今西錦司の作品一覧
「今西錦司」の「今西錦司 生物レベルでの思考」「人類の祖先を探る 京大アフリカ調査隊の記録」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「今西錦司」の「今西錦司 生物レベルでの思考」「人類の祖先を探る 京大アフリカ調査隊の記録」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
社会をつくるのは人間だけではない。
トリやケモノには、順位制、テリトリー制、リーダー制、分業制などの社会的形態がある。
それは人間の社会をより下等にしたというものではなく、人間の感覚からははかりしれない独自の論理をもっている。
ダーウィン進化論の人間中心主義に疑念をもつ著者による興味深い生物社会論。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時
Posted by ブクログ
◯山極先生つながりで今西錦司の本を手に取ってみる。この本はかなり不思議な本である。元々この文庫本の思想がそうであるようだが、自然科学者のエッセイを文庫本としたようだ。まとまりがあるようでないような内容だった。
◯ただ、この著者のことはよく分かる。自然が大好きで、ちょっと変わった人で、頭の良い野生人と言った感じだった。
◯とりわけ山に関する記載が多い。このエッセイの一部を読んだ人は、冒険家か探検家と勘違いするのではないだろうか。
◯最も気になったのはオスについての記載である(ここ最近の関心事でもあるので)。オスが力を持て余し、それを吸い上げられて戦争を起こしているという。そんな発想は中々ないが、