ぼっち死の館 1

ぼっち死の館 1

1,265円 (税込)

6pt

4.3

老いを生き、描く76歳作家の「純」漫画!

舞台は高度経済成長期に建てられた団地。現在そこにはひとり身の老人たちがいつか訪れる孤独死、「ぼっち死」を待ちながら猫たちと暮らしている。
そんな彼女らが明日迎える現実は、どんな物語なのかーーー

自らも団地に暮らす76歳の著者が描く、私たち全員の未来にして、圧倒的現在。
『夕暮れへ』にて日本漫画家協会賞優秀賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門収集賞を受賞した齋藤なずな、渾身の最新作。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    独居老人たちが主に住む団地が舞台の漫画。
    老人たちにも人生があり、そして自分もいつか老人になるのだということが実感された。
    おそらくアシスタントも入れていないのであろう、人物から背景までフリーハンドで描かれている、そういうタッチの漫画が好き。漫画というのは手間をかけて精密な絵を書けばいいというもので

    1
    2023年11月26日

    購入済み

    いつかは行く道…

    以前テレビで、新潮社の中瀬ゆかりさんがこの本を紹介したのを見て購入しました。
    変に美化した絵柄ではなく、後期高齢者のリアルが描かれている所が良いです。

    年を重ねて生きていくとはこういう事か…なんて切ない気持ちにもなりますが、
    仲間内で団地の住民にあだ名を付けたりして(そのネーミングセンスが秀逸!笑

    #ほのぼの #切ない #深い

    0
    2024年12月15日

    匿名

    購入済み

    読み応えのある一冊です。

    作品はオムニバス形式になっており、ありきたりな日常に見えて他にないセンスを感じる会話劇が人生をなぞるように繰り広げられていきます。
    どのお話も端々でくすりと笑えて、特に第3話では何度も泣けてしまいました。キャラクターの一人ひとりがとても愛おしいです。
    また、紹介文に76歳の作家さんの御本とありま

    #感動する #エモい #深い

    0
    2023年02月17日

    Posted by ブクログ

    高齢者が集うアパートで繰り広げられる群像劇。過去の思い出、動かなくなった身体、疎まれながらもやめられない事…高齢になると分かるであろう境地と、そこから見つけるささやかな幸せと生きがい。

    0
    2025年05月25日

    Posted by ブクログ

    カラスのアップから始まる団地の日常?
    ゴミ袋で満杯になったトラック。
    一人で死んで、見つかって、ご近所さんが噂話をする。
    家猫と外猫それぞれお世話する人。
    6話とも死人の話し。
    気分が落ちこんだらドーシヨウ?と恐る恐る読みはじめました。

    「牛の行く」
    泣いてしまった。

    妻に先立たれ、一人で生活し

    0
    2023年03月24日

    Posted by ブクログ

    確か、フリスタの漫画特集から。”傘寿~”もそうだったけど、老後から死に至るまでの余生、気になりますよね。本書もまさにそこがテーマで、タイトル通り、主に扱われているのは孤独死。自分はまだまだと思いたいけど、親のこととかもあるし、身につまされますわな。

    0
    2024年09月24日

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