齋藤なずなの作品一覧
「齋藤なずな」の「ぼっち死の館」「千年の夢 文人たちの愛と死(小学館文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「齋藤なずな」の「ぼっち死の館」「千年の夢 文人たちの愛と死(小学館文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
匿名
読み応えのある一冊です。
作品はオムニバス形式になっており、ありきたりな日常に見えて他にないセンスを感じる会話劇が人生をなぞるように繰り広げられていきます。
どのお話も端々でくすりと笑えて、特に第3話では何度も泣けてしまいました。キャラクターの一人ひとりがとても愛おしいです。
また、紹介文に76歳の作家さんの御本とありましたが、古さはまったく感じられません(もし失礼な物言いだったらすみません…)
漫画の中にも時代を語り、その時の波を楽しむキャラクターが登場するようにいくつになっても感性はアップデート出来る。歳を重ねるほど物事の本質へ近づき、心に響く言葉を紡いでゆける。そんな未来への希望と尊敬の念を持ちました。
Posted by ブクログ
下巻も上巻に劣らず内容が濃い。冒頭の2章「落天女」「聖家族」
で描かれる岡本一平・かの子・太郎の芸術家一家の話だけでお腹
いっぱいになる。
それぞれに才能を持ち、それを開花させた家族の肖像はあまりに
も常識からかけ離れている。もしかして、岡本太郎氏が生涯、
独身を通したのは一平・かの子夫妻の影響があるのだろうかと
の読後感を抱いた。
「木曽路はすべて山のなかである。」で始まる『夜明け前』を
書いた島崎藤村。作品は好きなんだよ、私は。『夜明け前』を
携えて、実際に木曽路へ行ったことだってあるくらいに。
でも、人間として最低。姪の駒子さんに手を出して妊娠させた
のに、責