配信予定・最新刊

作品一覧

  • 天使日記
    値引きあり
    4.3
    全1巻1,089円 (税込)
    自分の中の子供。目に見えぬもの。聞こえない声。長女が天使に出会った日から始まった、まぼろしのようでいて、確かな日々の記録。 唯一無二の音楽家・文筆家による言葉の到達点。エッセイ49編。 「目に見えるもの以外あるわけない、という断定は、シュタイナーが説いたように理想主義の否定でもある。人が今あるもの、手でつかめるものしか信じられなければ、愛がいったい何であるかも捉えることはできないし、世界をより良く変えていくこともできない。自分には聞こえていない声があり、見えていない世界があるかもしれないと振り返ること、まっさらな心で自然に向き合い、人に向きあうこと。現代を生きる私たちがそれを忘れ、何かに流されるように生きているのだとしたら、立ち止まりたいと思う。そのことにすでに気づいた人々にならって、私は人と一緒に生きたい、と思う」(「あとがき」より) ※本作品は2026/03/31まで配信していた「天使日記」と同内容です。重複購入にご注意ください。
  • 日本人が移民だったころ
    NEW
    4.1
    音楽家であり文筆家の著者が、 植民地パラオに渡った移民たちの「戦後」をたどる、 聞き書きルポルタージュの決定版! 日本はかつて国策として移民を推奨する「移民送り出し国」だった。 そして戦後、日本に戻ってきた移民たちのなかには、故郷に居場所がなく、荒地の開拓を強いられたり、再び南米などに再移住を余儀なくされる者も多かった。 札幌、沖縄、パラグアイ。移民たちが戦後にたどり着いた場所を著者が自らの足で訪ね、それぞれの家族の激動の旅路を追う。 【本文より】 “現在ニュースで語られる「移民」は、一番にアジアやアフリカ、中東などから日本へやってくる人々がイメージされ、日本社会への移民受け入れの是非をめぐる意見や、いかに共生が可能か、といった議論が交わされている。時に無知や差別意識に満ちた意見もみられるが、こうした日本人の「移民」イメージをのぞいてみると、移民はどこまでも「他者」であり、まるで日本人は移民になることなどないような錯覚にとらわれる。しかし、明治から戦後のある時期まで、日本は確かに国策として移民を推奨する「移民送り出し国」であった。” 【目次】 まえがき 父のいない戦後  札幌・平尾富士子さん 台風と格闘した開拓  種子島・中川博司さん 遊水地に拓いた未来  我孫子・玉根康徳さん PTSDを呼び起こされる戦後  那覇・上原和彦さん 死亡も補償も認められない 一六歳の兄の戦死  那覇・阿良光雄さん 靖国に祀られた母  札幌・野村武さん パラグアイからアルゼンチンへ  埼玉・鈴木光さん 除草剤入らなかったらつぶれてた  パラグアイ・フラム 溝際孝市さん 二つの大和村を生きた夫  パラグアイ・エンカルナシオン 中村博子さん 移民の子が大使になった  パラグアイ・フラム イサオ・タオカさん あとがき
  • 彗星の孤独
    値引きあり
    4.1
    全1巻940円 (税込)
    私も父も彗星だったのかもしれない。暗い宇宙の中、それぞれの軌道を旅する涙もろい存在。ふたつの軌道はぐるっと回って、最後の最後でようやく少しだけ交わった。そんな気がした。――「二つの彗星」 「遠くて遠い」父、娘たちのぬくもり、もう会えない人と風景。ひとりの人間として、母として、女として切実に生きる日常を、世界を、愛おしく、 時には怒りにも似た決意を持って綴る。闇から明かりさす世界に向かう、光のような言葉。 亡父・寺尾次郎(字幕翻訳家)について書き、大きな反響を呼んだ「二つの彗星」をはじめ、新聞、雑誌、ウェブ、これまで様々な媒体で書いた文章の他に、大幅に書き下ろしを追加。唯一無二の音楽家・文筆家による待望のエッセイ集。 ※本作品は2026/03/31まで配信していた「彗星の孤独」と同内容です。重複購入にご注意ください。
  • 原発労働者
    4.1
    1巻770円 (税込)
    ●炉心屋は真夜中にデータを改竄●ボヤは消さずに見て見ぬふり●アラーム・メーターをつけていたら仕事にならない●燃料プールに潜る外国人労働者? ●原発施工者が一番地震を恐れている●定期検査の短縮で増える燃料漏れ●失われゆく熟練の技……3・11以前、平時の原発はどんなふうに動かされていたか? そこで働いていた6人の人生と証言から浮かびあがった驚きの実態とは? 原発をゼロから考えるための必読書。(講談社現代新書)
  • 評伝 川島芳子 男装のエトランゼ
    3.0
    1巻866円 (税込)
    「男装の麗人」は日中のはざまで不器用にもがいた 男装の麗人とも、東洋のマタ・ハリとも呼ばれたその数奇な一生を、 新進女性シンガーソングライターが十年以上の歳月を費やして探り当てた「川島芳子」の実像。 東大修士論文を元に描き尽くした一女性の数奇な生涯。 日中のはざまで妖しく乱舞し、無器用にもがき、遂には刑場の露と消えた「男装の王女」川島芳子。 「武士道精神が消えたから、日本は滅びた」という最後の指摘は何を意味する?

ユーザーレビュー

  • 日本人が移民だったころ

    Posted by ブクログ

    戦前のずっと前から、日本を後にし外国へ渡った人々がいた。今、この時と地続きの歴史が、人の心を通して迫って来る。それは特別なものではなく、自分と同じ人が、隣にいたかもしれない人が、感じた、経験したものであった。寺尾氏の柔らかな筆致と確かな考察が、いつまでも読んでいたい心地にさせる。

    0
    2025年09月17日
  • 日本人が移民だったころ

    Posted by ブクログ

    【歴史は繰り返す
    また日本から出る移民
    日本に入る移民が増えるこの時代に
    過去の移動した民である10家族の直の声
    -人生のストーリー-を聞ける素晴らしい本】


    読んで感じた印象は全体的に、

    移動する民、移動する人々は
    フットワークが軽い、移動し続ける、
    動かない後悔より、動く後悔を選ぶ人たちだということ。

    同じ苦労ならそちらを選ぶという二択で
    移住しないも大変
    移住するも大変な時代。
    #戦争 #飢餓 #貧困 

    今もね。

    行動力、生命力、体力。
    前進力、転換力、努力。



    そもそも、戦前は植民地開拓で、
    戦後も国内の人口が増えすぎた時、
    国策としての外地への移民送り出しだから、

    0
    2024年08月30日
  • 日本人が移民だったころ

    Posted by ブクログ

    著者の寺尾紗穂さんを
    音楽家として知り
    同時にルポルタージュ作家でもあると知り
    以前から作品を読みたいと思っていました。

    日本が貧しかった頃
    多くの日本人がブラジルに移住したという話しは
    子供のころ、テレビ等で見て知ってはいました。

    その移住地がブラジルだけではなく、
    パラオ、アルゼンチン、パラグアイ‥と
    多岐に渡る事。

    そして時期に関しては戦前から高度経済成長期と
    言われている時代まで続いていたことを
    本書で初めて知りました。

    移住先での苦労もさる事ながら
    終戦間近、直後の混乱の中
    帰国を余儀なくされて
    戻ってきた人達に
    更なる過酷な暮らしが待っていた事。

    途中、敵の攻撃を受けて

    0
    2024年08月17日
  • 原発労働者

    Posted by ブクログ

    著者の取材姿勢や書きぶりは誠実だ。どのような経緯で取材を始めたのか、どのようにしてインタビュイーを見つけたのか、著者自身がどのような気持ちや考え方でインタビューをしたのか、インタビュイーはどんな人なのか、インタビューで、語られたことの信憑性や一般性について、著者自身がどこまで確認できているか、等々、できる限り単純化や図式化を避け、その上で自身の思いを述べている。汚染水の放出や原発再稼働が既得権層によって叫ばれる中、この本が多くの心ある人に人にもっと読まれるべきだと思う。

    0
    2023年08月30日
  • 天使日記

    Posted by ブクログ

    寺尾さんの本を読むと、知らないことが100個くらい出てくる。それをまた調べて、あたらしい作品や人のことを知って、そうやってどんどん世界が広がっていく。わたしという人間に、目には見えにくいけど、確かで良い変化をもたらしてくれる。

    0
    2023年02月14日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET