用心棒稼業作品一覧

  • 陰流苗木(かげりゅうなえき)~芋洗河岸(1)~
    3.8
    1~3巻858円 (税込)
    神田明神下にある一口長屋に、妻子連れの侍が流れ着く。藩を食いつめ美濃を出てきた、その名は小此木善次郎。職業なし、金もなし、どこかとぼけたこの侍、じつは剣の達人と知れる。親切な住人や大家が揃う一口長屋に溶け込む一家だったが、長屋には隠された秘密があると知れ、善次郎はやがてその秘密の渦に巻き込まれていく――。3か月連続刊行、手に汗握る新シリーズ(全3巻)開幕!
  • 喧嘩大名 葵の秘剣
    値引きあり
    -
    口入屋から物騒な仕事を引き受け、町の悪党どもをばったばったと叩きのめす、長身の侍―なにを隠そうこの男こそ、御三家・水戸徳川家の跡取り、徳川光国その人であった。大藩の若さまでありながら喧嘩に明け暮れ、なによりも自由を愛する光国は、とある事情から藩の屋敷を飛びだし、危険な用心棒稼業に就いていた。そんななか、真田家や喜連川家、吉良家などの諸大名とかかわり、さまざまな事件を解決していった光国は、やがて、水戸徳川や幕府までをも巻きこむ巨大な陰謀を突きとめるのだが…。柳生十兵衛直伝の秘剣をあやつる正義の徳川光圀、若き日の活躍。著者渾身の新シリーズが、ここに開幕!
  • 斬! 江戸の用心棒
    -
    月島真十郎が剣術修行から江戸に戻ると、藩邸は竹矢来で閉ざされていた。老中の父が急死し、領地は召し取られていたのだ。帰る場所を失った真十郎は用心棒稼業を始めるが、お家騒動を巡る黒い噂を耳にして……。人気作家の新シリーズ!
  • 四十郎化け物始末 3冊合本版
    3.0
    元は江戸屋敷勤番の侍だった月村四十郎。この男、からすにつきまとわれているため“からす四十郎”と綽名されている。病気の妻を抱え、用心棒稼業で糊口をしのいでいたが、借金は増えるばかり。易者に「死相が出ている」と言われ自棄になった彼は、礼金は高いが用心棒仲間も嫌がる化け物退治を引き受ける。油問屋の巨大な人魂、そば屋の閻魔、医院の骸骨。次々に依頼が舞い込むが、その正体は……。化け物騒動の裏に見え隠れするのは、あやうい人の心の闇。「心に闇、人が化け物――」今日も四十郎は、そう呟くのだった。人気著者が放つ、「四十郎化け物始末」シリーズ3冊合本版!
  • 妖かし斬り 四十郎化け物始末 1
    3.6
    元は江戸屋敷勤番の侍だった月村四十郎。この男、からすにつきまとわれているため“からす四十郎”と綽名されている。病気の妻を抱え、用心棒稼業で糊口をしのいでいたが、借金は増えるばかり。易者に「死相が出ている」と言われ自棄になった彼は、礼金は高いが用心棒仲間も嫌がる化け物退治を引き受ける。油問屋に巨大な人魂が出るというのだ。だがその人魂の正体は…。人気著者が放つ、「四十郎化け物始末」シリーズ第1弾。
  • 戦国大名 県別国盗り物語 我が故郷の武将にもチャンスがあった!?(PHP文庫)
    3.0
    天下人となるチャンスが誰にでもあった動乱の時代に、我が故郷の武将は一体どうしていたのだろうか? 応仁の乱ののち群雄割拠する有力大名や、信長・秀吉・家康による天下統一だけが“戦国”ではない。地方各地に目を向ければ、自家の存亡を賭けて勢力拡大を目指した武将たちのドラマが見えてくる。本書は、室町幕府以降の全国各地の武将たちの野望と動向を、勃興期から47都道府県別に調べ尽くした一冊。「京都:足利一門では傍流だった細川家の出世」「山口:陶晴賢が大内氏を滅ぼしたのではない」「鹿児島:島津氏が頼朝の子孫を称する意味」「千葉:房総半島では意外に新参者の里見氏」「茨城:古河が関東の首都だった理由」「宮城:伊達藩家老は東北の名族だらけ」「愛知:名門織田家と用心棒稼業の松平家」など“それぞれの戦国時代”を克明に描き出していく。そこから導かれる「国盗り」から「天下取り」への条件とは? 戦国ダービー、いざ開幕!

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  • 谷中の用心棒 萩尾大楽 阿芙蓉抜け荷始末
    続巻入荷
    -
    江戸は谷中で用心棒稼業を営み、「閻羅遮」と畏れられる男、萩尾大楽。家督を譲った弟が脱藩したことを報された彼は、そこに政争の臭いを嗅ぎ取り、裏の事情を探り始める。そこで見えてきたのは、御禁制品である阿芙蓉(アヘン)の密輸を巡り、江戸と九州の故郷に黒い繋がりがあること。大楽は弟を守るべく、江戸の裏社会や藩政の内部に巣食う、強大な敵に立ち向かっていく――閻魔の行く手すら遮る男が、権謀術数渦巻く闇を往く!
  • 用心棒
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    荒川戸田の渡し近く、簀巻きにされた浪人風の男が助けられた。名は泥助(どろすけ)。男は助けられた縁で、上野池の端の安房屋に身を寄せる。用心棒稼業ながら、剣の腕はからっきし。昼間から酒をくらってぶらぶらし、女にだけはやたら手が早い。全くの役立たずにみえる泥助の正体は何者か。色と欲が渦巻く、江戸の闇の世界を舞台に、過去も未来も捨てた男の生き様を鮮やかに描く長篇時代小説。 ●多岐川恭(たきがわ・きょう) 1920年福岡県生まれ。東大経済学部卒。戦後、横浜正金銀行をへて毎日新聞西部本社に勤務。1953年『みかん山』で作家デビュー。『濡れた心』で第4回江戸川乱歩賞を、翌年には短編集『落ちる』で第40回直木賞を受賞。以降、推理小説と共に時代小説も旺盛に執筆した。
  • 用心棒稼業 (1)
    完結
    -
    兄の仇を追いかける武士・海境坐望、死に場所を求めて旅をする隠居侍・雷音大作、公儀鬼輪番を抜けた元忍びの夏海。年齢も身分も境遇も異なる凄腕三人が各地で用心棒をしながら困った人々を剣で救う、流浪の剣客人情時代劇。

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