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作家たちの知られざる素顔を齋藤なずなが独自の感性で描き切った傑作短編集。岡本かの子の奔放な生とそれを支えた夫・一平の並外れた愛情が衝撃的な「堕天女」「聖家族」、定説に挑んで宮沢賢治の恋の真相に迫る「恋文」、あまりに短かった天才・樋口一葉の生涯を綴る「門」、晩年の太宰治の痛ましい心象風景を描いた「傷にしてナイフ」など9話を収録。作者自身の言葉と中野翠のエッセイを加えた「齋藤日本文藝史」の決定版!!
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Posted by ブクログ 2019年06月30日
下巻も上巻に劣らず内容が濃い。冒頭の2章「落天女」「聖家族」
で描かれる岡本一平・かの子・太郎の芸術家一家の話だけでお腹
いっぱいになる。
それぞれに才能を持ち、それを開花させた家族の肖像はあまりに
も常識からかけ離れている。もしかして、岡本太郎氏が生涯、
独身を通したのは一平・かの子夫...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年08月20日
上巻に負けず劣らずの素晴らしい傑作揃い。息を詰めて読みました。岡本かの子がすごいインパクトだ。力作です。宮沢賢治のプラトニックな男同士の恋もいい。何故だか泣けて仕方なかったのが「葛の花」武者小路実篤と妻・房子の話。胸がえぐられます。樋口一葉のジットリ冷静沈着な感じも切ない。太宰が主人公の「傷にしてナ...続きを読む
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