【感想・ネタバレ】たったひとつの冴えない復讐のレビュー

あらすじ

復讐するのも、復讐されるのも、僕にしかできない――。
『襲名犯』で第59回江戸川乱歩賞を受賞し鮮烈デビューを果たした竹吉優輔の最新作!

私立恵堂学園に通う和泉七生は、2年生から特進クラスに編入を果たした。友人もでき、新しいクラスでもつつましく学園生活を送っていたが、ある日黒板に謎のQRコードが現れる。読み込むと、「ギン」という謎の人物による、櫛屋すみれへの過去のいじめを告発するという脅迫動画が映し出された。
告発までの期間は約1か月。だが、同時にいじめに関するクイズも出題される。
唯一の部外者である七生は探偵役を任命されるが、自分の過去の罪の意識から、復讐と贖罪の間でさまよい始める――

デビュー作『襲名犯』で不条理と再生を描いた乱歩賞作家の復活長編!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

よくありがちないじめの復讐もの。
けれど復讐の手段がインターネットを使った告発だし、時期もコロナ禍ということで時代を感じました。

何の関係もない主人公が、結果的に巻き込まれてしまったことには違和感があった。
でも主人公にも心の奥に深い後悔を抱えていて、いじめの真相を調べていくなかで、自身の後悔とリンクしていき前を向ける機会と巡り会えたのがよかったと思う。

いじめのきっかけが本当にくだらない。けど残念ながらこれが事実なんだと思う。
因果応報ではあるけど、いじめのきっかけとなった人物が明らかになった途端今度はクラス全員でその人を虐げだし誰も助けないのが、いじめをしてしまう社会の縮図をよく現していると感じました。


ギンや黒幕の正体はメタ的には分かりやすかった。
最後、ギンとすみれの後日譚のような話があったのもよかったです。
ずっとすみれやギンに会うことを望んでいた七生が2人と会って、どうなるのかを想像すると楽しいです。

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2026年02月14日

Posted by ブクログ

面白かった。
ミステリ慣れしていると先の展開は予想がつくタイプの物語だが、筆力が高いので答えあわせを楽しみながら読み進めれた。
また、学園デスゲームものは成人してから読むと、読むのが辛くなることが多いのだが、この本は気恥ずかしさや青臭さを感じることはなく、その点も問題ない。良作だと私は思った。

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2026年02月05日

Posted by ブクログ

クラスに届いたいじめを告発する脅迫状。復讐を止めるため、謎を解きながら真相に迫る様子が描かれています。中盤まではあまり惹き込まれませんでしたが、終盤はテンポが良くて犯人予想に掻き立てられました。ラストシーンも清々しかったです。

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2026年01月24日

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