前回読んだ「デザインセンスを身につける」にも増して共感部分が多い。
デザインは商品開発の重要な部分であることはもちろん、企業ブランドそのものや、インターナルマーケティングにも
「365日、24時間」休みなく働いてくれる。
また、デザインは最後にはりつけ型ではなく、早期に組み込む価値のあるものだという
...続きを読む部分に激しく共感した。
・そもそもデザインとは、グローバルに時代を超えてコミュニケーションできるツールであり、また、スピーディで天井知らずの利益を生む可能性がある投資です
・デザインは365日、24時間、休まずに働き続ける。
・会社のロゴ、HP,社内の壁紙からインテリアまですべてを変えるためのお金は、コストではなく投資
・デザイナーへ「おまかせ」するのは「クラス」と「好み(タイプ)」を決めてから
・食べることとデザインは共通点が多い
・カルロス・ゴーン:デザイン室を技術部の末端から社長室直下にした
・「道具」「存在」としてのデザインの両立が必須
・実用性とデザインが同じベクトルを向いて存在している。二者択一ではない。
・エンジニア、マーケッター、クリエイターの連携
・経営やファイナンスと同じように、デザインやセンスは勉強と訓練と経験で身につけるもの。
・顧客ニーズを知り、クラス、タイプを把握する
1.顧客を書きだす
2.どのような服?何を好んで食べる?休日はなにをしてる?
3.高級嗜好?カジュアル?
4.伝統や権威を重んじる?新しいスタイルや自由を好む?
5.その顧客がターゲットにしている市場?
6.その顧客はターゲットにしている市場からどう見られたい?
7.クラス・タイプの分析
・トーン&マナーを決定し戦略立案
1.顧客のポジションスタンス確認
1)ビジネスの強み
2)目指している目標
3)自分はどのような服?食べ物?休日?
4)自分は高級嗜好?カジュアル?
5)伝統権威?新しさ自由?
・部単位での営業思想をキャラクターでつくる企業もある
⇒お揃いの旗やTシャツをつくるということは、とてもオーソドックスな手法だが現場で人を動かさなければならないような場合、
実はとても重要だ。「旗を揚げる」だけで、人はそれを目で見て確認している。つまり潜在意識にしっかりと残っていく。
・目立つかどうかは、配色、相対関係にある。
・コンセプトが決まったら、トーン&マナーを決め、はじめてデザイナーに依頼できる。
・最後にはりつけデザイン型ではなく、デザインも早期に組み込んだイノベーション創出デザイン型でいくべき(例:iphone)
・コピーとデザインは補完の関係
⇒おいしそうなみかんの写真→「最高にしあわせな瞬間」(「美味しいみかん」ではなく)