作品一覧

  • 武器としての日本語思考(新潮新書)

    武器としての日本語思考(新潮新書)

    小説・文芸

    4.0
    1巻968円 (税込)
    主語がない、すぐに結論を出さない、空気を読む。そんな日本語の特徴は、世界のリーダーたちが剝きだしの自己利益を主張するこんな時代だからこそ、逆に強みとなる。日本語思考は「まとめ役」としての適性になるし、「ふあ~として心地よい」人間関係を作り出すことを可能にする。この日本語の特徴は「武器」になるのだ――。霞ヶ関の元最高幹部が、経験の中で磨いた思考術。
  • 決定版 大東亜戦争(上)(新潮新書)

    決定版 大東亜戦争

    ビジネス・実用

    3.3
    1~2巻1,078~1,144円 (税込)
    満州事変から始まり敗戦で終わる足掛け15年の戦争は、従来、「先の大戦」「あの戦争」などと曖昧な呼称で論じられてきた。しかし、本書のために集結した歴史家たちは今回、敢えて「大東亜戦争」の表現を選んでいる。イデオロギーを抜きにすれば、この呼称こそが「あの戦争」の全貌を最も的確に伝えるからだ。二分冊の上巻では、開戦後の戦略、米英ソ中など「敵国」の動向、戦時下の国民生活の内実などに迫る。
  • 決定版 大東亜戦争(上下)合本版(新潮新書)

    決定版 大東亜戦争(上下)合本版(新潮新書)

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,222円 (税込)
    満州事変から始まり敗戦で終わる足掛け15年の戦争は、従来、「先の大戦」「あの戦争」などと曖昧な呼称で論じられてきた。しかし、本書のために集結した歴史家たちは今回、敢えて「大東亜戦争」の表現を選んでいる。イデオロギーを抜きにすれば、この呼称こそが「あの戦争」の全貌を最も的確に伝えるからだ。二分冊の上巻では、開戦後の戦略、米英ソ中など「敵国」の動向、戦時下の国民生活の内実などに迫る。 ※当電子版は新潮新書版『決定版 大東亜戦争』上下巻をまとめた合本版です。
  • 決定版 日中戦争(新潮新書)

    決定版 日中戦争(新潮新書)

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻968円 (税込)
    日中戦争は近代日本の対外戦争の中で最も長く、全体の犠牲者の数は日米戦争を凌駕する。なぜ、開戦当初は誰も長期化するとは予想せず、「なんとなく」始まった戦争が、結果的に「ずるずると」日本を泥沼に引き込んでしまったのか。輪郭のはっきりしない「あの戦争」の全体像に、政治、外交、軍事、財政などさまざまな面から多角的に迫る。現代最高の歴史家たちが最新の知見に基づいて記す、日中戦争研究の決定版。
  • 「持たざる国」からの脱却 日本経済は再生しうるか

    「持たざる国」からの脱却 日本経済は再生しうるか

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻704円 (税込)
    日本はなぜ長期低迷から抜け出せないのか。ドイツやスウェーデンの成功例を参照しつつ生き残りのための処方箋を提示。
  • 持たざる国への道 - あの戦争と大日本帝国の破綻

    持たざる国への道 - あの戦争と大日本帝国の破綻

    小説・文芸

    3.8
    1巻900円 (税込)
    なぜ日本は世界を敵に回す戦争を起こしたのか? 今の日本人は、その意味を正しく捉えられているか? わかりやすい「欺瞞的な説明」を排し、軍事面や外交面にとどまらず、政府や日銀の政策を軸に「あの戦争」を再考。財務出身官僚が、新たな視点で描く戦前日本の「失敗の本質」。

ユーザーレビュー

  • 武器としての日本語思考(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    日本語の思考で世界と戦う 英語の議論と日本語の議論を使い分ける
     主語と自己主張 英語 中国語 韓国語
     人を思いやる 日本語

    日本語 相対敬語で主語が無くてもわかる 主語=世間での自らの位置を示す主体
     中国では漢字と読みの統一 日本では独自の訓読み 中華文明に埋没しなかった
     同音異義語は創造力を養う 臨機応変の大阪弁 掛け合い
     型から入る文化 論理ではなく直観 世間で相互の感情を共有
      英語  ズームアウト 証拠より論  音声言語 複雑で数千ある音節
      日本語 ズームイン 状況説明してから結論 文字言語 110程度の音節
     英語型の議論には 正面から論理的に対応し それ以外は日本流の対応で
     全体を大まかな把握から 具体的に問題をズームインしていく

    中国語 唯一残る象形文字 筆談で意思疎通
     名刺と動詞の区別も語尾変化なし 建前と本音の乖離 受け手に論理的探究
     天命思想 易姓革命 事実の検証をしない

    韓国語 証拠より論 
     主語ウリ 自分中心の世界 相手の身になっての表現がない 謙虚は卑屈 
     ハングル=訓民正音 儒教の漢籍を正しく発音させるもの 近代化で言文一致
     漢字禁止で表音文字になり発信力を強める
     日本「迷惑をかけるな」 中国「騙されるな」 韓国「負けるな」

    英語 啓蒙思想の17世紀から主語  主語を使う言語は少数派
     宗教改革から デカルト「割れ思うゆえに我あり」 自然同列から人間上位へ

    日本人 仏教の縁起=自我がない  自我を求められる不安が日本人の自殺の原因?
     水に流す から 徹底的に叩くへ変わりつつある・・

     ネガティブ ケイパビリティ 日本語の「寄り添い機能」
      事実や理由をせっかちに求めず不確実性や懐疑の中にいられる能力
      「鈍感力」 「スルースキル」 「知らんけど」 
      人間みな平等 自分を主張しない心地よさ 人格が柔らかくなる

    0
    2026年04月21日
  • 決定版 日中戦争(新潮新書)

    Posted by ブクログ

     日本の行動を見ると、遅れた戦争をしているとつくづく思う。まるで第一次世界大戦時のドイツの劣化コピー。
     第一次世界大戦時のドイツも皇帝・軍部・政府・議会・各州各地域に権力が分散していた。第一次の時に敗戦したことが権力集中を可能にし、皮肉にもヒトラーの台頭につながったといえる。
     第一次の敗戦を経験していない日本には権力集中など土台無理な話。元老たちが世を去って逝くにしたがって、中心は失われていった。そのため本の帯にあるように「ズルズル」現場に引きずられながら、いたずらに拡大に拡大を重ねた。

    0
    2019年01月28日
  • 持たざる国への道 - あの戦争と大日本帝国の破綻

    Posted by ブクログ

    最近ふと思うのは、今日本は「戦時下」にあるんじゃないかと。
    また日本は再度、無謀な「戦争」へと突入しているのではないかと。
    以前の戦争は「敵]がいましたが、今回の戦争は、「敵」がいません。

    今の「戦時下」という状況は、以前と様相がかなり違います。
    以前は、ABCD包囲網より、物資がありませんでしたが、
    今は、外国に依存しながら、物資があります。
    しかし、多くの人が「何か」が足りないと感じています。

    以前は、みんな貧しく、国から好き嫌い関わらず、
    団結するように強制されましたが、
    今は、国民間で経済的かつ心理面での2極化が急速に進み、
    もう互いに助け合うことも、繋がることも、団結することもできなくなりつつあります。

    以前は、国のために命まで捧げていましたが、
    今は、自分のために、他人の命を犠牲にするようになりました。

    このあまりに違う「二つの戦時下」ですが、方向性は同じです。
    それは、着実に日本は「崩壊」へと向かっていることです。

    以前は、300万人以上の犠牲者を出しましたが、
    今は、生きていることに絶望感を感じている人がどんどん増えていっています。
    ある見方では、以前より、今のほうが、より深刻かもしれません。
    なぜなら、「苦しみ」が長期化しているからです。

    黒船来航から日本は外部からの圧力により「変化」せざるを得なくなりました。
    日本は自力で「変化」するのを得意としていません。
    かならず、外部要因で「変化」する国です。
    日本は、明治維新を経て、日清、日露戦争に突き進み、絶望的な太平洋戦争に、
    進みました。多くの人が、あの戦争に反対しました。
    なぜなら、「必ず敗ける」と、多くの首脳部が知っていたからです。

    そして多大なる国民の命と財産を犠牲にして、
    再度外部からの強制的圧力で日本は「変化」しました。

    今、日本が最後に「変化」してから、70年以上経ちました。
    そして、最近再度「外部圧力」が起こりました。
    東日本大震災による福島の原発事故です。

    原子力発電は、戦後日本の経済発展と技術の象徴です。
    その象徴が実は国民の安全と生活を脅かす、凶器とわかりました。

    この「原発事故」が、日本にとって、「変化」する機会でしたが、
    どうやら、日本はもう「変化」できないのかもしれません。
    それは、自力で「変化」することを、
    日本人は、絶望的に得意としていないからです。
    それは、端的に言えば、「変化」することが、怖いからです。

    日本は今「戦時下」にあります。
    行先は、国の破綻、崩壊です。
    これは、もう避けようのないことかもしれません。
    「そんなことはない!」と言う人は、
    多くが自己利益のため「だけ」に発言しています。

    歴史を振り返るのならば、
    日本人は、再度、「外部の圧力」が訪れることを、
    黙って待つしかないのかもしれません。
    でも、今度「外部の圧力」来るのは、いつになるのでしょうか?
    それまで、この「戦時下」を耐えられるのでしょうか?

    自分たちは、再度、太平洋戦争の突入しているときのように、
    絶望的な状況で、その状況を、「おかしい!」と声に出すと、
    それは、「言ってはいけないこと」「良くないこと」と「自動的」に判断されます。
    それは、日本の空気となっています。

    この状況が「戦時下」でなくて、いったいいつが「戦時下」なのでしょうか。

    事実を事実として、発言し、客観的な分析を加えながら、意思決定をし、最適解を見つけるのは、
    「変化」する上での適切な方法です。
    しかし、この「方法」を行おうとすると、
    以前と、同じようにように、言った人は「非国民」扱いされます。

    あまりに似ている「今」と「以前」、
    その「以前」を知る上でも、
    この本は、非常に有益だと思います。

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    2017年12月31日
  • 武器としての日本語思考(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    「主語がない」など特異な日本語が日本人の思考に与えた影響を紐解き、国際社会を生き抜く武器として再評価する。
    言語体系が思考を形作るという事実の上で考えてみると…。「わたし」を主張し論で押し通す外国語に対し、相手の立場を重んじる日本語の曖昧さは、分断の進む現代において他者と和解し共生するための処方箋になり得るとのこと。

    また、言語表現自体が珍しく巧みなものでもある。
    「漢字・ひらがな・カタカナ」を巧みに使い分け、表記によってニュアンスや雰囲気を変える。あなた、アナタ、貴方、貴女…この差異がわかり使いこなせる文化的素養・創造性を見直してみる。

    日本語SUGEEEEを言うつもりはないけれど。
    日々何気なく使っている言語の奥深さに気づき、静かな自信と誇りを取り戻せる読書体験でした。

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    2026年08月01日
  • 武器としての日本語思考(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    日本語の寄り添い機能が、これらの世界で有利に働くという主張が展開されているが、小生その昔、中国語と韓国語を少し学んだことがあるので、それぞれの言葉の欠点を考察した部分は非常に面白かった.主語が無かった日本語での発想は、現在のアメリカ-イラン紛争への解決策を模索できるかなと思っているが、高市首相の下では無理かな.参考文献が幅広い分野に及んでおり、ここだけでも非常に参考になる.

    0
    2026年07月17日

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