作品一覧

  • 生涯弁護人  事件ファイル1 村木厚子 小澤一郎 鈴木宗男 三浦和義・・・・・・
    値引きあり
    4.4
    村木厚子事件(厚労省郵便不正事件)、小澤一郎事件(陸山会政治資金規正法違反事件)、鈴木宗男事件、マクリーン事件、クロマイ・クロロキン薬害訴訟、医療過誤訴訟、三浦和義事件(ロス疑惑)など、日本の戦後刑事司法史に残る大事件を手がけてきた、伝説の弁護士、弘中淳一郎。「絶対有罪」の窮地から幾度となく無罪判決を勝ち取ってきた「無罪請負人」と呼ばれるその男は、歴史的なそれらの裁判をどのように闘ったのか? 受任の経緯から、鉄壁といわれる特捜検察の立証を突き崩した緻密な検証と巧みな法廷戦術、そして裁判の過程で繰り広げられるスリリングな人間ドラマまで、余すところなく書き尽くす。稀代の弁護士による、法廷を舞台にした唯一無二の思考の指南書にして、類稀なる現代史。 安部英医師薬害エイズ事件、野村沙知代事件、 中森明菜プライバシー侵害事件、加勢大周事件、中島知子事件、「噂の眞相」名誉毀損事件、痴漢冤罪事件、カルロス・ゴーン事件などを扱った「事件ファイル2」も同時刊行。
  • 無罪請負人 刑事弁護とは何か?
    4.3
    1巻880円 (税込)
    多くの著名事件を手がけ「無罪請負人」の異名を取る辣腕弁護士が、日本の刑事司法の問題や特捜検察の腐敗ぶり、世論を真実から遠ざけるメディアの問題点などを提起する。
  • 特捜検察の正体
    4.2
    1巻1,045円 (税込)
    「まさか、特捜検事が相手の話をまともに聞こうとせず、脅しやだましによって、あらかじめ用意した供述調書に無理矢理サインさせるとは思わなかった」(村木厚子・元厚労省事務次官)  村木厚子、角川歴彦、小沢一郎、カルロス・ゴーン、堀江貴文、鈴木宗男らの弁護を担当した、検察が最も恐れる「無罪請負人」が、冤罪を生み出す日本最強の捜査機関の「危険な手口」を詳細に解説する。 手口1 ストーリー優先の証拠集め 手口2 供述調書は検事が「作文」 手口3 別件捜査で相手の弱みをつく 手口4 客観的事実にはあえて目をつむる 手口5 不都合な証拠を隠蔽・改竄・破棄 手口6 マスコミ捜査で犯罪者に仕立てる 手口7 長期勾留で心身ともに追い込む 手口8 家族や部下を人質にして揺さぶる 手口9 ニセ情報を与えて、記憶を捏造 【本書の内容】 はじめに 序 章 特捜事件とはなにか 第一章 修正不可能! 検察官ストーリー強要捜査 第二章 裏司法取引 第三章 「人質司法」という拷問 第四章 マスコミ情報操作で「犯罪者」を作り出す 第五章 裁判所を欺く姑息なテクニック 第六章 特捜検察は変わっていない 第七章 さらなる暴走を食い止めるには あとがき

ユーザーレビュー

  • 特捜検察の正体

    Posted by ブクログ


    司法の問題点がしれた。
    特捜検察は本当に法曹なのか?
    鈴木宗男事件然りIR汚職事件での非人道的な人質司法、調書中心主義、記憶の捏造などはもっと国際社会から批判されていてもおかしくはない。メディアへのリークでの世論誘導は検察だけの責任ではない。検察の調書のストーリーは仮説でしかないのに裁判官が有罪前提の裁判をする(特捜検察への忖度)。特に特捜検察には歪んだ正義感ではなく、冷静に良心に従い全体の奉仕者となるようにして欲しい。

    0
    2025年09月14日
  • 無罪請負人 刑事弁護とは何か?

    Posted by ブクログ

    とある方にお勧め頂き本書を手に取る。
    弘中弁護士とは、厚生労働省の官僚だった村木厚子さんの「郵便不正事件」はじめ、三浦和義氏の「ロス疑惑」他、カルロスゴーン氏、小沢一郎氏、鈴木宗男氏、堀江貴文氏等の弁護人として著名である。
    誰しも聞いたことがあるような事件であるが、それらの事件における検察側と弁護側の泥臭いやりとりの数々。
    読んでいて気分が悪くないような、国策捜査の背景やマスコミによる決めつけ・印象操作の実態。
    世の中は決して綺麗事ではないということを改めて考えさせられる一冊。


    『事件を日常的な感覚で事実関係を丁寧に見ていくと、犯罪とみなされた行為も私たちの日常と地続きの場合が少なくない。

    0
    2025年02月24日
  • 無罪請負人 刑事弁護とは何か?

    Posted by ブクログ

    一度は聞いた事ある有名な事件に関与されてきた中で、一般には知られない検察の実情や弁護士からの視点など、とてもリアルな話が面白かったです。

    0
    2024年07月27日
  • 特捜検察の正体

    Posted by ブクログ

    弘中弁護士。
    知らない人はいない弁護士ですね。

    すぐ思い浮かぶだけで、カルロスゴーン、ホリエモン、村木厚子、鈴木宗男、小沢一郎氏等の弁護人を務めてきた方。。


    (冤罪事件を取り上げた内容という意味で)
    やや不適切かもしれませんが、
    めっちゃ面白いです。

    よく、検察は先ずはストーリーを作り、そのストーリーを完成させるために証拠を作り訴訟手続きを進める、と言われますがさもありなん、と。。

    有名な事件における検察側の問題点をわかりやすく解説、指摘した内容で、面白いのですが、こうやって冤罪は作られる的な内容で怖くなってきます。。。

    注意点は、グレーな部分での訴訟というのは、裁判官が正しいのか

    0
    2023年08月12日
  • 生涯弁護人  事件ファイル1 村木厚子 小澤一郎 鈴木宗男 三浦和義・・・・・・

    Posted by ブクログ

    Audible で聞きました。村木厚子さんの事件はこの本で詳細を始めて知った。どの事件も時代を反映していて、とても興味深く読めます。

    0
    2022年12月29日

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