あらすじ
社会で騙されたり丸め込まれたりしないために、私たちはどう身を守れば良いのか? ずるい相手が仕掛けてくる“弱味を突く戦略”の神髄をユーモラスに描いた、世界でロングセラーを続ける社会心理学の名著。待望の第三版は新訳でより一層読みやすくなった。楽しく読めるマンガを追加し、参考事例も大幅に増量。ネット時代の密かな広告戦略や学校無差別テロの原因など、社会を動かす力の秘密も体系的に理解できる。
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Posted by ブクログ
人が何に影響され思考するのかを紹介する本。とても興味深かった。日常の様々なことに対して、スムーズに承認や解決を得たい場合に有効活用していきたい。
Posted by ブクログ
【要約】
・返報性
他者から与えられたら同じように返す
・コミットメントと一貫性
人は言動に一貫性を持たせたいと思う。
なぜなら社会からの高評価、日常生活の有益さ、遅行の近道(ルーティン)があるから。
人は例え間違っていても、その決定に固執する。
・社会的証明
人が何を信じるかは、他の人々が何を信じ、行動しているかに影響される。
1.不確かな時。2.類似がある場合。この時に強く影響される。
・好意
自分が好意を感じている知人にイエスと言う。
①身体的な魅力 ②類似性 ③称賛(お世辞もok) ④単純接触効果 ⑤連合(協力)
・権威
権威には服従させる強い力がある。
肩書き、服装、自動車がシンボル
・希少性
失いかけるとより価値があるとみなす-数量限定、最終期限。
手に入れにくいものはそれだけで貴重。また手に入れられなくなる時自由を失っているから。
【感想】
セルフプロデュースに使える。
まず自分自身の希少性をアピール。時間が取れない。今だけ。恋愛なら付き合いそうな時に距離を離すなど。
また相手に対してコミットメントさせる。相手に言葉を発させたり、動かしたり。だから電話かけさせたり気になるって言わせたりする。
これらが出来ていないと、むしろ余裕感がない男。総じて恋愛にめっちゃ活用できる。
褒めは強大だからバシバシ言ってよし。
Posted by ブクログ
色んな人が紹介していて面白そうだったので購入。
ページ数が多く、内容も少し難しかったけど、心理学大好きな人間には間違いなく刺さる一冊。
返報性の原理とかドアインザフェイスとか色んな本で紹介されている有名な話も多かったけれど、海外の事例を数多く上げて説明されており、効果だけでなくどのように悪用されるのかや、その対処法まで書いてあり、深く掘り下げて理解することができた。
この本を読んだあとに街中に出ると、様々なマーケティングの場面で心理学が使われてることに気づかされる。笑
自分は物が多くなってしまうタイプなので、何か買う時はこの本の内容を思い出したい。
Posted by ブクログ
意思決定をしている際に何が影響しているかがわかりやすく説明されている。読み終わった後に自分の行動や周りの行動を振り返ると、当てはまる部分が多くて興味深かった。自分をどう見てもらいたいか、をデザインするのにも使える理論があった。やはり考えることは面白い。
Posted by ブクログ
どんな要因によって、人は要求を受け入れるのか。
それらの要因を最も効果的に使って、相手から承認を引き出すにはどんなテクニックがあるのか。
大きく分けると6つ。
返報性、一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性
人間は固定的なパターンをある程度取り入れることで、手っ取り早く行動し、効率的に経済的に生きてきた。承諾の過程も、多くは自動的で簡便な反応を行おうとする人間の習性に則ったもの。
返報性:これを守らないと社会から排除される、という気持ちがある。最初に何かを与えておいて相手からお返しを求めるという方法をプロはよくやる。望まれてないgiveでも効果ある。確実に拒否されるような要求を最初に出し、それよりも小さな要求にyesと言わせるやり方。
コミットメントと一貫性
一貫性を保つことは人にとって重要→最初にコミットメントさせることが重要。この罠に騙されないためには、今知ってることをそのままにして時間を遡ったら同じコミットメントをするだろうか、という視点
社会的証明
他の人が何を信じているかに、人は合わせる。特に状況が不確かで、他者と自分が類似しているとき、そうなりやすい。他者が類似してるから合わせてるだけじゃないか?と敏感になることと、類似した他者の決定のみを自分の根拠にしないことが重要。
好意
自分が好意を感じている知人に対してイエスという傾向あり。人と事物と接触を繰り返し、馴染みを持つようになる。自分が過度な好意を持っていないか確かめるとともに、相手に好意を持ってもらえるようにすることが重要。
権威
肩書き。服装、自動、など。権威がある人に短絡的に従う傾向がある。
希少性
機会を失いかけていると、それがより価値のあるものだ、ということになる。アクセスが制限されるとそれがほしくなる。
Posted by ブクログ
周りに流されやすい人は特に読むべき1冊。
紹介されていたエピソードたちがあまりにも自分のことすぎて、これからはよりこの本を意識して生活しなければ…と思った。
個人的に、2章の返報性と4章のコミットメントは特に気をつけるべきだと感じている。
誰かに何かしてもらったときにお返しにこだわってしまい結局損しまくるところ、周りに合わせてじゃないと動けなくて、あとからやっておけばよかったと後悔するところ…色々と自分について見直さなければならないところがたくさんあると、この本を読んで実感した。
1回読んだだけでは理解しきれなかった部分もあるので、何回も読み直して今後の人生に役立てていきたい。
Posted by ブクログ
行動経済学についての勉強の延長で本書を手に取った。中身としてはバイアス(認知の歪み)のうち、特に意思決定(Yes or No)に関わる思考のクセに焦点が当たっているような形とも取れる。事例や対処方法も含めて深掘りされており読みやすく有意義だった。
ユヴァル・ノア・ハラリのNEXUSの後に読んだこともあって、8章で著書が強く警告した誤情報による意思決定の誘導についてが如何に重要なテーマになるか痛感し、ぞっとしさえした。
Posted by ブクログ
行動経済学に近い内容
マーケティングでもよく使われる心理テクニック
ピークエンドの法則
体験したことのピーク時の感情と最後の感情をその体験全体の感情として覚える心理作用
希少性の法則(スノッブ効果)
期間限定、なかなか入荷しないものを欲しがる心理作用
単純接触効果(ザイオンス効果)
何度も見せることで無意識のうちに好感度を上げるテクニック
ウィンザー効果
第三者から伝えられた意見を信用しやすくなる
プロスペクト理論
不確実性下における意思決定
ex.何もせず200万円もらえるorコインを投げて表なら400万円、裏なら0円だと前者の方が選ばれやすい
アンカリング効果
先に与えられた情報によってその後の判断に影響を及ぼすこと
ex. 10,000円→4,800となっていたら買いたくなる
2個買うと1個無料とあると1個不要だけど2個書いたくなる
セットにしたら安くなる
カリギュラ効果
ダメと禁止されるほどそれをやりたくなる
両面提示の法則
何かを売るときはメリット、デメリットを話す
マッチングリスク意識
商品の購入前にリスクを考える心理効果
フレーミング効果(リフレーミング)
ある物事の枠組みを外し違う枠組みで見ることで認知の印象が変わること
ハロー効果
何か大きな特徴があると全体の印象がそれに引きずられてしまう心理作用
利用可能性ヒューリスティック
特定の話題、概念、方法、決定を評価する際に、その人の心に直接思い浮かぶ手短な事例に基づいてしまう心理的なショートカット傾向
よくCMで取り上げられている商品を買ってしまう
メラビアンの法則
話し手が聞き手に与える印象は話し手の外見、身振り、手振りで半分以上決まるという心理作用
シャルパンティエ効果
サイズが大きいものは実際よりも軽く、小さいものは重いと感じてしまう効果
色や素材、数字にも当てはまる
ex.タウリン1gよりもタウリン1000mgの方が多く感じる
バンドワゴン効果
世の中の流行りや評判に意思決定が左右される
認知的不協和(エスカレーター効果)
自分の中で起きている事実に矛盾があると居心地が悪く不快感を覚えてしまう
そしてその不快感を解消するために矛盾している自分の考えを変えてしまう心理作用
サンクコスト効果(コンコルド効果)
ずっとやってきたものは途中ではやめられない
返報性の原理
人間は借りができると何らかのお返しをしたいと思う心理作用
アフォーダンス効果
過去の経験によって、それに対する行動や考え方が結びつけられる
バーナム効果
誰でも該当するような一般的なことを自分のことのように思い込む
おとり効果
商品の選択肢を2つではなくもう1つ加えることで、本来選んでほしい商品を選んでもらうようにする
雑誌購読月500円
メルマガ配信月450円
雑誌+メルマガ月600円
ゴルディロックス効果(コントラスト効果、松竹梅効果)
対比するものがあることで、同じものでも良し悪しを感じやすいこと
ジャムの法則
選択肢が増えるほど1つに選べなくなる
3種類くらいが理想
イノベーター理論
商品を購入してくれる層を5つに分類し、最適なアプローチを行うことで普及を促進できる理論
AIDAの法則
消費者がどのような心理状況で商品・サービスを購入するかを説明した手法
バックトラッキング
相手の言ったことを繰り返すことで、相手に安心感を抱いてもらう方法
ヒーローズジャーニー
ストーリーを軸にした訴求で相手に共感されやすくなる手法
サトルクエスチョン
相手の状況を想定した質問をぶつけて、さらに相手の話を引き出す方法
ドア・イン・ザ・フェイス
一度提案を断ると、次の提案は断りにくくなる
フット・イン・ザ・ドア
要求に対して肯定で回答していくと、次の要求を断りにくくなる手法
ピグマリオン効果
人に期待をされている人は、実際に成果を上げやすくなる現象
ストループ効果
意味の違う情報を2つ取得すると、理解するまでに時間がかかる現象
ローボールテクニック
入口のハードルを下げて、先に体験させることで購入する確率が上がる方法
ネームレター効果
自分の名前を呼んでくれると無意識に好意を持ってしまう現象
ダブルバインド
質問内容を制限することで、他の回答を選択できなくする手法
マジカルナンバー4
伝えたい内容を3〜5つに絞ることで覚えてもらいやすくする手法
イエス・バット法
相手の意見を一旦肯定してから、反論として自分の意見を伝える手法
Posted by ブクログ
人間の行動の6つの原理
返報性、一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性がある。
良好な人間関係を維持するためにも私はいつも、返報性を意識して生活している。ギブ・アンド・テイクだけれど、「自分がしてほしいことは何よりもまず、他人にしてあげることが成功の黄金律」だと意識して行動している。
Posted by ブクログ
固定的動作パターン(カチッサー)
┗・信号刺激が影響している(動物の一定の本能行動を引き起こす鍵)
理由を添えると頼み事が成功しやすくなる
┗お願い+理由
→理由は、必ずしも確かではなくても良い
人間は、ステレオタイプに依存している
例:)値段が高いものは、良質なものだ
人間の行動は自動的である
┗効率よく、思考の近道を用いる必要があるため
判断のヒューリスティック
日常の判断を行うときに私たちが使う心理的な思考の近道
コントロールされた反応
┗人はコントロールされたやり方でそれらの情報を処理することが多く、そうでない場合には、もっと簡単なカチッ・サー
知覚のコントラスト
2番目に提示されるものが最初に提示されるものと異なる場合、実際以上に評価する
第2章 返報性
=他人がこちらに何かの恩恵を施したら、自分は似た様な形でそのお返しをしなくてはならない
言語にも浸透している様に、人間社会・文化に広く浸透している
譲歩的要請法「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」
┗・自分に譲歩してくれた相手に対して、譲歩を返す義務が生じる
最初より小さいものでありさえすれば、2番目の要求が客観的に見て大きいものであっても、このテクニックは優位に働く
第3章 コミットメントと一貫性
一度決定を下したり、ある立場をとると、自分のうちからも外からも、そのコミットメントと一貫した行動をとる
「段階的要請法」(フット・イン・ザ・ドア・テクニック)
最初に小さな要求を飲ませ、それから関連するもっと大きな要求を通すというやり方
自己イメージをアップデートさせることで、相手は一貫性を保とうとする
┗・望む様な形に相手の自己イメージを変えることができれば、新しい自己イメージと一貫したあらゆる範囲の要求を自然と受け入れる
コミットメントが、効果的に影響を及ぼすためには
①行動を含むこと②公表されること③努力を要すること④自分の意思で選ぶこと
①行動を含むこと
┗・人の本当の感情や信念は、言葉よりも行動によく現れる
┗・積極的コミットメントは、人が自己イメージを形成するために使う情報を提供し、将来の行動を決め、その行動が新しい自己イメージをさらに強化していく
②公表されること
┗・他人に見える様な形で自分の立場を明確にすると、一貫した人間に見られたいばかりに、その立場を維持しようとする強い気持ちが生じます。
③努力を要すること
┗・何かを得るために大変な困難や苦痛を経験した人は、苦労なく得た人よりも、得たものの価値を高く見積もる様になる
④自分の意思で選ぶこと
┗・人は自分が外部からの強い圧力なしに、ある行為をする選択を行ったときと考えるときに、その行為の責任が自分にあると認める様になる
=長期間にわたる、コミットメント
「承諾先取り法」(ローボール・テクニック)
┗・まず相手にとって有利な条件を提示し、喜んで買うという決定を誘い出す。そして、決定がなされてから契約が完了するまでに間に、もともとあった有利な購買条件を巧みに取り除く。
第4章 社会的証明
特定の状況で、ある行動を遂行する人が多いほど、人はそれが正しい行動だと判断する
┗一定のコミットメントが働くと、信念の正当性を支持する別の証明(社会的証明)をしようとする
集合的無知=集団の大半が、自らは集団規範を受け入れていないにもかかわらず、他の成員のほとんどがその規範を受け入れていると信じている状態
社会的証明は2つの条件下において最も強い影響力を持つ。
不確かさ、類似性
第5章 好意
好意
┗・人は自分が好意を感じている知人に対して、イエスと言う傾向がある。
無限連鎖
┗・客が一度品物を好きだと言ったら、今度はその品物について同じように詳しく知りたいと思っている友人の名前を教えるように頼みます。教えてもらったら、そのリストに載せた人たちを訪問して商品を売り込むと共に、友人を紹介するようにいいます。
ハロー効果
┗・魅力的な人に対しては、カチッ・サー反応が生じる
類似性
┗・私たちは、自分に似ている人を好みます
お世辞
┗・誰かが自分のことを好きだという情報には、お返しとしての行為と自発的な承諾を生み出す
接触頻度
┗・過去にその対象と接した回数から影響を受けている
第6章 権威
権威
┗・権威からの要求には従わなくてはならないという圧力
権威を構成する主な要素
┗「肩書き」「服装」「装飾品」
第7章 希少性
希少性
┗・機会を失いかけると、その機会がより価値があるものに思えてくる
「数量限定」「期間限定」
心理的リアクタンス理論
┗人は自由を欲し、自由の喪失に抵抗する性質を持っている。
Posted by ブクログ
ここ数年読んだ本でいちばん面白かった。社会心理学にすごく興味があることが自覚できて良かった!
日常生活を送る中であるあるとも言えるパターンが、社会心理学によって明確に解き明かされている。
影響力が時に自分の判断を本意でないものにすることもあるし、相手をコントロールする武器になることもある。
どの章も参考になりすぎて、何度も何度も読み返したい一冊。
Posted by ブクログ
人は影響力の力によって人の何倍も本質を引き出せることを本書は心理学の観点から八つの章でまとめてある。これから社会人になる方、仕事や人間関係で悩んでる方に是非読んでアウトプットして欲しい、そして資本主義には欠かせない内容だ。
Posted by ブクログ
人間は自分の考えのみで選択していることは少なく、多くは何らかに影響された上で、自分でも気づかないうちに自ら選択したかのような判断をしてしまう。影響力を与える方法が書かれており、自分自身が使うために学ぶこともそうだが、反対に相手に影響力を与えられて選択肢をコントロールされないように注意することも必要である。
おすすめできる本。
以下メモ
理由を添えると頼み事が成功しやすくなる
高価なモノ=良質なモノというステレオタイプ
専門家という肩書き、権威者、外見として見た目や服装も影響を受ける
コントラストの原理、2番目に提示されるものが最初に提示されるものとかなり異なっている場合、実際以上に異なっていると考えてしまう
返報性のルール、恩恵を与えてくれた人にお返しせずにはいられない気持ちになる
ドアインザフェイステクニック、拒否したら譲歩
一慣性の法則
社会的証明の原理、特定の状況である行動をする人が多いほど、それが正しい行動と判断する
好意、人は自分に似ている人を好む
希少性、手に入りにくくなるとその機会がより貴重なものに見えて来る、数を制限する、時間を制限する
Posted by ブクログ
社会心理学、行動心理学、経済心理学の原点にして頂点。
私たちの判断と行動は、自分たちできめていると思っているが、それは勘違いである。
かならず人や環境によって影響をうけている。
当著は、「影響を与えたい側」「影響に騙されたくない側」どちらも役に立つ。
影響をうける理由は以下に集約できる。
・返報性
・一貫性
・社会的証明(お墨付き、出典、有名な〇〇さんも使っている、累計100万部のベストセラー、など)
・好意
・権威(肩書き、制服、装飾品)
・希少性。
それらをつぶらに解説している。
・人に何か頼みごとをする時は、理由を添えた方が成功しやすくなる
・商品についてよく分からない場合、人は「高価なもの=良いもの」と思い込む
・「専門家が言うならそうに違いない」という盲目的な思い込み
・最初に高い物を見てから安い物を見ると、実際以上に安く感じる
・2つのものを立て続けに見せられた時、最初のものと2番目に見たものに差があると実際以上にその差を感じてしまう
・「他人がこちらに何かの恩恵を施したら、似たような形でそのお返しをしなくてはならない」という暗黙の返報性ルール
・返報性のルールは、政治家や科学者など知識の高い人たちとの間に対しても成立する
・返報性のルールは不公平な交換を引き起こす。相手が欲していないものでもいい。
・大きな要求から小さな要求へと譲歩することによって、相手にも譲歩しなければならない気持ちを引き起こす
・拒否したら譲歩の法則を使うと、買い手側の納得度と満足感も高くなる
・馬券を買った直後では、買う前よりも、自分が賭けた馬の勝つ確率を高く見積もるようになる
・考えるという本当の労働を避けるために、人は一貫性に従おうとする
・最初に小さな要求を受容れることで、それとは無関係の要求も受容れやすくなる
・目標を書くことによって「目標を達成しなければならない」という心理的なコミットメントを植えつける。自分にも誰にでも
・パブリックコミットメント(周囲に意見を公表)は効果大
・自己イメージが将来の行動を決める。他社からのイメージに合うような行動をとる
・人は自分がしたコミットメントに対して、それが正しいことを示す新しい理由や正当化を付け加える
・人は自分が好意を感じている知人に対してイエスと言う傾向がある
・人は自分がどう判断していいかわからないとき、周囲の人と同じ行動をとりがち
・好意に影響する要素として、身体的魅力がある。身体的な美しさは社会的相互作用の中で有利に働く
・人や事物と接触を繰り返すことによって親密性を高めることも好意を促進する
・権威者に対して自動的に反応する場合、その実体よりも権威のシンボルに反応する傾向がある。それは肩書き、服装、そして装飾品である
┗ これらを有する人たちの方が、より多くの承諾を得る
・人は機会を失いかけると、その機会をより価値のあるものとみなす
・手にすることが難しいものはそれだけ貴重であることが多いので、質が高いと判断される
・あるメッセージに近づくことが制限されると、人はそれを手に入れたくなり、また好ましく思うようになる。そして説得力を持つ
Posted by ブクログ
有名な本だが、やっと読み切れて良かった。海外の本らしく、相変わらずエピソードトークが長いので読みにくさもあるが、評判に耐えうる良書だった。
返報性、コミットメントと一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性という、シンプルだが強い力を感じた。
ただ、日常の選択において、現代のようにAIが発達して選択肢も増えて、明確な正解が分かりづらい世の中において、考えすぎることを避ける(ショートカット)する意味でも、これらの力に頼らざるを得ない。そこを理解した上で、重要な決断においては、これらによってなんとなく決められていないか、立ち止まって考えたい。あと、買い物とか。
外来診療において、キャリアの選択において、子育てにおいてなど、使える場は多い。
悪用は決してしてはいけないが、医師としてコミュニケーションを取る際にも、上手に使っていきたい。
Posted by ブクログ
これまでの人生で、言われてみれば思い当たる節がたくさん本書の中で言及されていました。個人的には、人は一貫性をとりたがるという指摘が最も響きました。これらの影響力をもつ武器を知り尽くしている人たちに騙されないようにしなくてはと思います。
Posted by ブクログ
原書が1985年でこれは日本語版の第三版。実に40年以上前の著作だが、人の本質は変わらない、ってことを感じる。今でも返報性、一貫性、類似性、好意、権威、希少性などを活用すれば、相手に影響を与えることができるのは、変わらない。詐欺に遭わないためには大事(笑)。
Posted by ブクログ
●2025年12月5日、マチアプ/ペアーズで、私のプロフィールに足跡つけてくれた33歳の男性が本棚の写真をあげてて、その本棚にあったなかで気になった本のひとつ。
「影響力の武器 実践編 第二版」と並べて本棚にあった。
なぜ今まで登録してなかったんだ。タイトル知ってたのに。
Posted by ブクログ
人に影響力を与えるさまざま法則、心理学的影響について書かれている。
少し意識するだけで悪用からは身を守り、有効に使えば人生に利することもできるものが多い。
実例が多く含まれているのでわかりやすい。
Posted by ブクログ
無意識のうちに人に動かされてしまう理由を、行動心理学の観点から解説した素晴らしい本。
①返報性②コミットメントと一貫性③社会的証明④好意⑤権威⑥希少性の6つの観点から、多くの実例を踏まえて解説。多少大袈裟な例もあるが、納得感あるもの多数。悪意のある営業や詐欺に引っ掛からないためにも、何が本質なのかを常に考えることが重要。
450ページと量が多いのだけが難点。もう少し短くできたものかと。
Posted by ブクログ
1,
この本では、ロバート・B・チャルディーニが「なぜ人は“つい”動かされてしまうのか」を6つの原理にまとめて解説しています。
この本を読み、人がなぜ「つい動かされてしまうのか」という心理メカニズムを体系的に理解することができた。特に印象に残ったのは「返報性」と「コミットメントと一貫性」の原理であり、日常の人間関係や仕事上の交渉などでも効果的に働いていることに気づかされた。例えば、先に小さな好意を与えることで相手に自然なお返しの意識が生まれたり、些細な同意がやがて大きな決断へとつながっていく過程は、自身の経験にも重なる部分が多かった。また「社会的証明」の重要性にも共感し、人は理屈よりも「周囲がどうしているか」に強く影響を受けることを再認識した。理学的な視点では見落としがちな感情や集団心理の力を学ぶことで、より人間理解の深まる一冊となった。今後はこの知識を活かし、より相手の立場や感情に配慮した行動や提案を心がけていきたい。
2,
Posted by ブクログ
分厚い本なので読むのに時間はかかったが、とても濃い内容で楽しかった。
日常様々な影響力なさらされながら生きており、選択させられていることを実感。
攻撃と守備を使い分けて行きたいと思った一冊。
Posted by ブクログ
豊富な具体例で、人がどのようにして(ある意味で)拙速にもみえる判断をしてしまうか、6つのパターン(返報性、一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性)にわけて説明する。どれも心当たりがあるので最終的には腑に落ちるけど、「これを説明するのにこんな文字量要るかね?」と思ってしまうほど分厚い。訳書ならではの回りくどさのほか、エピソードがそもそも多すぎる。具体例のいくつかは流し読みするなどした。
あと、数多くの実験が取り上げられて「〇%の人が行動した」などと記載されているが、これらの実験の妥当性・再現性がふと気になった。数字は独り歩きしやすいので、鵜呑みせず注意深く読むべきだと感じた。それこそ本書が指摘している「権威に弱い」に当てはまるかも……と疑ったり。
Posted by ブクログ
人に何か行動させたいときにとても参考になる。
その商品(つまりその行動によって得られる結果)にとても価値があると思わせたらいい。
あえて少し高い値をつける、希少性をアピールする。
また一貫性を刺激することも有効。
言葉と行動が一致させたいし、それが正義だと考えられている。先に言葉を言わせたらこっちのもの。
何かgiveされたらgiveし返さないといけないという一貫性もよくある戦略。(giveの未来系はtakeは笑った)これも正義感の刷り込みなのかも??
権威のアピールはやはり重要。講師や営業するときはビシッと決めたい。ロレックスの時計もそのためにあると正当化しておこう。健康を売りたかったら自分が健康であるアピールをすることはやはり大事!
Posted by ブクログ
ダイゴさんのユーチューブを見て人生を変えた面白い本とのことで買って読んだ。自身の経験を振り返ると販売者が意図的なことを簡単なデータで説明した、少し分厚いが簡単に読み進むのとデータがあると説得力を強める効果があることを実感する。この本の販売にも色々な仕掛けがあって売れつずけているのかとも思いました。読み終わってみて、何故この本が売れているのか考えると、若い人は経験が少なので経験を補うために早い時期に読んだほうがいい本かもしれません。ただし体験して身に付けたほうが良いジャンルの内容。感動的な本はたくさん世の中にあるのでダイゴさんがこの本が人生を変えられた一番と仰るのはご本人は薄ペらな人かもと少し思いました。
Posted by ブクログ
「人はなぜ動かされるのか」を6つの視点から解説している。「返報制」「一貫性」「社会的証明」「好意」「権威」「希少性」など人間の自然の動きから読み取った行動パターンだ。気になるのは「社会的証明」という周囲の人が行動していると、自分も周囲の人と同じように感じ、口コミやレビューによって影響する心理的現象だ。現代は特にSNSの情報拡散で、フェイク情報でも一般的に広まると思い込みが生まれ、何故か同調、確信するようになることだ。また、皆と一緒という安心感と情報過多から生まれるめんどくさいという習慣が、つい手早く済ませたい一心で人は信じ動かされてしまうことが頻繁に起こる時代となった。それを防ぐ方法は自分の知識と経験に頼るしかなくなるかもしれない、さらにAIでの綿密なプロンプトを入力し確認していくことかもしれない。
Posted by ブクログ
んーおもしろいけど
なんかもっと端的に言ってほしい
一つのことを説明するのにめちゃくちゃ時間が掛かる
事例がたくさんあって説得力があるし、身近な体験で説明をしてくれるからわかりやすくはあった
間新しい発見というより気づきってかんじ