作品一覧

  • たったひとつの冴えない復讐
    3.7
    1巻935円 (税込)
    復讐するのも、復讐されるのも、僕にしかできない――。 『襲名犯』で第59回江戸川乱歩賞を受賞し鮮烈デビューを果たした竹吉優輔の最新作! 私立恵堂学園に通う和泉七生は、2年生から特進クラスに編入を果たした。友人もでき、新しいクラスでもつつましく学園生活を送っていたが、ある日黒板に謎のQRコードが現れる。読み込むと、「ギン」という謎の人物による、櫛屋すみれへの過去のいじめを告発するという脅迫動画が映し出された。 告発までの期間は約1か月。だが、同時にいじめに関するクイズも出題される。 唯一の部外者である七生は探偵役を任命されるが、自分の過去の罪の意識から、復讐と贖罪の間でさまよい始める―― デビュー作『襲名犯』で不条理と再生を描いた乱歩賞作家の復活長編!
  • レミングスの夏
    3.0
    1巻858円 (税込)
    「レミングは自殺しない。集団で移動して、海や川を渡るんだ。必死で……新天地に向かうために」。計画の先に辿り着く。必ず、全員で――。誰の心にもある、中学時代の甘く、苦く、切ない思い出。江戸川乱歩賞受賞作家が、読む者の心の奥を揺さぶる。映画化もされた青春群像劇。ミステリアスな事件の結末とは?
  • 襲名犯
    3.4
    1巻792円 (税込)
    関東の地方都市で起きた連続猟奇殺人事件。ルイス・キャロルの詩に関連して、ネットの住人から「ブージャム」と英雄視された犯人は、6人を殺害した後、死刑が執行された。事件から14年後。突如として同じ手口の犯行が始まった。小指を切り取られた女性の惨殺体。「ブージャム」を名乗る血塗られた落書き。かつての被害者、南條信の双子の弟、南條仁のもとへ「襲名犯」からのメッセージが届けられる…。

ユーザーレビュー

  • 襲名犯

    Posted by ブクログ

    単行本を読んだが、文庫版で再読。デビュー作にして、江戸川乱歩賞受賞の傑作ミステリー。文庫化にあたり、加筆・修正されているようだ。単行本では、江戸川乱歩賞選考委員の作家センセイによる失礼なほどの酷評が掲載されていたが、文庫版ではカットされている。

    日本人の作家が、これ程のレベルで猟奇連続殺人事件とコピーキャットを描いた作品は少ないのではないだろうか。最後に明かされ真犯人と真犯人の歪んだ心…罪と犯罪の狭間で悩む若者…

    文章的に拙い部分はあるが、アイディアとストーリーは申し分無く、最後までハラハラしながら読み終えた。文章などは、これから磨けば良い。努力して身に付かないのは、着想と創造力だ。この作

    0
    2015年08月24日
  • たったひとつの冴えない復讐

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    よくありがちないじめの復讐もの。
    けれど復讐の手段がインターネットを使った告発だし、時期もコロナ禍ということで時代を感じました。

    何の関係もない主人公が、結果的に巻き込まれてしまったことには違和感があった。
    でも主人公にも心の奥に深い後悔を抱えていて、いじめの真相を調べていくなかで、自身の後悔とリンクしていき前を向ける機会と巡り会えたのがよかったと思う。

    いじめのきっかけが本当にくだらない。けど残念ながらこれが事実なんだと思う。
    因果応報ではあるけど、いじめのきっかけとなった人物が明らかになった途端今度はクラス全員でその人を虐げだし誰も助けないのが、いじめをしてしまう社会の縮図をよく現して

    0
    2026年02月14日
  • たったひとつの冴えない復讐

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    ミステリ慣れしていると先の展開は予想がつくタイプの物語だが、筆力が高いので答えあわせを楽しみながら読み進めれた。
    また、学園デスゲームものは成人してから読むと、読むのが辛くなることが多いのだが、この本は気恥ずかしさや青臭さを感じることはなく、その点も問題ない。良作だと私は思った。

    0
    2026年02月05日
  • 襲名犯

    Posted by ブクログ

    推理を楽しむというより、狂気を存分に楽しむエンタメ小説。読みやすいストーリーで、深く考えずに読める良作でした。

    0
    2024年12月07日
  • 襲名犯

    Posted by ブクログ

    ー 「あるべき形を取り出していただけなんだ」
    「あるべき形?」
    「上手く言えないんだ。ごめんな」 ー

    シリアルキラーものなのに、その周りの人々、その街に住む人々の気持ちを描こうとしていて、不思議なテイストに。
    警察小説に寄せようとして、少し中途半端な感じになってしまったのが残念だけど、伏線の回収もしっかりできていて面白かった。

    0
    2018年12月08日

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