不正の問題ではワイドショー的な報道が多かった中で組織の成り立ちや存在意義からのアプローチが新鮮だった。

    0
    2019年05月06日

    Posted by ブクログ

    中身的には取材記事。「研究」までには至っていない。「失敗」の先が見えないのが残念。読み物としてはまあまあ面白いかな。

    0
    2016年12月11日

    Posted by ブクログ

    失敗の事例としては、あまり知らないものが多かったので、興味深く読めたが、
    「研究」というタイトルがつくならもう少し深掘りしてほしかったなぁと思った。

    0
    2016年07月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    代々木ゼミナール
     巨大ビルで浪人生中心の授業→現役重視
     全国模試→廃止
     実教室の放映→生徒が集まらない
     一方向の個人戦→高校での団体戦
      (塾は生徒同士で教え合う生徒たちの空間へ)
     
    ベネッセ
     名簿ネットワーク構築→住民基本台帳法
     →住民データ書取り不可→個人データ価値上昇
     →転売

    0
    2017年05月21日

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