ロバート・B・チャルディーニの作品一覧
「ロバート・B・チャルディーニ」の「影響力の武器[新版] 人を動かす七つの原理」「影響力の武器[第三版] なぜ、人は動かされるのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
人間の自動的行動。心理学で無意識のうちに承諾誘導が行われている場合があることを具体的に表している本。
確かに!と読んで気づく内容が多く、生活の中では気にも留めなかった瞬間を思い出すことができる。
あの時もこの時もこの本に書かれていた原理に基づいて自分も動いていたのかな?とハッと気付かされる。
この本に書かれていることは、読んだからといって全てに対応できるものでもなく、逃れられない一面もあると思う。
これまでに気づかず自分自身も生活の中で使ってたかもと思う節もある。
読んでて人間ってこうだよな、と思える本。
これを知ることでこの本に書かれた手法を用いた詐欺師を見破れる、、、というわけではなく、
目まぐるしく情報が更新されて溢れている現代ではこの心理学を理解して取り入れていくのが大切なのかもしれないと思った。
読み応え抜群の本でとても面白かった。
Posted by ブクログ
ー より効率的になるために、豊富な情報を土台にした、時間をかけて行う洗練された意思決定から、より自動的で原始的な、単一の特徴だけに頼る反応へと後退することがあります。たとえば、頼み事をしてくる人に対して、イエスと言うかノーと言うかを決めるとき、私たちは、その状況のなかにある関連情報の一つだけに注意を向けることがしばしばあります。これまでの各章では、私たちが承諾の決定を行う際によく利用する情報をいくつか見てきました。それらがよく使われるのは、信頼性が最も高く、それを使えば、たいていは正しい選択ができるからです。だからこそ、承諾するかどうかを決めるとき、私たちは、返報性、一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性という要因をあれほど頻繁に、そして自動的に採用するのです。それぞれの要因は、どのようなときにノーではなくイエスと言った方が得をするかについて、非常に信頼性の高い手掛かりを提供してくれます。
状況を完全に分析する気がなかったり、そうしようにも時間やエネルギー、認知的資源がなかったりする場合に、私たちはこれらの手掛かりだけを使う傾向が強まります。急いでいるとき、ストレスを感じているとき、確信がもてないとき、関心がもてないとき、注意散漫になっているとき、あるいは疲れているとき、私たちは利用可能な情報にあまり注意を払いません。こうした状況で決定を下すとき、私たちはしばしば、「しっかりとした証拠が一つあれば十分」という、原始的ではありますがそうせざるを得ないやり方に逆戻りしてしまうのです。これらすべてを考えると、私たちを狼狽させてしまうような、ある洞察に至ります。洗練された心的装置によって人間は一つの種としてこの世に君臨してきましたが、まさにその心的装置が、あまりに複雑で変化の早い、情報過多の環境を作り出し、その結果、私たちは遠い昔に乗り越えてきたはずの、動物めいたやり方でこの環境を扱わざるを得なくなっているのです。 ー
特に新しい情報があるわけではないが、私たちがいかに影響されやすいかを分かりやすく説明している。そして、情報をあまりにも多く、そして早く集められる今だからこそ、より容易に影響されやすくなっていることは言うまでもなく、AIによってそれがどうなっていくのかはしっかり検証されなければならないし、その結果を我々は知る権利があるはずである。