【感想・ネタバレ】影響力の武器[新版] 人を動かす七つの原理のレビュー

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Posted by ブクログ

目から鱗。
大好きな7つの習慣が成功のための原則であるとすれば、本書は対人関係における7つの原則。
応用の範囲は底なし。

①返報性
与えられたらお返しする。
我々人間の社会的生き物としての宿命。

②好意
好きな人には皆イエスマン。
好意の5要素は、
見た目、共通点、褒める、接触回数、連合(結びつけ)

③社会的証明
みんなが言うことは正しい。
ex.1番人気、行列、サクラ
不確実性を減らすために合理的な意思決定でもある。
未来の多数派にも従う。

④権威
誰が言うか?が服従を決める。
ex.詐欺師になるなら厚底で背高に、医者、専門家
、ミルグラムの実験
権威への服従は社会化の訓練から生じる。加えて、権威者は本当に高いレベルの知識、知恵を持っていることが多いからその命令に従うことは適応行為である場合が多い。(パラドックス)

⑤希少性
最後の1個です。
価値あるものを得るための選択よりも、失うことを避ける選択をする。(プロスペクト理論)
制限されると求める。確かに原則。
情報に対しても働く。

⑥コミットメントと一貫性
やると決めたんでしょ?
一度はじめたらやめない、公知になったらやめられない、書くことでこれらにシナジーをもたらす。
疑問系で相手のYESを引き出す。(〜してください、ではなく、〜していただけますか?)
ex.すき家のアンケート(細かくステップ分けして一度はじめたらやめられない)
自分に上手く使えば現実が変わる原則。

⑦一体性
自分の身内だと思う相手には従う。
人は集団に自分を投影する。
ex.サッカーチーム、自国の審判、選挙、10人毎の射殺@ナチス収容所

⚫︎これら原則をどう活かすか?の答え
「影響力の諸原理にさらされたとき、私たちに得をさせようとする人たちには激賞を、損をさせようとする人たちには猛批判を与えるべきなのです。」

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2024年02月12日

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